今日は彼岸の中日、
高気圧に覆われて晴れているが
西高東低の気圧配置なので
朝は北風を冷たく感じる。
しかし、お昼頃になると気温が
グングン上昇して冬衣装を脱いだ。
季節は完全に春である。
サクランボが満開になった。
暖地のサクランボは落果しやすい。
熟するまでに落果するので
わが地域ではサクランボが
生っている光景は珍らしい。
栽培の適地は冷涼な気候で雨が
少ない地方ということになるが
わが家のサクランボは落果せず、
小粒ながら真っ赤に熟れてくれる。
この木は植えたのではなく、
小鳥が落としたタネが
発芽して自然に大きくなった。
果実はヒヨドリとわが家のもの。
桜より1週間ほど早く開花して
花の咲く景色は桜と変わりない。
桜の開花予想は東京では21日、
大阪は24日だそうでわが地方だと
27日くらいの予想になるだろう。
平年では入学式のころに満開になる。
わが家の生垣のレッドロビン、
庭と畑の境界を分ける生垣である。
このレッドロビンに斑点の付く病気が
出始めたので殺菌剤で消毒をした。
土の力が衰えると樹木も衰えて
病気になりやすいそうなので
株もとを浅く耕し牛糞を
鋤き込んで草除けシートを貼った。
株もとを耕していると烏瓜の
芋がバケツに3杯ほど出てきた。
夏になると烏瓜のつるが生垣に昇り
烏瓜の葉で日照を遮っていた。
この烏瓜は女房が植えたものだが
ツルが地面を這うと土に接した処から
発根し光合成で得た澱粉を芋に蓄える。
冬になるとツルは枯れるが芋の状態で
越冬するのでどんどん増えたのである。
烏瓜の芋を除去するのに2日かかった。
そして柑橘類のカボスである。
冬の最低気温は氷点下である。
防寒対策をしなければ
葉が寒さで傷み春になると
葉っぱがボロボロと落ちる。
実を生らす養分は葉っぱに
蓄えられるので葉が満足に
育たなければ実がならない。
そこで防寒対策として4隅に
杭を打ちU字形のプラ竹を
組んで防虫ネットを貼る。
防寒対策は防虫ネットなので
風通しもよく蒸れることはない。
彼岸を過ぎると霜降も少なくなり
防寒も要らなくなったので撤去した。
こんな小さな木だけれど毎年100個
ほどのカボスを収穫している。
そして今日は久しぶりにステンシル。
植木鉢を置くための飾りボックスに
文字入れをやってみたのだった。
作業の間にこんな遊びを取り入れると
ストレスの発散になりやる気が回復する。