モッコウバラは白と黄がありますが
花が咲きやすいのは黄色です。
白花は株が充実してこないと
咲かないことがあること、
剪定に関しても切りすぎると
花が少なくなるので注意が必要です。
モッコウバラは棘がなく風通しが
良い場所なら病気も殆ど出ないので
オーガニックに育てられます。
写真は今年の開花状況ですが
少しツルが暴れすぎていることと
混みすぎて風通しの点でいえば
けっして良くはありません。
昨年もっと切り戻しておくべきだった。
枝の暴れも一面ではしなやかに枝垂れて
咲く姿に捨てがたい魅力があります。
この写真は昨年秋の状態です。
花後に剪定したのですが
秋に形を整える切り戻しを
しなかったことが悪かったです。
剪定した翌年の開花状況ですが
ツルが少し伸び過ぎているようです。
バラは肥料食いですがモッコウバラに
関しては肥料はやらなくても
ツルは成長しますし
花もちゃんと付いてくれます。
むしろ施肥をすると
ツルが暴れまわって困ります。
今年の花が終わって間もない頃です。
8月までに切り戻しをしておけば
10月ごろまでツルが伸びますので
その後に伸びたツルを冬に誘引します。
剪定にあたっては毛虫や足長蜂の巣が
無いかよく確認してから作業します。
足長蜂は樹木の陰に
巣を作ることが多いからです。
少し切り戻しをしたところで
脚立から降りて全体を確認します。
この状態では剪定後に伸びるツルで
風通しの悪い状態になります。
病気の少ないモッコウバラですが
夕方に水遣りをしたり風通しが悪いと
うどん粉病が出たりすることがあります。
剪定後はずいぶんすっきりしました。
今後は太いシュートが出ると思いますが
冬の誘引をするときに形を整えます。
ロニセラが裏から這い上がっていますので
実際よりツルが多いように見えています。