山里の暮らし

山里で畑を耕し、庭づくりに励み、カメラを手に四季の移ろいを追い
ガーデン庭小屋やパーゴラ作りのガーデン木工を趣味として気ままに
山里の暮らしを愉しんでいる日々の生活日記。

2014年12月

2014_12_29-1
学校の卒業式の頃から
四方(よも)はめっきり
春めいてゆく。
集落の雑木林は
木の芽が膨らみ、
冬木立が赤みを帯びる。
待ちわびた春の風、
愛犬と共に歩く散歩道。
生命が躍動する
春の訪れである。
春の川面 (かわも)は澄みわたり
清らかな流れが美しい。
足もとに目をやれば
土筆(つくし)が時候の挨拶をする。

2014_12_29-2
陽光うららかな小春日和、
農道を歩くとこぼれダネで
生えたムスカリの青い花が
畦をコバルトブルーに染めた。

2014_12_29-3
農道を歩けば季節が
移ろう様子が顕著である。
冬の終わりをいち早く
報せる(ふき)(とう)に花が咲いた。
子供の頃、春休みに祖母と
摘んだヨモギの思い出。
昔は節句や彼岸に
ヨモギ餅やおはぎを
食べるのが楽しみだった。
四季が移り変わる中で
季節の趣きを愉しんだ。
しかし時代が進み、
社会が高度化する中で
田舎の生活様式が
都会化してゆく。
古い田舎文化が廃れゆく今、
昭和世代の私には
昔の方が良かったという
思いがしてならない。

2014_12_29-5
集落の人々の営みを
江戸時代から眺めて来た
神社の大サクラ、
昔は秋祭りになると
村々の神輿(みこし)
この神社に集結したが、
集落に若者が減り
担ぎ手が減った今は
祭りも簡素に
なった。
心と心をつなぐ集落の
行事が簡素になれば
同時に人と人の交流も
疎遠になってゆく。

2014_12_29-6
道路に面した田圃が
宅地に転用された。
そこに咲く花が
一面を黄色に染める。
痩せた地面では
適応能力のある花だけが
育っているのだろう。
群生とは一部の植物だけが
育つ土壌環境の場合が多い。

2014_12_29-7
アスファルト道路の道端にも
園芸種の花が見られる。

2014_12_29-4
菜の花が咲く頃に
山霞みが見られる。
それも春の情緒である。
季節の移ろいを
見ながら歩るくと
日頃見えなかったものが
見えるようになるものだ。

昨日は餅つきをし、
買い物のお使いに行き、
忙しくてブログ更新を
できませんでした。
それでもたくさんの方に
アクセスをいただき、
うれしく思っています。
今日は今年の春に
散歩道で撮った写真で
ブログを書きました。
カメラを手にする暇も
なかったのでした。
今年も今日1日だけに
なりました。
良いお年をお迎えください。

2014_12_28-8
これから小屋づくりに
挑戦しようと
いう方には
学びの参考になるお店で、
ブログも出しておられます。
リンクを貼っておきますので
カテゴリーの「工事の記録」を
ご覧になってください。
Footpath BLOG

私が初めてFootpathを訪れたのは
2013年3月上旬でした。
お店の庭が
園芸誌でも
紹介されていました。

 2014_12_28-7
学研出版の
「ナチュラルガーデン」、
~庭づくりの秘密~
にFootpathが
掲載されていたのです。
本業は
造園
土木業ですが
インテリア関係の商品や
ガーデン雑貨、アンティーク、
古道具などのショップと
カフェレストランがあります。
現在は造園土木業以外は
休業中です。営業再開を
待ちわびているガーデナーは
私だけではない筈です。

2014_12_28-1
私がここを訪れたときは
お店を改造されていたようで、
休業中でしたので建物の
写真だけ撮らせていただきました。
ブログを見ると本業の造園土木は
営業されているようです。
お店には素敵な庭小屋が
いろいろあって楽しめます。
この小屋の奥に
メインハウスがあります。

2014_12_28-2
書籍で見たハウスそのままでした。
このハウスがメインショップのようです。

2014_12_28-3
いろんな小屋を拝見すると
庭に小屋などの構造物を
作りたいと考えている方には
参考になることが多くあります。
ドアの形、ドアハンドル、
ドアヒンジなど何かと
参考になって楽しかったです。

2014_12_28-4
ここにある庭小屋などは
すべてFootpathが
作られたものです。
施主様の庭でも
たくさんの小屋づくりを
紹介されていますのでぜひ、
ご覧になってください。
ブログの工事記録を見ると
小屋づくりの進捗状態が
説明してあるので
とても参考になります。

2014_12_28-5
この小屋のデッキを解体して
新しく作り替えをされている様子も
ブログで紹介されています。

2014_12_28-6
施主様によっては小屋のイメージを
イラストして注文されています。
それがイメージどおりの
小屋になっていく進捗状況が
ブログで紹介されていました。
まるでヨーロッパの庭にある
素敵な小屋づくりが
紹介してあるのです。
カフェやランチも
早く営業再開されることを
待ちわびている私です。

今年もあと3日になりました。
私の庭づくりは思っていることが
なかなか進んでいきません。
暑くなると庭づくりは出来ませんので
年明けからも寒さを堪えて
頑張って行きたいと思っています。
今日も沢山の方にお越しいただいて
ありがとうございました。
拍手やコメントも嬉しかったです。

2014_12_27-1
「庭に小路(こみち)をつくる」のつづきです。
作業に着手する前を2012年6月の
写真で説明します。
写真はパーゴラの下から
梯子の横を通って、
右にカーブする庭の動線です。
この動線をレンガの小路(こみち)にすべく
DIY作業をしているのです。

2014_12_27-2
前出の梯子の右側から
前方にカーブしながら
レンガの小路(こみち)が伸びています。
防草シートを敷き、
上にレンガを並べます。
防草シートは真砂土で
隠していますが仕上げの
段階ではないので真砂土は
まだまだ継ぎ足します。
この状態は小路(こみち)の概形を
作っている段階なのです。

2014_12_27-3
写真です。
前出の写真を反対側から
見た状態だと思ってください。
レンガの小路を覆っているのは
ログハウスの端材です。
この端材の下は排水対策の
透水管を埋めています。
そこに夏草が生い茂るので
ここに防草シートを貼り、
レンガの小路を付けるのです。

2014_12_27-4
木片を剥がしレンガを敷くと
小路の概形がほぼ出来ました。
レンガはまだ68個残っています。
更に買い足してアプローチと
小路を結合したいと考えています。

2014_12_27-5
右の花壇は杉の丸太で
縁取りをしてその横に
枕木を並べていました。
この際、杉の丸太を撤去して
花壇の縁取りを枕木に
替えることにしました。

2014_12_27-6
枕木を移動し、
杉の丸太を撤去しています。
杉はボロボロに腐っているのに
枕木は接地面も防腐効果を
発揮して大丈夫です。
クレオソート注入なので
防腐効果は抜群ですが
この薬剤は発がん性があるので
使われることは少ないようです。

2014_12_27-7
枕木を花壇の縁取りに使うと
見かけがすっきりしました。
防草シートは透水性なので
排水性は悪くならないと思います。
しかし、梅雨の頃を過ぎないと
今は心許(こころもと)ない気がしています。

2014_12_27-8
この日の作業は終わりました。
この先は右に90度カーブして
パーゴラの下をくぐり、
アプローチにつなぐ予定です。
年内には完成しませんが春までに
ケリをつけたいと思っています。

母が入院しましたので昨日は
ブログを休みました。
1月20日に私も入院の予定です。
年明けして入院後、
しばらくブログを休止しますが
退院後は復帰しますので
これからもよろしくお願いいたします。
いつもたくさんの方に来ていただき
大変うれしく思っています。
拍手や応援ありがとうございました。

2014_12_25-1
秋が終わり集落を囲む山々が
冬木立ちに変わってゆく。
その頃からわが家の花壇は
冬枯れになり堆積した
落ち葉の下では
早春の草花たちが春の
到来を待って準備を始める。
人もまた同じである。
雪解けを待って田を起こし、
雪解けの水が苗代を潤す。
太古の昔から続いて来た
人間の営みである。
そんな光景を越中五箇山で
目の当たりにした時に
私はここに旅して良かったと
感動を覚えたのだった。

2014_12_25-2
私が住む地域は
そんな豪雪地帯ではないが
長い冬の眠りから覚めた
草花たちの活動を見ると
それに似た感動を覚えるのだ。
クロッカスが落ち葉の下から
芽を出し、花を咲かせる。
冬から春の移ろいに目覚めて
先頭を切って咲く花である。
その花の開花を見て
私もまた、春の訪れを感じ、
移ろう四季に感動するのである。

2014_12_25-3
クロッカスは草丈が短く、
チューリップのような派手さはないが
まわりに落ち葉以外の何もない頃に
咲く花なので上から見下ろして
楽しめる草花であるように私は思う。

2014_12_25-4
水仙のティタティタ、
この花が咲く頃は三月上旬である。

2014_12_25-5
三月上旬の頃は
陽射しも眩いほど強くなる。
詩人、服部嵐雪の
「梅一輪一輪ほどの暖かさ」を
肌で感じる季節でもある。


2014_12_25-6
早春の花と言えば
ムスカリも然りである。
球根の草花で一度植えれば
放任状態で増えてくれる。
年末の頃から葉っぱを出して
春が来るのを待っている。

2014_12_25-7
早春から5月頃にかけて
咲くバイモユリ。
耐寒性秋植え球根の植物で
高温多湿には弱い。
そのため植えっぱなしでは
難しい花である。

2014_12_25-8
初冬から咲くパンジー、
わが家ではバーミキュライトを
苗床にしてタネから育てる、
3月初旬は苗も小さいが
暖かさが本格的になると
草丈が著しく伸びる。
観賞の適期は三月ごろだろうか。

昨日は沢山の方に来ていただき
感謝感激でした。
そして拍手も連続して続きました。
途絶えることがない皆さんの
応援に応えるべく
頑張ってブログを続けています。
今後ともよろしくお願いいたします。

2014_12_24-14
庭に煉瓦を敷き詰める作業に
掛かったのは11月10日でした。
煉瓦畳みは雑草を
抑えるためなので
地面に防草シートを敷き、
その上に真砂土を敷いてフラットに
均してから煉瓦を敷きました。
これを思い立ったのは
今年の3月に購入した
アプローチ用の煉瓦が
数百枚も残っていたからです。
購入時の見積り間違いではなく、
赤レンガの特価品を見つけ、
取り敢えず買っておけば
何かに使えるだろうと思って
買った煉瓦だったのです。
消費税込み価格30円/枚、
この価格では多くの人が
衝動買いすると思いませんか。

2014_12_24-1
残った煉瓦は写真手前のように
テラスとして使いました。
その向こうに見えるのが
今回、作業中の
煉瓦づくりの小路(こみち)です。
2年前にパーゴラの下に
108枚敷き詰めていたものを
剥がして煉瓦の小路(こみち)に
作り変えることにしたのです。

2014_12_24-2
剥がした煉瓦だけでは
とても足りないので新たに
250枚ほど買い足しました。
防草シートを敷くのに
ロニセラを這わせている
梯子が邪魔になります。
これを撤去することにしました。

2014_12_24-3
ロニセラのツルが絡んでいるので
ある程度の解体しなければ
ロニセラ外すことが出来ません。

2014_12_24-4
私が即席で作った梯子ですが
これが庭のアクセントになり、
妻のお気に入りになっているのです。

2014_12_24-5
なんとかロニセラのツルを
切らなくても撤去出来ました。

2014_12_24-6
解体したものは煉瓦づくりの小路(こみち)
完成した後に復旧することにします。

2014_12_24-7
そして通路に敷いていた
木の板をツルハシで
剥がしていきます。
枕木ではありません。
ログハウスの端材です。
この下を深く掘ると
排水対策で埋めた
透水管が通っています。

2014_12_24-8
防草シートの幅丈を確保するため、
花壇の煉瓦囲いを剥がして
通路を少し広くしています。

2014_12_24-9
木片が入っていた窪みは
真砂土を入れて埋め戻し、
大まかに掻き均しました。

2014_12_24-10
その後、カーブの先の
煉瓦づくりの小路(こみち)
延長する作業をしています。

2014_12_24-11
同じ種類のミックス煉瓦を
購入したのですが
以前に買ったものは
2年間で表面に苔が生え、
アンティークな感じに
変わっていました。
同じ質感になるまで
数年間かかるでしょう。

2014_12_24-12
煉瓦の小路のカーブから
続く先が少し長くなりました。

2014_12_24-13
反対方向に回って撮りました。
煉瓦の質感の差は
歴然としています。
こうしておけば来年の夏は
雑草が少なくなり
除草が楽になります。
この作業は明日以降も
まだまだ続きます。
暖かい日に楽しみながら
少しずつ進めることにします。

皆さんの拍手やコメントが
ブログを続ける意欲になっています。
拍手の数も毎日チェックしています。
今後ともよろしくお願いいたします。

2014_12_23-1
クリスマスローズは
別名でニゲルとも言い、
私の妻は好んで集めています。
でも園芸店では高価な物が多く、
欲しい物が簡単に買えないので
安価な買いやすい物を選んで
買っているようです。
交配をしてタネを取り、
実生から育ててもいますが
その場合は花が咲くまで
3年かかると言っていました。
2014_12_23-2
クリスマスローズは
半休眠期と生育期があり、
半休眠期は梅雨の頃から秋まで、
生育期は晩秋から春までです。
休眠期の水やりは控えめにして
根腐れしないように
気を付けているようです。
2014_12_23-3
高温多湿にやや弱い植物なので
鉢植えの場合、夏は木陰や西日の
当たらない涼しい場所に移し、
生育期になると日当たりの良い
南側の場所で育てています。
2014_12_23-4
地植えの場合は落葉樹の下や
建物東側の午前中だけ日の
当たる場所が適しています。
夏場は木漏れ日がチラチラ、
冬木立になると陽が
燦々と
入るのでニゲルにとって
理想的な環境になります。
2014_12_23-5
大きな落葉樹が無い場合は
小灌木の根元に
植えることもあります。
2014_12_23-6
この花はエゴノキの下で
咲いています。
11月初旬に落葉して
新緑が出る4月下旬まで
陽がよく当たります。
2014_12_23-7
花壇の中では一年中、
日が当たりますが
夏は草丈の長い花に
埋もれていまして、
枯れることもなく
元気に育っています。
高温多湿にやや弱いと
言いますが私は丈夫な
花であると思っています。
2014_12_23-8
晩秋から春先まで
花の少ない季節に
庭のあちこちで
咲いてくれるのです。
2014_12_23-9
わが家では花がら摘みは
しないのでタネが実ります。
こぼれダネが発芽して
庭のあちこちで自然に
生えて育っています。
2014_12_23-10
こぼれダネで育ったものです。
日当たりが良く夏場の半日陰は
ありませんが支障なく育っています。
2014_12_23-11
水仙と一緒に咲いています。
花壇にはまだ草が無く、
他の草花も地面に張り付いて
草丈が短い季節に水仙と
コラボして咲く姿は可憐で
清楚な花として素敵です。

昨日も沢山の方に見て頂き、
ありがとうございました。
昨日の拍手を翌日の励みに
頑張っています。
今後ともよろしくお願いします。

2014_12_22-1
昨日も寒さが厳しかったです。
朝に出かける愛犬との散歩は
9時を過ぎた頃から始まります。
川の堤防に出ると
渡り鳥の鴨がのんびり
水面に浮かんでいました。
優雅に泳いでいる鴨を見ると
鳥インフルエンザのことを
思い起こします。
2014_12_22-2
今年は全国あちこちで
強毒性の鳥インフルが
検出されています。
鳥から人へは感染の恐れが
今のところ少ないようですが
豚などを通じて
ウイルスが変異すると
人間に感染する恐れが
強まるのだそうですね。
2014_12_22-3
エボラ出血熱の怖い伝染病の
ニュースも聞きます。
人間は病気を治療するすべを
作り上げて病気を克服しました。
ワクチンの開発もその一つです。
歴史的にみると
過去に
怖い病気もあったけれど
治る病気にして来たのです。
2014_12_22-4
致死率の高い病気もいずれ
人間の英知で以って
克服されることと思います。
2014_12_22-5
インフルエンザ流行の
季節になりました。
私は12月8日に予防注射を
していただきました。
ウイルスは
いろんな型があるので
ワクチンが効かない場合も
あるそうですが予防注射を
することによって重症化を
防ぐことが出来るそうです。
2014_12_22-6
その予防注射ですが
65歳以上の年齢になると
全国の自治体どこでも
接種代の全額、または
一部を補助しているようです。
制度を利用している対象者は
意外と少ないようですが
まだの方は受けておかれると
安心ではないでしょうか。
2014_12_22-7
都会ですと通勤電車の中、
接客をするお仕事の方など
流行期には
特にお気を付けください。
手洗い、マスクなどは
感染予防に効果があるそうです。
マスクをすると呼気で喉の
乾燥を防ぐことが出来ます。
2014_12_22-8
喉の繊毛が乾燥すると
喉の粘膜にウイルスが付着して
身体へ侵入し易くなるそうです。
マスクは繊毛を湿らせて
粘膜へのウイルスの付着を
防止する効果があるのですね。
2014_12_22-9
ところで今日は
わが家の庭で妻が育てている
クリスマスローズを特集しました。
クリスマスローズは
夏は木陰の木漏れ日が当たる場所、
冬は燦々と陽が当たる場所での
栽培が適しているそうです。
2014_12_22-10
耐寒性が強く花も冬から春まで
清楚な花を咲かせてくれます。
宿根草なので地植えにしますと
株が大きくなって豪華に咲きます。
2014_12_22-11
地植えではこぼれダネによって
彼方此方から新しい芽が
出るのも楽しみです。
交配によって親株とは違う
品種が出るのも面白いと
妻が言っていました。

冬はブログネタが少ないので
過年度の写真を多く
使うことにしました。
そのため、ブログのカテゴリーを
今日から花壇・庭づくりにも
出すことにしました。
どうぞよろしくお願いします。
拍手などしていただくことが
ブログを続ける
エネルギーになっていますので
今後ともよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

2014_12_21-7
クロッカス(2月下旬)

2014_12_21-6
ティタティタ(3月上旬)

2014_12_21-1
エビネ
(4月下旬)

2014_12_21-2
カロライナジャスミン(4月下旬)

2014_12_21-3
ニッコウキスゲ(5月中旬)

2014_12_21-4
薔薇、アンバークイーン(5月下旬)

2014_12_21-5
へメロカリス(6月上旬)

今日はわが家の春に咲く
黄色い花を特集しました。
花は妻が育てていますので
私は名前も知らない花があります。
それらは省きました。

昨日も沢山の方に来ていただき、
うれしく思っています。
拍手もお二人様から頂きました。
残念ながら昨日は
拍手のコメントがありませんでした。
1行でもコメントが入っていると
とても励みになります。
今後ともよろしくお願いします。
ありがとうございました。

2014_12_20-1
薪ストーブの内部は
耐火煉瓦との二重構造に
なっています。
それは燃焼する高温の
空気が二重構造内を
循環して暖房効果の
効率を高めるためです。
それが薪の消費量を
抑える効果にもなるのです。
薪に水分が多い場合は
不完全燃焼のために
耐火煉瓦の表面は黒い煤や
タールが付着して汚れます。
写真の場合は耐火煉瓦が
白くなっていますので
完全燃焼しています。

2014_12_20-2
そして前面の耐火ガラスも
燃焼空気がガラス面に
吹きつけてタールの付着を
抑えるようになっています。
就寝前に薪を入れて灰受け皿の
取り出し口をしっかり閉めると
空気の流入量が減りますので
薪は長時間燃え続けます。
煙突が十分に温もっていれば
ゴーゴーと低い音をたてて
燃え続けるのです。
朝になると
薪は完全に燃え尽くして
すべて灰になっています。

2014_12_20-3
灰を掃除するのも翌日の日課です。
すのこは取外しが出来ますが
すのこから灰を落とすことも
出来るのですのこを外さずに
簡単に掃除を
済ませることが多いです。

2014_12_20-4
新聞紙二枚をくしゃくしゃと丸め、
その上に細い焚き付け薪を置き、
更にその上に太い薪を置いて
新聞紙に火を付ければOKです。
着火剤を購入する必要はありません。
着火の手順は
12月中のブログに発表しています。

2014_12_20-5
薪は土木業者から無料で
頂いたこともあります。
しかし、遠慮があるので
運び賃として缶ビールの
箱入りセットをお礼の印と
させていただきました。
宅地の造成地から
出た雑木と思われます。

2014_12_20-6
搬入は暑い9月頃のことでした。
夕方の涼しい時間帯に少しずつ
チェンソーで玉切りしました。

2014_12_20-7
こちらは森林組合から
購入した薪の原木です。
太い原木が多くて荷崩れが
あると危険なので
ワイヤーで縛ったままで
ダンプから降ろされます。
玉切りもワイヤーで縛られた
状態で行う方が崩れないので
安全に作業ができます。
森林組合のものは太いので
チェンソーでの玉切りは難しく
安全にはより注意が必要です。
チェンソーのキックバックが
とても危険なので初心者が
扱う場合はどんな時に
その現象が現れるのか、
知っておく必要があります。

2014_12_20-8
玉切りをした薪原木です。
この段階ではまだ長めです。
毎日少しずつ二週間ほどかけて
作業は進んでいきました。

2014_12_20-9
斧で薪割りをしていたのですが
腰が痛くなるし、
太い原木は手間がかかります。

2014_12_20-10
その為に薪割り機を購入しました。
6トンの圧力が出るものは
やや高価で8万4千円でした。
4トンの薪割り機では太い原木が
割れないのではと思ったのです。
薪ストーブの初期費用として
思わぬ余計な出費でした。

2014_12_20-11
薪割りをしていると昆虫の
幼虫やサナギ、時には成虫が
出て来ることもあります。

2014_12_20-12
薪小屋に入らない分は
このような状態で
薪を乾燥させています。
2年ほど乾燥すると
着火の時に火が
付きやすくなります。
薪小屋の二棟目を
建てようかと考えています。

相変わらず拍手を楽しみに
確認をしています。
そこでコメントも入っていると
大喜びです。
一行の短いコメントでいいので
たくさんの方が書き込んんで
いただけるとうれしいです。
返信は拍手から出来ないので
別のコメント機能から
させていただいています。
これからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。

都会の喧騒から逃れて
田舎暮らしを、。。。
そんな憧れをもって
物件を探しておられる方も
多いのではないでしょうか。
最近はテレビでも「住人十色」
という題目で田舎暮らしを
紹介した番組もあります。
とても優雅で素敵な暮らしを
紹介しているのでわが家でも
好んで見ている番組です。
でも都会から田舎の古民家に
移住を希望される方にとって
案外忘れられているのでは?
と思うことがあります。
本日のブログはそのことに
テーマを絞って
私見を述べたいと思います。
2014_12_19-1
住みたい田舎があればそこには
神社があり、公会堂があり、
消防自動車など集落に
必要な施設設備があります。
それらを維持、運用する費用は
集落が負担することになります。
例えば消防車の車検、
買い替えの費用は自治体が
幾らかは負担しますが
大半は集落の住民が
拠出し合って
負担しているのです。

2014_12_19-2
わが集落では十数年前に
神社の檜皮葺の屋根が傷み、
銅板葺きの屋根に変わりました。

2014_12_19-3
後ろに見える祠の屋根を
銅板で、拝殿は瓦屋根に
葺き替えられました。
その費用は集落の住民から
浄財を集め、
およそ2千万円をかけて
屋根を葺き替えたのでした。
その他にも
集落の自治活動として
毎年300万円ほど
経費が掛かります。
一般的に自治会費と
言われる性質のものですが
わが集落では
協議費という名目で1年を
三期に分けて納めています。
その土地に移り住めば
こうした協議費が
請求されることになるのです。

2014_12_19-4
協議費は消防車の燃料費、
消防車検費用、
公民館の電気代や水道代、
公共用地整備などの
夫役代として、
地域のお祭りや
行事の経費として、
子供会や老人会への
活動費補助などにも使われます。

2014_12_19-5
住む場所が代わっても
電気代や水道代、下水代が
必要なことは解るのですが
説明した自治会費に
相当する費用は案外
見落とされているのでは
ないでしょうか。

2014_12_19-6
こちらはわが集落の薬師堂です。
前の広場で盆踊りが催されます。
屋根も傷み、
建物自体も老朽化しています。

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大きな地震が揺れば
倒壊するのでは?
そんな心配が現実にあります。
だから数年前から建て替えが
検討されているのです。

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建て替え費用ですが
建築事務所に相談したところ
最低でも2千万円は
必要なようです。
昔は浄財で
賄われていたようですが
今は平等割と浄財を
併せて考える時代に
なっているようです。

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他にも鐘つき堂、
稲荷神社などがあり、
次から次に老朽化するので
その負担は世代ごとに
永久にかかって来ます。
集落の方たちが先祖から
営々として守って来た神社や
仏閣がダム湖建設で沈んで
しまう現実があります。
こうした現実に
どう思われたのでしょうか。
複雑な思いがいたします。

昨日は沢山の方から応援を
頂きびっくりしました。
ブログネタがないので
集落を散歩して感じたことを
ブログにしたのですが
私の思いとかけ離れて
多くの応援にびっくりしました。
でも本当にうれしく思いました。
ありがとうございました。

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