空は澄み渡り山は日を追って
紅く染まっていくこの頃、
わが家のトウカエデも紅葉が始まった。
やがて殺風景な冬がやって来る。
寒さが増す中で暫くは
エアコンで寒さを凌いでいたが
ログハウスのリビングは吹き抜けで
しかも22畳と広いので
本格的な冬が来ると
薪ストーブが必要になる。
しかし、毎年のことながら
メンテナンスが大変なのだ。
煙突にタールが溜まると
煙道火災が起きる恐れがある。
煙突掃除は昨年までは
屋根に上がって行っていたが
今年は最下段の煙突を外して
室内から行うことにした。
煙突掃除のブラシは
ダッチウエスト社の代理店から
通販で購入したものだけど
簡単な構造ながら意外に高価だった。
継ぎ竿のように4本継になっている。
煙突の長さに合わせて
何本でも継ぎ足せる。
下からグイグイ押し込んでいくと
サラサラと煤が落ちて来る。
使い捨てマスクをして
煤を吸わないように注意深く行った。
最下段の煙突は戸外に持ち出して
掃除をしたが煤の量は下ほど多く、
上になるほど煤量は少ない。
全体としては
煤の量は予想より多かった。
着火は新聞紙2枚を
クシャクシャと丸め、
乾燥した板を幅が2cmほどに割り、
5,6本新聞紙の上に載せて着火する。
乾燥した板を焚き付け用に
たくさん割っておくと良い。
私はDIYの端材を2cm程度に
割ってストックしている。
大体これで一発着火して失敗はない。
煙突が温まるまではストーブの
ダンパーを開いておくので
燃焼ガスはストーブ内を
循環しないため煙突の煙が多い。
煙道が温まると煙道の引きが
良くなるのでダンパーを閉じる。
燃焼ガスがストーブ内を循環すると
二次燃焼、三次燃焼するため
煙突の煙は少なくなる。
燃焼効率が良い分だけ薪の消費量が
少なくなるというわけである。
ファンヒーターやエアコンのように
スイッチを操作するだけで
暖かくなるわけではなく、
メンテナンスや薪割りも大変な仕事だ。
市販の薪を使うと暖房費が高くつく。
私は森林組合から薪の原木を購入する。
3mほどの長さで届くため、
チェーンソーで玉切りする。
そして薪割り機で薪にする。
薪割り機など購入すると
初期投資がかなり要ることになる。
薪の保管場所として
薪小屋をDIYで建てた。
薪小屋らしくないが
裏面に回れば薪が詰め込んである。
薪小屋の分だけでは足りないので
野積みをした薪もある。
簡易な薪小屋がもう一つ必要なので
暇になったらDIYで作るつもりだ。
以上のように薪ストーブは
覚悟を決めてかからなければ使えない。
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