山里の暮らし

山里で畑を耕し、庭づくりに励み、カメラを手に四季の移ろいを追い
ガーデン庭小屋やパーゴラ作りのガーデン木工を趣味として気ままに
山里の暮らしを愉しんでいる日々の生活日記。

2014年02月

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ログハウスメーカーのBESSで
ログハウスを建ててもらった。
その時に沢山の余材が発生したが、
それらは
全てが施主のものだと言われた。
大工さんも
「小屋くらいなら十分作るだけの
余材ですから建ててみますか」とも、
その時は
小屋を建てる自信もなかったが
ガーデンベンチやガーデンテーブルなど
作った経験はあったので
「やってみるか」という気になった。

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そして建物基礎の遣り方や
屋根の葺き方などについても
解りやすく説明されている記事が
ネットに投稿されていることも知った。
見ると自分でも出来そうだと思った。

2014_03_01-3 
さらに庭小屋の作り方について
インターネットで調べていると
学研出版から「つくるシリーズ」として
「ガーデンハウスの作り方」という本が
出版されていることも知った。
それ以来、小屋作りは4たび経験した。
他にパーゴラを3騎作り、
宅地の周囲にフェンスを作り、
屋根付きのウッドデッキも作った。
それほど余材は大量に残っていたのだ。

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ツーバイ材を使ったカントリー木工なら
大工の経験が無くても出来る。
理由は難しいホド組もいらないし、
カンナを使うこともないのに加えて
作りの荒さ、節穴、隙間があっても
それはいい意味での味だからである。
気楽な気持ちで始めることが
成功体験の秘訣であると確信した。

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難しいと思って諦めては何も出来ない。
「為せばなる、為さねばならぬ何事も
為さぬは人の為さぬなりけり」
このことわざがもつ意味は
人という者はその気を持って臨めば
どんなことも出来るものだと教えているのだ。
私は庭小屋作りの経験を通して意味を学んだ。

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最後にこの庭小屋づくりで使った
材料を整理しておこう。
ツーバイ材と羽目板以外に購入した材料は
基礎づくり、根太材として
檜9センチ角材(3m)、12mmコンパネ、
フェンス用基礎石、セメント、左官砂、
バラス、アンカーボルト、
シンプソン金具
屋根材として
アスファルトフェルト
アスファルトシングル
アスファルトセメント、
シングル用特殊釘
水切り板、屋根頂部の傘板、
雨樋と付属部品一式
骨格づくり、壁材として
12mmコンパネ、透湿防水シート
シンプソン金具各種多数、
防腐塗料ノンロットN205
窓づくりとして
ダボ栓、あおり止め6セット
蝶番大小10枚、ドアノブ1個、内鍵6セット
資材費はツーバイ材と羽目板を除いて
合計およそ20万円ほど使った。
小屋のセットを買えば大きさにもよるが
50万円は下らないだろうと思う。
手間暇がかかるので定年退職後でなければ
出来ない仕事ではあるが遣り甲斐はある。
DIYに挑戦する方が増えることを願う。


小屋を建てるっていうことは
屋根葺きや建具なども全てを
作るということになると思います。
私がネットで小屋作りの情報を
調べた中では殆どの方が全てを
製作されていました。
例外として基礎工事だけ業者に
頼んでおられる方がありました。
コンクリートを練る作業は
その量が多いと大変なことです。
それを考えると納得出来ます。
ドアーはホームセンターに市販品が
ありますが化粧板貼りの物が多く、
価格も一万円前後しておりました。
アルミ製なら更に高くなります。
買えば簡単ですがアルミ製では
庭の趣が損なわれたり化粧板製では
耐久性に問題がありますので
自分で作ることにしたのでした。
やってみれば二日ほどで出来るものです。
作り方は多様な方法があると思います。
私は自分独自の方法で考えたのですが
以下にその作り方の報告をいたします。

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外枠にツーバイ材を使っています。
まずは溝切りをします。
溝切りは溝幅に合わせて電動丸鋸で
線状に数本の切り込みを入れます。
切り込みの深さは電動丸鋸の
ベースの位置で調整しておきます。
附属品の平行ガイドは必須です。
無い場合はホームセンターで
ひとつ買っておけば重宝します。
切り込みを入れるときに
うっかりすると歯の厚み分だけ
溝が広かったということがあります。
丸歯の厚み分を考慮しなかったための
よくある失敗例です。
なお、ツーバイ材はクランプで
しっかり固定することが
安全上とても必要なことです。

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溝の幅に見合った切り込み部を
ノミでさらえ取った状態です。
溝幅19mmの内側に丸鋸で
数本ほど線状に切り込みを入れたあと
ノミで掬えば簡単に溝が出来ます。

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ドア枠を組むための加工をします。
これも丸鋸で線状に切り込みをした後、
ノミで掬えば簡単に加工出来ます。

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ノミで削り取った状態です。
左から3番目は切り込みが浅く
左側に薄いヘラが残っています。

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枠組みが出来る形になりました。

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ばっちり組み込みが出来ました。
木工ボンドとダボ栓は入れていません。
内側の溝にそって板を入れてから
最後に枠組みを完成させ、
木工ボンドと横方向からコーススレッドを
入れたあとダボ栓でねじ頭を隠します。

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ドアー枠の形になりました。
まだボンドはついておりません。
溝にそって内側に板を入れてから
枠組みを完成させます。

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内溝にまだ板が入っておりません。

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ドアノブをつける部分は
ツーバイシックスの方が幅広で
ドアノブを埋め込むのに都合が
良かったのではないかと
後になって反省しました。
ドアノブ取り付けは木部を
彫る範囲が広いので幅広の
木材を使った方が無難です。 
 

2014_02_25-1
二月になるとわが家の庭にマンサクが咲く。
マンサクは「まず咲く」をもじって
マンサクと名付けられたとも聞いた。
真偽のほどを確かめたこともないが
冬の厳寒期から咲き始めるマンサクは
「まず咲く」に相応しく我が家の庭でも
二月の早い時期から開花する。
そしてサンシュユが三月中旬の頃から
咲き始め黄色一色で春を告げてくれる。

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こちらは馬酔木である。
日曜日頃からめっきり暖かさが増し、
春の陽気に誘われてつぼみが
膨らみ始めたのである。
アセビは馬酔木と書く。
馬酔木には毒があり、馬が食べると
酔ってしまうのが語源である。
田舎では近年は鹿が増えた。
ケヤキなど植林しても
鹿の食害のために特別な
防護法を講じなければ育たない。
ところがこの馬酔木だけは
鹿の食害に会わないので
山ではたくさん見かける事が出来る。
わが家の馬酔木も山採りしたものである。

2014_02_14-5
暖かくなると戸外での作業が楽しい。
わが家の庭向こうの山裾で伐採した
雑木類を畑で燃やすことも
田舎暮らしでは重要な仕事である。

2014_02_14-2
夏にトマトやキュウリ、茄子など
野菜育ての竿竹や杖なども
冬の間に焼却処分をする。
ひと夏使うとカビなどが生え、
繰り返し使うと野菜に
うどんこ病などの病原菌が
付く原因になるからだ。

2014_02_14-3
こちらは私に趣味の一つ、
焚火をする石囲いの炉である。
火を焚き、炉の傍に佇んでお茶を呑むと
田舎の風情が心地よく身に滲みる。

2014_02_25-3
薪づくりもあらゆる機会に取り組む。
山に生えているタラノ木が枯れたので
切り倒して薪ストーブサイズに玉切りした。
細いものばかりで長時間燃焼してくれないが
細いものは焚き付けとして重宝するのだ。

2014_02_25-4
今日は妻も暖かさに誘われて
ツルバラを植える為の
煉瓦囲いを作っていた。
どうやら向こう側の青いアーチに
誘因するつもりらしい。
暖かくなると戸外の作業が楽しい。

2014_02_23-1
歳をとると月日が早く流れていく。
この前にお正月をした。
そして2月早々には節分だ、やれ、
神様のお正月だと言っていた。
それが今週末はもう三月になる。
年月があっという間に過ぎてゆく。
日曜日の今朝は寒さ除けのために
室内に入れていた鉢植えの植物を
戸外に出すことから始まった。
太陽が少しずつ高くなり、今では
陽の光が室内まで届かなくなった。
デッキの屋根が陽ざしを遮っているのだ。
鉢植えをデッキへ出し終わると次は
株元へていねいに水遣りをする。
そして
庭に並べた鉢植えにも水を遣り、
ひと通り終わる頃は時刻もすでに
11時を少し廻っていた。

2014_02_23-2
日射しが暖かな日は女房も
花壇の手入れに精を出す。
園芸店で買った花苗も
寒い間は軒下に放置してあったが
暖かくなると庭に出て何やら
寄せ植えをしていたようだった。
寄せ植えといっても花はまだ無い。
暖かさが本格的になる春は
この寄せ植えにも花が咲き、
見た目もまた違っていることだろう。

2014_02_23-3
午後は基礎石底部の
バラスの量を調整して
パーゴラの水平を出し、
脚部の間隔を調整したあと、
コンクリートで固める作業だった。

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左官用の砂は土嚢袋入りで25kg、
三分バラスは15kg入りである
価格は298円と237円である。
これをポルトランドセメントに混ぜる。
歳をとると
バラスや砂の袋が一層重く感じられる。
重量物を持った翌日は決まって腰が痛むのだ。

2014_02_23-5
トロ船にセメント:砂:バラスを入れ、
空ネリをして混ぜ合わせたあと
水を入れてさらに練り合わせる。
配合比率は1:3:6が
良しとされるが私は容積比で
大きめの酌を使って比率を決める。
2:3:2の比率で合わせた。
酌で4杯、6杯、4杯の量である。
2014_02_23-6
基礎石の底部には砕石を
10cmの厚みで入れて
突き固めている。

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練り合わせたコンクリートを
流し込んで固まるのを待つ。
地表面上より低めに、表面は
盛り土にしてコンクリートを
隠すつもりである。
固まれば強風に煽られて
もう倒れることはないだろう。

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作業が終わる頃は太陽が西に傾き、
陰が長く伸びて1日が暮れて行った。
そしてパーゴラに防腐塗料を
塗り終わる頃には太陽は
すっかり山に落ちて冷えこむ
いつもの冬に戻っていた。
明日以降も日中は今日のように
暖かさが続くといいな。

2014_02_22-1
寒かった2月中旬も終わった。
下旬になって来ると
デッキのクリスマスローズも
花数が増えて綺麗になった。
陽ざしが強くなって日照時間が
長くなると植物は眠りから覚める。

2014_02_22-2
早くから咲いていたクリスマスローズ。
咲き始めの頃は花茎が短く
花も鉢土にへばりついていたのに
最近は花の茎が伸びて
美しい姿になっって来た。
クリスマスローズは早春の名花である。

2014_02_22-3
地植のクリスマスローズや
スノードロップも漸く咲き始めた。
来週あたりから気温は
グッと上がって春めいた
陽気になるという。
その一方で暖かくなると
杉花粉の飛散が始まる。
アレルギー性鼻炎の
持病がある人にとって
辛いシーズンの始まりでもある。

2014_02_16-1
週初めの強風で倒れたパーゴラ、
薔薇も被害が甚大になったし、
ベンチ形コンテナボックスも
無惨に壊してしまった。
ツル薔薇はサマースノーとヘリテージ、
今年はツルが成長していたので
花咲く頃を楽しみにしていたのに。

2014_02_22-4
今日はパーゴラの復旧にかかった。
基礎石の穴を掘り、バラスを入れ、
水平を出すことから始めた。
倒れる前は基礎石を地面に置いただけ、
それでも台風に持ち堪えていたのに、
今回の突風はそれほど凄まじかったのか?

2014_02_22-5
周囲の基礎石との水平も合わせた。

2014_02_22-6
倒れたパーゴラを起こすには
私と女房とでは重くて作業が
危険だと思ったので少しでも
軽くしたいと頂部の部分を分解する。

2014_02_22-7
基礎石の位置決めが難しいので
コンクリートで固めるのは
パーゴラが立った後の予定である。

2014_02_22-8
パーゴラが基礎石に納まった。
小さな傾きを調整するには
三分砕石の量で調整する。
パーゴラの傾きや脚部間隔の調整が
完了した段階でコンクリートで固める。

2014_02_22-9
この機会に防腐塗料を塗り、
そして傷んだバラに手を入れる予定。
コンクリートで固めるまでの間、
支え棒を両側に入れておく。
台風が接近する前にはいつも
支え棒をこのように入れていた。
これまで突風が吹くことなど
なかったことで想定外の倒壊だった。

シリーズ、「庭小屋を建てる」で
投稿をしております。
一作目の庭小屋は写真を
撮っていないことが多いので
ここでは庭小屋二作目の
写真を使って説明しています。
施工方法はどちらも同じです。
2014_02_20-1
野地板の代わりに12mmの
コンパネを貼っています。

2014_02_20-2
写真はアスファルトフェルトです。
製造メーカーにより商品名が違います。
アスファルトシングル同様に
カッターナイフで切ります。

2014_02_20-3
アスファルトシングルを屋根に
貼り付ける工具、タッカーです。
タッカーのステーブル(針)は
ホッチキスのステーブルと
同じ形状をしています。
本格的なタッカーは価格が
およそ6千円程度と高価です。
仕事で使うなら買えますが
小屋が出来上がれば
後々使うものではありません。
だから私は工芸用のミニタッカーを
1980円で購入しました。
アスファルトシングルに
特殊釘を打つのでこれで十分です。

2014_02_20-4
アスファルトシングルは
アスファルトセメントと
特殊釘を使って屋根に貼ります。
全面に塗る必要はなく、
周辺に塗って貼り付けます。
アスファルトセメントは太陽熱で
溶けて下地にしっかり貼り付きます。
そして
アスファルトフェルト専用の
特殊釘(写真で箱入り)を
一枚あたり
3本打ち込んで留めました。
釘を打つ位置は切り込みのある位置から
1センチほど下がった部分になります。
次の写真で釘が写っているのが見えます。

2014_02_20-5
下から上に順番に貼っていきます。
最下段は切り込みが上になるよう
逆さにして貼り、更にもう一枚を
切り込みが下になるようにして
重ねて貼ります。最下段だけ
2枚重ねになるわけです。

2014_02_20-6
最下段は今度は切り込みが下に
なるように重ねて貼ります。
更に上段から縦幅半分重ねて
貼っていくので特殊釘は隠れます。
アスファルトシングルを切る場合は裏面に
カッターナイフで切り目を入れたあと
折り曲げると綺麗に切断分割出来ます。

2014_02_20-7
切り込みの位置をずらしながら
幅半ずつ重ねて上に進んでいきます。
特殊釘は次の段に貼り付ける
アスファルトシングルで
隠れますので打ち込んだ場所から
雨水が滲み入ることはありません。

2014_02_20-8
頂部も半幅重ねて貼っていきました。

2014_02_20-9
こちらは頂部に傘板トタンを使いました。
軒の部分には水切り板を付けています。

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頂部の傘板を付けています。
軒周りに水切り板を付けると
見栄えが良くなります。

2014_02_18-7

傘板の余った部分は切り開いた後
折り曲げて棟木を隠すようにしました。
周囲は水切り板を付けています。
傾斜が緩いので楽に屋根葺きが出来ました。
葺き方はネットでも出ています。
私は若干自己流になったかもわかりません。

2014_02_18-7
屋根はアスファルトシングル葺き、
水切りはホームセンターに
あるもので代用している。
きちんとした水切りをつける場合は
建材店で取り寄せる必要がありそうだ。
そして壁のコンパネ貼りが終わると
透湿防水シートを張ったが
これは100m単位の巻物で
売られているのでかなり余りが出た。
物置小屋なので必要がなかっただろう。
なお、屋根葺きについては後日に投稿する。

2014_02_18-8
透湿防水シート下から上へと進めていく。
透湿防水シートを周りに貼り終えたら
次の工程は羽目板を張って外壁としたい。

2014_02_18-1
窓建具を作るのは初めてのこと、
したがって自己流の製作方法である。
窓外枠の組みたてが終わり
中の桟を組み込みは溝を彫って
そこに桟をはめ込んみ
木工ボンドで接着をした。
木工ボンドが乾くまで
クランプで圧接している。
写真は窓の外側である。

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写真ではよくわからないが
窓の内側は12mmほど
枠表面より窪みで落ち込んでいる。
2014_02_18-9
それはガラスをはめ込んだあと
桟木で抑え込むためである。
解りやすく言うと外枠の
一辺の断面がL型になっている。

2014_02_18-2
窓枠の室内側を写す。
一つ目は試作を兼ねて、
二つ目以降は要領が判り
作業も進んでいく。

2014_02_18-10
木工ボンドが乾くと白いペンキを塗る。
小屋には白い縁取りが似合う。

2014_02_18-11
まだガラスは入っていない。

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ガラスを入れ枠の窪みに
ガラス押さえの桟木を入れて
木ビスで留めている。

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塗装後にガラスを入れている。
ガラスは自分で加工せずガラス店にて
現物合わせで加工してもらった

2014_02_18-6
窓に取り付けた写真。
煽り止めをつけている。
上部に内鍵の金具が見える。

2014_02_16-1
2月中旬になったこの頃は
日中の気温も上がらず
毎日がひと桁台の気温である。

2014_02_16-2
東京でも20cm超の積雪を
記録したそうで歴史的にも
希な大雪だというニュースが、

2014_02_16-3
わが地方でも雪が降り、
強風が吹き荒れた。
台風でも来ない限り
倒れる筈もないパーゴラが
倒壊してしまった。
サマースノーやヘリテージと
言う名前のバラが
パーゴラに絡みついていたが
無残にも倒れて瀕死の重傷である。

2014_02_16-4
それに昨年の秋に作った
ベンチ形コンテナボックスが
パーゴラの下敷きになって
修復困難な状態まで壊れている。
すっかり気落ちしてしまった。

2014_02_16-5
小屋に掛けていたフォトフレームも
まさかの落下でガラスが粉々になった。

2014_02_16-6
鉢植えも倒されたが植木鉢はセーフ。

2014_02_16-7
開花が間近になった椿も倒れている。
風の悪戯で一夜のうちにこの惨状である。
昼間の庭仕事の最中でなくて良かった。
不幸中の幸いと思っておこう。

2014_02_16-8
ベンチ形コンテナボックスの
壊れる前の姿はこうだった
春になると花数が増えて綺麗に
なるであろうと楽しみにしていたが
すべたが泡沫となって消えてしまった。

2014_02_16-9
女房が白いペンキを塗り、
寄せ植えをしてくれたことが
水の泡となって消えたということ。

2014_02_16-10
パーゴラはこんな状態で立っていた。
基礎石をコンクリートで固めておけば
こんな惨状にはならなかっただろうに、
今更悔やんでも遅いので立て直す時には
コンクリートで回りを補強して二度と
こんなことにならないように、
この体験を無駄にしないようにしたい。。

2014_02_16-11
サマースノーはこれよりも
更に大きく伸びて今年の春は
パーゴラいっぱいに咲いてくれると
期待していたのに
風の悪戯にしてもひどすぎる。

2014_02_14-6
薪ストーブというもの
その温かさが羨望されているが
それとは裏腹に使うことを
維持するうえでは大変な
労力がかかるものである。
忙しい方には全く不向きな
暖房器具であると思う。
ある時は原木の玉切り作業、
ある時は薪割り作業、
そして煙突掃除もあれば
本体に溜まった灰の始末もある。
薪になる原木を山から
取り出すとなれば尚更である。
長年使っていると
メンテナンスの面でも
構造部の気密性を保つための
ガスケットパッキン交換も
しなければならない。
エアコンのように
スイッチを操作すれば
簡単に暖房が利く
という訳にはいかないのだ。
2014_02_14-1
煙突は内部に煤と一緒に
タールという物質が付着する。
乾燥状態が悪い薪を焚くと
燃えにくさに加えて更に
タールの付着量が増えるのだ。
このタール付着を放置すると
煙突内で燃えるために煙道火災の
発生原因になると云われている。
だから毎年一度は煙突掃除も
しなければならない。
年老いてくると平衡感覚が鈍り、
高いところも苦手になる。
高所転落の危険にあっては
 暖房どころの話ではない。
田舎でも高齢化が進み若い世代との
同居家庭が少なくなった。 
年老いてくればやっぱり手軽な
エアコンなどの暖房器具に
頼らざるを得ないのだろう。


2014_02_10-5
庭小屋の骨格が出来上がると次は
コンパネを側面と屋根に貼ります。

2014_02_12-1
屋根は片側の幅が
コンパネ一枚の長さです。
そのため垂木やコンパネは加工が
少なく作業が楽に出来ました。
尾根にはトタン製カバーを
付けることになっています。

2014_02_12-2
側面のコンパネも進みました。
屋根の幅も側壁の高さも
コンパネの長さを考慮して
設計することが大切だと
あとで気が付きました。
屋根はアスファルトシングルの
幅や枚数を考慮して
屋根幅と屋根の長さを設計する
ことも大切なことだと思います。

2014_02_12-3
一人で作業するときに
クランプは役立ちました。
この状態でコーススレッドを
打ち込んで固定します。
クランプは建具を作る時にも
あると便利な工具です。

2014_02_12-4
雨が降ったときのことを考えて
トタン製のカバーを早めに
屋根の頂部に被せています。
仮つけなので風で飛ばないように
ツーバイ材で重しをしています。

2014_02_12-5
コンパネ貼りもいよいよ
妻壁部分だけになっています。

2014_02_12-6
妻壁部分を貼り終えました。
次は屋根葺きと建具の製作です。
建具が出来るまで雨除けのため
窓は厚めの紙で塞いでいます。

今日はここまでです。
次回もお楽しみください。

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