ログハウスメーカーのBESSで
ログハウスを建ててもらった。
その時に沢山の余材が発生したが、
それらは
全てが施主のものだと言われた。
大工さんも
「小屋くらいなら十分作るだけの
余材ですから建ててみますか」とも、
その時は
小屋を建てる自信もなかったが
ガーデンベンチやガーデンテーブルなど
作った経験はあったので
「やってみるか」という気になった。
そして建物基礎の遣り方や
屋根の葺き方などについても
解りやすく説明されている記事が
ネットに投稿されていることも知った。
見ると自分でも出来そうだと思った。
さらに庭小屋の作り方について
インターネットで調べていると
学研出版から「つくるシリーズ」として
「ガーデンハウスの作り方」という本が
出版されていることも知った。
それ以来、小屋作りは4たび経験した。
他にパーゴラを3騎作り、
宅地の周囲にフェンスを作り、
屋根付きのウッドデッキも作った。
それほど余材は大量に残っていたのだ。
ツーバイ材を使ったカントリー木工なら
大工の経験が無くても出来る。
理由は難しいホド組もいらないし、
カンナを使うこともないのに加えて
作りの荒さ、節穴、隙間があっても
それはいい意味での味だからである。
気楽な気持ちで始めることが
成功体験の秘訣であると確信した。
難しいと思って諦めては何も出来ない。
「為せばなる、為さねばならぬ何事も
為さぬは人の為さぬなりけり」
このことわざがもつ意味は
人という者はその気を持って臨めば
どんなことも出来るものだと教えているのだ。
私は庭小屋作りの経験を通して意味を学んだ。
最後にこの庭小屋づくりで使った
材料を整理しておこう。
ツーバイ材と羽目板以外に購入した材料は
基礎づくり、根太材として
檜9センチ角材(3m)、12mmコンパネ、
フェンス用基礎石、セメント、左官砂、
バラス、アンカーボルト、シンプソン金具
屋根材として
アスファルトフェルト
アスファルトシングル
アスファルトセメント、
シングル用特殊釘
水切り板、屋根頂部の傘板、
雨樋と付属部品一式
骨格づくり、壁材として
12mmコンパネ、透湿防水シート
シンプソン金具各種多数、
防腐塗料ノンロットN205
窓づくりとして
ダボ栓、あおり止め6セット
蝶番大小10枚、ドアノブ1個、内鍵6セット
資材費はツーバイ材と羽目板を除いて
合計およそ20万円ほど使った。
小屋のセットを買えば大きさにもよるが
50万円は下らないだろうと思う。
手間暇がかかるので定年退職後でなければ
出来ない仕事ではあるが遣り甲斐はある。
DIYに挑戦する方が増えることを願う。
DIYに挑戦する方が増えることを願う。