都会の喧騒から逃れて
田舎暮らしを、。。。
そんな憧れをもって
物件を探しておられる方も
多いのではないでしょうか。
最近はテレビでも「住人十色」
という題目で田舎暮らしを
紹介した番組もあります。
とても優雅で素敵な暮らしを
紹介しているのでわが家でも
好んで見ている番組です。
でも都会から田舎の古民家に
移住を希望される方にとって
案外忘れられているのでは?
と思うことがあります。
本日のブログはそのことに
テーマを絞って
私見を述べたいと思います。
住みたい田舎があればそこには
神社があり、公会堂があり、
消防自動車など集落に
必要な施設設備があります。
それらを維持、運用する費用は
集落が負担することになります。
例えば消防車の車検、
買い替えの費用は自治体が
幾らかは負担しますが
大半は集落の住民が
拠出し合って
負担しているのです。
わが集落では十数年前に
神社の檜皮葺の屋根が傷み、
銅板葺きの屋根に変わりました。
後ろに見える祠の屋根を
銅板で、拝殿は瓦屋根に
葺き替えられました。
その費用は集落の住民から
浄財を集め、
およそ2千万円をかけて
屋根を葺き替えたのでした。
その他にも
集落の自治活動として
毎年300万円ほど
経費が掛かります。
一般的に自治会費と
言われる性質のものですが
わが集落では
協議費という名目で1年を
三期に分けて納めています。
その土地に移り住めば
こうした協議費が
請求されることになるのです。
協議費は消防車の燃料費、
消防車検費用、
公民館の電気代や水道代、
公共用地整備などの
夫役代として、
地域のお祭りや
行事の経費として、
子供会や老人会への
活動費補助などにも使われます。
住む場所が代わっても
電気代や水道代、下水代が
必要なことは解るのですが
説明した自治会費に
相当する費用は案外
見落とされているのでは
ないでしょうか。
こちらはわが集落の薬師堂です。
前の広場で盆踊りが催されます。
屋根も傷み、
建物自体も老朽化しています。
大きな地震が揺れば
倒壊するのでは?
そんな心配が現実にあります。
だから数年前から建て替えが
検討されているのです。
建て替え費用ですが
建築事務所に相談したところ
最低でも2千万円は
必要なようです。
昔は浄財で
賄われていたようですが
今は平等割と浄財を
併せて考える時代に
なっているようです。
他にも鐘つき堂、
稲荷神社などがあり、
次から次に老朽化するので
その負担は世代ごとに
永久にかかって来ます。
集落の方たちが先祖から
営々として守って来た神社や
仏閣がダム湖建設で沈んで
しまう現実があります。
こうした現実に
どう思われたのでしょうか。
複雑な思いがいたします。
昨日は沢山の方から応援を
頂きびっくりしました。
ブログネタがないので
集落を散歩して感じたことを
ブログにしたのですが
私の思いとかけ離れて
多くの応援にびっくりしました。
でも本当にうれしく思いました。
ありがとうございました。
田舎暮らしを、。。。
そんな憧れをもって
物件を探しておられる方も
多いのではないでしょうか。
最近はテレビでも「住人十色」
という題目で田舎暮らしを
紹介した番組もあります。
とても優雅で素敵な暮らしを
紹介しているのでわが家でも
好んで見ている番組です。
でも都会から田舎の古民家に
移住を希望される方にとって
案外忘れられているのでは?
と思うことがあります。
本日のブログはそのことに
テーマを絞って
私見を述べたいと思います。
住みたい田舎があればそこには
神社があり、公会堂があり、
消防自動車など集落に
必要な施設設備があります。
それらを維持、運用する費用は
集落が負担することになります。
例えば消防車の車検、
買い替えの費用は自治体が
幾らかは負担しますが
大半は集落の住民が
拠出し合って
負担しているのです。
わが集落では十数年前に
神社の檜皮葺の屋根が傷み、
銅板葺きの屋根に変わりました。
後ろに見える祠の屋根を
銅板で、拝殿は瓦屋根に
葺き替えられました。
その費用は集落の住民から
浄財を集め、
およそ2千万円をかけて
屋根を葺き替えたのでした。
その他にも
集落の自治活動として
毎年300万円ほど
経費が掛かります。
一般的に自治会費と
言われる性質のものですが
わが集落では
協議費という名目で1年を
三期に分けて納めています。
その土地に移り住めば
こうした協議費が
請求されることになるのです。
協議費は消防車の燃料費、
消防車検費用、
公民館の電気代や水道代、
公共用地整備などの
夫役代として、
地域のお祭りや
行事の経費として、
子供会や老人会への
活動費補助などにも使われます。
住む場所が代わっても
電気代や水道代、下水代が
必要なことは解るのですが
説明した自治会費に
相当する費用は案外
見落とされているのでは
ないでしょうか。
こちらはわが集落の薬師堂です。
前の広場で盆踊りが催されます。
屋根も傷み、
建物自体も老朽化しています。
大きな地震が揺れば
倒壊するのでは?
そんな心配が現実にあります。
だから数年前から建て替えが
検討されているのです。
建て替え費用ですが
建築事務所に相談したところ
最低でも2千万円は
必要なようです。
昔は浄財で
賄われていたようですが
今は平等割と浄財を
併せて考える時代に
なっているようです。
他にも鐘つき堂、
稲荷神社などがあり、
次から次に老朽化するので
その負担は世代ごとに
永久にかかって来ます。
集落の方たちが先祖から
営々として守って来た神社や
仏閣がダム湖建設で沈んで
しまう現実があります。
こうした現実に
どう思われたのでしょうか。
複雑な思いがいたします。
昨日は沢山の方から応援を
頂きびっくりしました。
ブログネタがないので
集落を散歩して感じたことを
ブログにしたのですが
私の思いとかけ離れて
多くの応援にびっくりしました。
でも本当にうれしく思いました。
ありがとうございました。
コメント
コメント一覧 (1)
こんばんは、拍手からコメントの書き込み、
ありがとうございました。
市税とは別に町会費、
それをわが集落では協議費と言っていますが、
納入する金額は高額です。
本日はその納入日でした。
山林など財産がある世帯は更に高額ですが
若い人は都会へ出て行きますので
あとに残る高齢者は大変なこともあります。
本日はありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
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