一日を終え、ゆっくり夕食を摂る。
一昨年に病気で入院して以来、
楽しみだった晩酌を止めた。

理由は健康への配慮である。
晩酌は日本酒で大きめの徳利1本、
ビールなら瓶入り1本を呑んでいた。
断酒した当初は
どんなに美味しいものを食べても
何か物足りない違和感があった。
それから2年経った今、
断酒に些かも違和感はない。
慣れるまで我慢することが
大切であるとつくづく思う。
食事が終わる頃、ニュースが始まる。
そして入浴しながらその日のこと、
過去のこと、在りし日の弟のこと、
そんな瞑想に耽る毎日である。
仕事の段取りを考えることもある。
そんな夜、お風呂の中で明日は
生垣の剪定をしようと思った。
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剪定前にすることがある。
初冬を迎えた今は
寒さに弱い鉢植えを夜は室内に、
朝はデッキへ出し入れが日課である。
多肉植物やサボテン、ハイビスカス、
メラルウカ、シクラメンなど
20鉢程度がある。
デッキにはオリーブ、ソテツなどもある。
冬だけのデッキガーデンである。
冬の季節はデッキに斜めの光が射す。
屋根があるので霜の心配もない。

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一昨日の雨でトウカエデが
落葉の末期を迎えている。
こんな風景に季節の移ろいを感じる。

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雨が降ると落葉が一気に進む。
お名残り惜しい気がするが
それも季節の移ろいである。

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こちらのアメリカ楓も落葉が進んだ。
完全に落葉した段階で冬剪定をする。
特に高さ制限をしなければ
放任すれば30mほどの高さになる。

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アメリカ楓は2本あり、
こちらはまだ葉っぱが残っている。

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地面を見るとアメリカフウの
葉っぱが地面を覆っている。
今日は生垣剪定ばさみを使って
レッドロビンの剪定である。

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レッドロビンは年に
4回ほど赤い新梢を伸ばす。
この樹種も放任すると
3mから4mほどの高さになる。
新梢が緑色に変わる頃まで
放任すると固くなって
剪定が困難になるので。
新梢が出るごとに剪定する。

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歳をとると腕力がないので
生垣剪定ばさみを使う手が
すぐに疲れてしまう。
特に肩の筋肉疲労が激しく、
その為、少しやっては休み、
少ししては休みするので
午前中の時間を費やしてしまった。

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私が剪定作業中デッキに出て
暫くは私の作業を遠目に見ていたが
その内に柔らかな日差しに身を委ね
居眠りをしているクラちゃんだった。
一昨日は病院へ行った。
ステロイドを3日分貰って元気になった。

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山の頂から始まった紅葉も
いまでは里山まで広がり、
庭の黄葉も末期を迎えた。
これから冬を迎え殺風景な
庭のシーズンになる。
そんなシーズンでも果樹には
寒肥を与え、冬剪定をしたり、
ツルバラの誘引などに忙しい。

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