2014_11_21-1
空は澄み渡り山は日を追って
紅く染まっていくこの頃、
わが家のトウカエデも紅葉が始まった。
やがて殺風景な冬がやって来る。

2014_11_21-2
寒さが増す中で暫くは
エアコンで寒さを凌いでいたが
ログハウスのリビングは吹き抜けで
しかも22畳と広いので
本格的な冬が来ると
薪ストーブが必要になる。
しかし、毎年のことながら
メンテナンスが大変なのだ。
煙突にタールが溜まると
煙道火災が起きる恐れがある。
煙突掃除は昨年までは
屋根に上がって行っていたが
今年は最下段の煙突を外して
室内から行うことにした。

2014_11_21-3
煙突掃除のブラシは
ダッチウエスト社の代理店から
通販で購入したものだけど
簡単な構造ながら意外に高価だった。
継ぎ竿のように4本継になっている。
煙突の長さに合わせて
何本でも継ぎ足せる。
下からグイグイ押し込んでいくと
サラサラと煤が落ちて来る。
使い捨てマスクをして
煤を吸わないように注意深く行った。

2014_11_21-6
最下段の煙突は戸外に持ち出して
掃除をしたが煤の量は下ほど多く、
上になるほど煤量は少ない。
全体としては
煤の量は予想より多かった。

2014_11_21-4
着火は新聞紙2枚を
クシャクシャと丸め、
乾燥した板を幅が2cmほどに割り、
5,6本新聞紙の上に載せて着火する。
乾燥した板を焚き付け用に
たくさん割っておくと良い。
私はDIYの端材を2cm程度に
割ってストックしている。
大体これで一発着火して失敗はない。

2014_11_21-5
煙突が温まるまではストーブの
ダンパーを開いておくので
燃焼ガスはストーブ内を
循環しないため煙突の煙が多い。

2014_11_21-7

煙道が温まると煙道の引きが
良くなるのでダンパーを閉じる。
燃焼ガスがストーブ内を循環すると
二次燃焼、三次燃焼するため
煙突の煙は少なくなる。
燃焼効率が良い分だけ薪の消費量が
少なくなるというわけである。

2014_11_21-8
ファンヒーターやエアコンのように
スイッチを操作するだけで
暖かくなるわけではなく、
メンテナンスや薪割りも大変な仕事だ。
市販の薪を使うと暖房費が高くつく。
私は森林組合から薪の原木を購入する。
3mほどの長さで届くため、
チェーンソーで玉切りする。

2014_11_21-9
そして薪割り機で薪にする。
薪割り機など購入すると
初期投資がかなり要ることになる。

2014_11_21-10
薪の保管場所として
薪小屋をDIYで建てた。
薪小屋らしくないが
裏面に回れば薪が詰め込んである。

2014_11_21-11
薪小屋の分だけでは足りないので
野積みをした薪もある。
簡易な薪小屋がもう一つ必要なので
暇になったらDIYで作るつもりだ。
以上のように薪ストーブは
覚悟を決めてかからなければ使えない。