山里の暮らし

山里で畑を耕し、庭づくりに励み、カメラを手に四季の移ろいを追い
ガーデン庭小屋やパーゴラ作りのガーデン木工を趣味として気ままに
山里の暮らしを愉しんでいる日々の生活日記。

2015年05月

2015_05_20-1
この季節、一夜明けると庭に
あっと驚く変化が起こる。
それは花のツボミが
ある日突然パッと開いて
風景を一変させるからだ。
パーゴラの上にこんもり茂った
ポールズ・ヒマラヤンムスクは
昨日の段階で
ポツポツと咲く程度だった。
それが一夜でこうも変わるとは、
まったく以って驚きである。
そしてブルーのアーチの傍で
バフビューティと
コテージローズが咲き始めた。
鉢植えのヘリテージもである。
。。。。。
姫路バラ園は報道各社が
取材に行っているらしい。
テレビ報道されると客が増え、
今は平日も混んでいるとか。
でも混雑を避けて見合わせていたら
バラ園の一番美しい時期を
逃してしまうのではないだろうか。
今週中にはバラ園に行かなければ。。。

2015_05_20-2
わが家の庭は今が一番美しい時期、
バラはまだチラホラ咲きの段階であるが
バラ以外の花が今を楽しませてくれる。

2015_05_20-3
アンジェラとカザンラクも
昨日に比べると花の数が増えた。
それだけで庭風景がガラッと変わる。

2015_05_20-10
この写真は昨年の5月中旬である
ちょうど今と時期的に重なる。
しかし木製パーゴラの足下に
植えたアンジェラはパーゴラまで
届かないほど小さかった。
カザンラクも花の数が少なかった。
比較すると庭の成長が微笑ましい。

2015_05_20-4
ネグンドカエデ・フラミンゴの傍では
ポピー、ジキタリス、傘ルピナスなどが咲く。
そしてコテージローズが咲き始めている。

2015_05_20-5
わが家の庭は鉢に植えた草花が多い。
だから夏になると水やりが大変なのだ。
晴天続きになると花壇にも鉢物にも
水やりをするのでたっぷり1時間かかる。
今日は女房が水やりをして
私はバラに群がるコガネムシ捕りと
畑野菜の水やりから作業が始まった。
10時を回る頃になると
パーゴラの下でティータイム。
冷えたお茶とチョコアイスが美味しい。
ホッとひと息つく時間である。

2015_05_20-6
太陽が真上に来る時間帯では
日陰に入って花壇の手入れをしたり、
花殻摘みで時間を過ごす。
日陰の植物アストランティアが満開だ。
この場所があっているんだろう。
タネが落ちて随分増えている。
私は日陰に入ってログの
余材に防腐塗料を塗った。
ログ材を使った鉢置き台を作り始めたのだ。

2015_05_20-7
高木の下は木漏れ日も届かないほど
葉っぱが多く茂って来た。
その下ではセッコクが満開を迎えている。
ミズゴケで植えて水やりは自然の降雨だけ、
まったく手間の要らない植物である。

2015_05_20-8
花をアップで撮ってみた。
山野の岩肌や木肌に張り付いて
育つラン科の植物であるが
花も綺麗なのでセッコクを育てる
ファンは多く、セッコク展などが
あちこちで開かれる季節でもある。

2015_05_20-9
今日の終わりは
自作のガーデンベンチボックス、
ルピナスが綺麗になって来た。
ベンチボックスは私の仕事、
寄せ植えは女房の仕事である。

2015_05_19-1
定年退職後の再雇用を断って
人生の後半は自分の好きなことを
やろうと決めた一つが庭づくりだった。
ログハウスを建てたのは
定年を迎える2年ほど前だった。
宅地のまわりを囲むフェンスや植樹、庭小屋
などの外構は自分でやろうと決めた。
何もかもが初めてのことなので
まったく自信が無かったが
ログハウスの外構なら大味な仕事でも
なんとか似合うだろうと成り行きに任せた。
最初に取り掛かったのは排水対策だった。
前庭に深さ70cmほどの溝を掘り、
100mm径の透水管を入れて
バラスで埋め戻し表土に真砂土を敷いた。
排水対策が済むと植樹に勤しんだ。
春と秋の植木市にはきちっと行った。
ワンボックスカーに積み込める幼木だから
植穴を掘るのも苦労は要らなかった。

2015_05_19-2
小屋づくりは4棟を自分で建てた。
一番初めに建てた小屋が背景のこの小屋である。
今は野菜づくりの肥料や用具を
収納する小屋として使っている。
立てかけたバラは
スプニール・ドゥ・ドクトル・ジャメインである。

2015_05_19-3
レンガ敷き小路の70cm下には
排水対策の透水管が埋めてある。
埋設作業はすべて手作業だったから
体力的にきつかったが一日のノルマを決めて
溝掘りを進めるといつの間にか終わっていた。
掘削の長さは一日2mと短い設定だった。
(ネットに這わせた小輪咲きのバラは雪明かり)

2015_05_19-4
ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサールが
這う小屋も私が3作目に建てた小屋である。
アスファルトシングルの葺き方などは
ネットで調べれば
丁寧に説明したサイトがあった。
小屋づくりはインターネットがあってこそ
出来ることだったと今にして思っている。

2015_05_19-5
バラや植樹では穴掘りなど体力的に
大変なこともあったが
何よりも困ったのはカミキリムシだった。
白樺を4本植えたがすべてカミキリムシの
被害に遭い枯れてしまった。
その他、ナナカマド、カツラ、アメリカハナノキ
などもカミキリムシの被害に遭い枯れた。
写真の赤いバラ、レオナルド・ダビンチも
その被害に遭い、この写真は2代目である。

2015_05_19-6
外構工事ではフェンスもDIYだった。
フェンス基礎石を埋め、柱にウリンを使った。
ウリンは土に触れても腐ることはないが
価格は9cm角、1.5mが4千円を超えた。
基礎石を使えば杉材でも耐久的に
十分であることがわかったので
最初の16本まではウリンを使ったが
後半の作業では杉材を使った。
(白い花はクレマチス、モンタナ)

2015_05_19-7
ここは東側なので午後は日陰になる。
左側に見えているのは3作目の小屋である。
今はエゴノキの白い花が頭上に満開である。
このエゴノキも高さが1.5mほどの
小さな木だったが今では高さが5m、
枝張りは4mを超えていると思う。
ワンボックスカーに載る小さな庭木が
いつの間にか見上げる高さに育った。

2015_05_19-8
エゴノキの下から反対方向を
振り返れば4作目の小屋が見える。
この小屋は外壁を鎧張りにし、
屋根をオンデュリンで葺いた片屋根である。
じつは薪小屋として作ったもので
庭の風景を大切に考えて庭小屋風に作った。
(タイトルに使った写真も同じ薪小屋)
DIYでは自分の好みに合うように作れる。

新緑の山が深緑に変わったこの頃、
拙いブログに今日も来ていただき
本当にありがとうございます。
朝の早い時間帯から
拍手をいつも入れてくださったり、
バナーを押してくださる方がおられます。
そうした毎日の中で感謝をしながら
ブログづくりに励むことが出来るのは
応援があるからこそと思っています。
今日は冒頭からお礼を申し上げます。
見てくださる方のために
しっかり書かせていただきます。

2015_05_18-1
冬の殺風景な庭だったのが
季節が変わった今は
花壇にいろんな草花が咲き、
バラが庭の主役になって来た。
パイプ製と木製のオベリスクに
それぞれのバラが咲き始め、
庭の風景が急激に変化しつつある。

2015_05_18-2
パイプ製のオベリスクには
カザンラクが咲き始めた。
このバラはブルガリアの
カザンラク地方から名前をとった
芳香性が極めて強いバラ。
カザンラク地方では
香水の採取に使われている。

2015_05_18-3
わが家の2本目のアンジェラ、
木製オベリスクを作ったのは
昨年の春のことで
その時に植えたバラだった。
今年はツルが伸びて4本の柱に
振り分けて誘引している。
昨年に比べるとボリュームが
3倍ほどになって頼もしくなった。

2015_05_18-4
三角ゲートの左側にもアンジェラを
誘引しているがこちらはまだツボミ、
右の高木、エゴノキは今が満開である。

2015_05_18-5
そのエゴノキの下から上を見て撮影。
この花に一つひとつ実が生るので
秋には枝が垂れ下がって来る。
実はヤマガラの好物でもある。

2015_05_18-6
エゴノキの花の下から
バラ越しに薪小屋を撮った。
銅葉のスモークツリーもあって
今は小屋のある風景が
一番美しく見える季節である。
バラの品種は残念ながら不明。

2015_05_18-7
頭上にエゴノキの花、眼下にホスタ、
小屋向うにバラが咲き始めた。
新梢が伸びて森のような雰囲気、
私のもっとも好きなエリアである。
2015_05_18-8
バラは手前がパレード、奥の赤い花が
ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール。
小さなツボミを穂状に
付けているのはモーツアルト。

2015_05_18-9
三種類のバラが咲き始めたばかり。
左のプンゲンスが銀葉の季節を迎えた。

2015_05_17-9
ハート形の銅葉フォレストパンジー、
別名ではアメリカハナスオウともいう。
阪急電鉄の経営する有料の公園、
宝塚ガーデンフィールズでは
見事なフォレストパンジーに魅了された。
2015_05_17-2
ポール・スミザーさん監修のこの庭園は
英国風庭園「シーズンズ」として
ガーデナーなど多くのファンを魅了した。
2013年を以って閉園されてしまった。
2015_05_17-1
私たちは何度となくここを訪れ、
シーズンズを憧れの庭として
わが家の庭づくりをして来た。
数日前のことである。
妻と私は久しぶりに食事に出かけた。
途中立ち寄った園芸店に
フォレストパンジーが手ごろな価格で
売られているのを見ると妻と私は
半ば衝動的に買ってしまったのだった。
2015_05_17-7
わが家の庭に植える場所は満杯状態だった。
でも購入を決める段階では
そんなことは頭の片隅にもなかった。
だから十分なスペースではないけれど
何とかなるだろうという勢いで
駐車スペース横の花壇に植えることにした。
2015_05_17-8
フォレストパンジーを欲しがったのは
私よりも妻の方だった。
でも植木を植えるのは以前から私が
担当するものという不文律があった。
蒸し暑い午後の時間帯に、
植え穴を掘る作業が体にきつい。
2015_05_17-3
岩盤まじりの土がスコップでは掘れず、
ツルハシが必要だった。
そして掘り取った残土は一輪車に
満タンに盛って3杯の量だった。
残土を捨てる場所が見つからなかったが
わが家の敷地内で何とかなった。
都会だったらそれこそ
残土処理に困ることだろう。
田舎なら残土の少しくらいなら
その気になればどうにでもなるものだ。
2015_05_17-4
掘った植穴は直径が50cm、
深さも50cmほどだった。
そして植え付ける土は
赤玉土(中粒)、赤玉土(大粒)、
鹿沼土、腐葉土をブレンドした。
2015_05_17-5
あらかじめ一輪車の中で
ブレンドしたものを穴に戻し、
フォレストパンジーの根鉢を
ブレンドした土に埋めた。
2015_05_17-6
カルデラ湖のような形に水鉢を作り、
なんとか植え終わると水道水を
十分すぎるほど染み込ませた。
根鉢が動くと根張りが遅れるので
プラ竹3本を組み樹幹を固定した。
ガーデンフィールズのような見事な
風景を作ってはくれないだろうけど
新緑の季節に銅葉が加わるのが嬉しい。

2015_05_16-1
わが家のバラが咲く季節は5月下旬から
6月上旬がこれまでの通例であった。
今年は季節が早く進んでいるらしく、
予想以上に早く咲き始めている。
姫路バラ園で購入したサマースノー、
一季咲きで棘のないツルだから
パーゴラをくぐる通路に丁度いい、
そう思って買ったバラだった。
2015_05_16-3
花はアイスバーグに似ている。
2015_05_16-12
2013年度はパーゴラの
低い位置に這う程度だった。
2015_05_16-16
ツルが順調に伸びてパーゴラの
上部に届くまで育った。
早くパーゴラのトンネルを
覆って欲しいと思うあまり剪定が
なおざりになったことは否めない。
2015_05_16-2
開花期を迎えた今は混み過ぎて
風通しが悪くうどんこ病が心配である。
今日チラホラ咲き始めたばかりである。

2015_05_16-4
小屋側から侵入して来たバラは
ルージュピエールドゥロンサール、
モーツアルトのネットトレリスの
上部を占領してしまった。
モーツアルトはまだツボミの
状態であるがツボミが艶っぽく
なってきたので開花も近いだろう。2015_05_16-15
冬の剪定誘引はこんな状態だった。
細いツルを剪定しておけば良かった。
結果を見て学び、来年こそは
失敗の無いようにしたい。
2015_05_16-5ー。
ルージュピエールドゥロンサールは
昨年、病気がちで
ツボミが開かないこともあった。
今年は消毒をマメにしているので
なんとかバラらしい花が咲いてくれた。

2015_05_16-6
ルージュの隣でパレードも咲き始めた。
四季咲きのツルバラで強健、花付きが良い。
2015_05_16-13
購入した翌年は背丈も低かった。
それが今では2mのネットトレリスを
超える大きさに育った。
2015_05_16-7
寒肥を怠ったためか、
花がひとまわりも
二回りも小さくなった。
2015_05_16-8
花弁が薄く小さくなった状態では
まるで品種が変わったかのように見える。
剪定・誘因、消毒だけではなく、
寒肥、追肥をきちっと施さなくては
駄目だと言うことが分かった。

2015_05_16-9
わが家では比較的に早くから
咲き始めたブルーフォーユー、
香りが強く薄紫の花が魅力的。
2015_05_16-10
強香、四季咲きで旺盛な成長が魅力。
2015_05_16-14
昨年はこんなに背丈が低かった。
1年でずいぶん大きく成長した。

2015_05_16-11
薪小屋の前に銅葉と緑葉の
スモークツリー、
そしてバラがある風景である。

2015_05_15-1
五月中旬だというのに蒸し暑くて
梅雨入りかと思うほど不快だった。
バラたちは多湿な季節に咲くので
うどん粉病などの発生が多くなる。
そんなバラだから今日は
ナニワイバラ、モッコウバラの
風通しを良くするために剪定した。
剪定は後述にすることにして
他のバラたちは開花を始め、
エゴノキも一斉に咲き始めた。
庭の風景が一番美しい季節を迎えた。

2015_05_15-2
この辺りにはパレード、モーツアルト、
ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール、
を植えて四年目を迎える。
三品種が揃って開花間近になった。
今年はどんな風景を展開するのか、
楽しみな季節である。

2015_05_15-3
ツルバラ、ブルーフォーユーは
一足先に盛期に入ったようだ。
足下の日光キスゲは終わりが近づいた。

2015_05_15-4
さて、バラの剪定であるが、
ナニワイバラは4月下旬に咲き始めた。
そしてわずか1週間の短い開花期間、

2015_05_15-5
そして早々にシーズンが終わった。
このあとツルが恐ろしい勢いで伸びる。
長くなってからでは剪定が大変、

2015_05_15-6
落花後は早々に剪定をした。

2015_05_15-7
一輪残った花を切るに
忍びないので遺した。
ここまでスカスカにしても
来春になるとこんもりと茂る。
そして花はどのツルにも
咲くので剪定は気楽である。

2015_05_15-8
今年の満開時の姿。

2015_05_15-9
モッコウバラもすでに開花が終わり、
煤けた花殻が見苦しいだけの姿になった。
こんもりと茂り過ぎたのは整枝が
足りなかったからだろう。

2015_05_15-10
開花後の状態をそのままにしておくと
梅雨の頃にうどんこ病などが発生する。
だから今日はスッキリ剪定をした。
このあと9月頃に花芽が出来る。
冬に整枝剪定と誘引をするが
花芽を切り落とさないように
注意をしなければならない。 
次はアプローチのパーゴラに
這わせたモッコウバラが残っている。 

2015_05_14-1
昨年の11月のことである。
花壇の縁取りをしていた丸太が
腐って見苦しくなったので
石積みの縁取りをしたのだった。
振り返れば9年前にログが完成し、
外構だけはDIYでと心に決めて
作った花壇の縁取りである。
花壇の縁取りは庭向こうの
山で石集めから始まった。
2015_05_14-2
撤去した丸太は割り木にして
数日間乾燥させ、焚き火炉で焼却したが
季節も寒くなる頃だったので庭作業の
休憩時に暖をとるのに好都合だった。

2015_05_14-3
花壇の縁取りの石積みが
終わると周囲の草が気になる。
毎夏になると除草の手間がかかるので
防草対策はないかを考えた。

2015_05_14-4
その年の3月に買った真砂土
4トンの半分がまだ残っていた。
防草対策は残りの真砂土を
処理するのに好都合だった。
対策は防草シートを敷きその上を
真砂土で覆う簡単な方法だった。

2015_05_14-5
一部のスペースには同様の
防草対策をして更にレンガを敷いた。
アプローチのレンガの余りである。

2015_05_14-6
レンガはスペースの中心から始めて
周囲に拡がる形で敷き詰めた。

2015_05_14-7
ここからは防草の対策前と対策後の
変化を見てみることにする。
小屋前は石積み花壇があり
周辺には草が生える。

2015_05_14-8
今年の5月の写真では草が生えていない。
いずれこの辺りもレンガを敷く予定である。

2015_05_14-10
中央部のコニファーが枯れたので撤去。
黄色い線に沿ってレンガの小道をつけた。
2015_05_14-9
切り株と盛り土も撤去した。
黄色の線から右は防草シートを
敷いて真砂土で覆った。

2015_05_14-11
作業直後の状態である。
真砂土はまだ締まっていない。
雨が降るごとに固く締まってゆく。
なお、防草シートは透水性があるので
雨が降っても水溜りは出来ない。

2015_05_14-12
レンガを敷く予定のスペース、
対策前は草の芽が見えている。

2015_05_14-14
レンガを敷くと庭風景が変わった。
上の写真と同じ場所である。

2015_05_14-15
3月ごろの写真では真砂土が固まって来た。
レンガの小道も馴染んで安定している。

2015_05_13-2
わが家のアプローチは
砕石を敷き詰めていた。
雨が降ると水溜りが出来るので
砕石を増して難を凌ぐのだか
砕石は見かけが悪い上に
年月が経つと少しずつ土中に
沈み込むのでまた水溜りが出来る。
(奥が入り口、手前が庭、小屋前右から
デッキへ上がる階段がある。写真)
2015_05_13-8
ホームセンターに行くと特価品の
煉瓦が売り出しだったので
ありったけの特価品を買い、
デッキに上がる階段の前から
レンガを敷き詰める作業にかかった。
レンガ相互間は幅1センチ程度の
隙間をあけたが詰めた方が良かった(反省)
2015_05_13-7
レンガの下に敷き均す真砂土は
4トンダンプで購入した。
我が家まで運んで貰って
消費税込み1万500円だった。
(税率5%の終わりの頃だった)
ホームセンターで袋入りを幾つも
買うより断然安い買い物である。

2015_05_13-4
レンガを敷き均すのに水準器、
三角のコテ、真っ直ぐな管、
均し板があれば何とかなると思った。
(菅は真っ直ぐであれば何でも可)

2015_05_13-5
排水が悪い場所では溝を掘り、
透水管を入れ、更に砕石を被せ、
さらに上に真砂土を入れた。

2015_05_13-6
真砂土を水平に均すには
2本の棒を用意する。
1本目の菅をレンガの
底面の高さに埋める。
この時に菅の水平を真砂土の
増減で調整をした。
次に2本目の菅を埋めるが
菅相互の間に板を渡しその上に
水準器を置いて高さを調整した。
水平がでると真砂土を バラ撒き、
管相互間に渡した板を滑らせて
真砂土を水平に掻き均した。

2015_05_13-10
レンガを切断するディスクを
持たないので曲線部は
凝ったことが出来ないが
この程度のことなら誰でもできる。
DIYに興味のある方のために
今日はわたくし流煉瓦敷きだった。

2015_05_12-1
季節は2014年5月である。(写真)
庭草はこの時期まだ目立たないが
梅雨になり盛夏を迎えると
スズメのカタビラなど
雑多な草が生えて来る。
わが家の宅地は田圃だったが
土質改造もせずに建物を
建てることが出来たのは
土質検査の結果、
地盤が岩盤混じりだからである。
田圃だったから雑草が多いのは
当然のことだが何とかしなければ
という思いは常に頭の中にあった。
雑草対策を2014年11月のことだった。
レンガや自然石を敷き詰めれば
格調が高く見えて素敵だが
施工費が高いのが難点である。
2015_05_12-2
防草対策として私が考える優先順位は
施工費が最も安価な方法だった。
1年前にアプローチにレンガを敷いた。
そのレンガは30円/個の特価品だった。
在庫量すべてを買い取っても
何かに使うことがあるだろうと
必要以上に買ったものだから
レンガは300枚ほど余ったのだった。
それをこの場所に使った。
真砂土4トンと防草シートを買い、
雑草を抑える工法は超簡単だった。
2014_11_30-7
地表に防草シートを敷き、
その上に真砂土を数センチの厚さに
敷いて一部は余ったレンガを並べた。
防草対策はたったそれだけのことである。
2015_05_12-3
同じく2014年5月の庭である。(写真)
防草対策前の風景なので雑草が目に付く。

2015_05_12-4
芝生の切れ目から向うに
防草シートを敷き、
上から真砂土を敷いた。
そして庭に小路を作ろうと
レンガ幅5個分の小路が出来た。
5月になるとスギナが
防草シートを突き抜けて
出て来たが除草剤をスポット的に
スプレーすると簡単に消えた。

2015_05_12-5
同様に2014年5月の風景を
スポット的に撮った写真である。
写真の中ほどから上に
雑草が生え始めて緑がかっている。
放置すれば空地のような風景になる。

2015_05_12-6
防草対策後の5月の風景である。
真砂土の部分は草を確認できない。
レンガの小路を作ったことで
田舎の庭が垢抜けしたように見える。
真砂土は雨が降るごとに固く締まり、
何の違和感もない状態になった。
ただ、スギナは防草シートを
突き抜けて出て来るので
ラウンドアップ(除草剤)の10倍液を
スプレー容器に入れて見つけ次第、
スポット的に噴霧する作業が続くが
何回か続けるとスギナを根絶できる。

2015_05_12-7
さて、ここからはテーマが変わって
台風対策の作業を少しだけ。。。
今日は朝9時半ごろから雨になった。
台風はこの時間に沖縄に接近中だった。
大きな風にはならないだろうと思ったが
鉢植えはまとめて1カ所に集めれば
倒れな難いだろうと思って鉢を寄せ合った。

2015_05_12-8
レンガの予備の上に置いた鉢植えは
地面に降ろして落下破損しないように。。。

2015_05_12-9
サクランボは風で落ちるだろうと
採れる範囲のものを採取した。
小粒だけどけっこう美味しい。
毎年、ヒヨドリの餌になっていたが
今年は収獲して私たちが食べることに。。。

2015_05_12-10
今回の台風と雨は多くの
ガーデナーにとって
悩みのタネだっただろう。
この季節はいろんな花が真っ盛り、
雨に打たれて倒れたり、
花が散ってしまうこともある。
わが家はバラがチラホラ咲きの
段階なのでその分では被害が少ない。
写真のようにパーゴラ上部の
ツルバラはまだツボミの状態である。
5月20日ごろになると
バラが見ごろになるので
次の台風7号の影響が気になる。

2015_05_11-1
バラは殺菌剤や殺虫剤の散布が
大変だから現状からバラを
増やさないようにしようと
女房が言っていたが
私が噴霧器を使う作業は責任を
持ってするからと言って
(なか)ば強引にバラを増やした。
以来、私が植えたバラは10株を超え、
その大半がツルバラである。
女房が植えたバラは
庭づくりの最初の頃からあった。
今では鉢植えも含め40株を超えた。
園芸店へ行くとバラが目にとまる。
そんな折、今年はどうしたことか
バラの咲き方が今一つなのだ。
手前の梯子に絡ませたバラは
(ひど)いうどんこ病になっていた。
近くにはサマースノーがあり、
ジュビリセレブレーションも、
ブルーフォーユーも植えてある。
病気が伝染すると困るので鉢と
梯子(はしご)を一緒に移動することにした。

2015_05_11-13
そのバラの品種は
スプニール・ドゥ・ドクトル・ジャメイン
長ったらしい名前の品種である。
この写真は昨年の開花状況である。

2015_05_11-2
今日は移動させてこの場所から消えた。
横のパーゴラにはサマースノーがある。

2015_05_11-3
梯子を小屋に立てかけて
この場所で養生することになった。
この辺りはバラを植えていないので
全快までここで常駐してもらう。

2015_05_11-4
今年はバラの消毒をマメにしている
このバラにうどん粉病や黒点病は
今のところ発生していない。
そしてわが家のバラの中では
比較的早く開花し始めている。

2015_05_11-5
写す方向を変えて撮ってみた。
ブルーフォーユーは四季咲きで
花付きも非常に良いバラである。
プラ竹三本を三角錐状に立てて
ツルを螺旋状に誘引している。

2015_05_11-6
平咲きの輪郭が青紫色を帯び、
素敵な色合いのバラである。
ちなみにこのバラは女房が買ったもの。
よく似たバラにブルームーンがあるが
それは私が植えたものである。

2015_05_11-7
中心部に白があり青紫色の
グラデーションが素敵である。

2015_05_11-8
そして私が女房に頼んで
通販で買って貰ったピース、
四季咲きで大輪咲きである。
木立性で枝ぶりは横張り性、

2015_05_11-9
ツルは硬くて誘引が難しい。
初心者向きとされるが
わが家では
黒点病に悩まされている。

2015_05_11-10
今日現在咲いている状況である。
植えて3年目になるが最初の年が
一番美しく花数も多かったように思う。

2015_05_11-11
この辺りはつるバラを多く植えている。
上部で咲くのは
ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール。
ワイヤーメッシュで作った自作の
トレリスには小輪咲の
モーツアルトが主として絡んでいる。
まだ蕾の段階であって
本格的に咲くのは5月下旬になる。

2015_05_11-12
ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサールを
アップで撮影した。
四季咲き性ツルバラで反対方向には
庭小屋の(ひさし)に這わせている。
まだ咲き始めなのでこれからが楽しみである。

昨日は拍手コメントからひと言頂き、
ありがとうございました。
拍手コメントはブログ開設者だけしか
読むことが出来ませんのでここで
お礼を申し上げておきます。
ログハウスの建設が進んでいる様子、
完成が待ち遠しいですね。
ログハウスはすべてが木ですから
工期が比較的長くかかります。
完成したら素敵な庭づくりにも
励んでくださいね。
ありがとうございました。

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