山里の暮らし

山里で畑を耕し、庭づくりに励み、カメラを手に四季の移ろいを追い
ガーデン庭小屋やパーゴラ作りのガーデン木工を趣味として気ままに
山里の暮らしを愉しんでいる日々の生活日記。

2016年09月

2016_09_28-1
ジャガイモの植え付けを終え、
今日はニンジンと
ほうれん草のタネを蒔いた。
白菜や大根は発芽して
双葉から本葉に変わり
間引きも終わった。
サツマイモはツルボケだったのか
試し掘りをして芋のサイズを
確認したのだが芳しくない。
芋掘りは10月末まで待つて
芋が太ることに期待をしたい。
野菜を育てで大切なことは
雑草を生やさないように
管理することである。
このところの雨つづきで
雑草のタネが芽を切り、
少し油断をすると
目的が野菜なのか
雑草なのかわからなくなる。
そんなことにならにように
最近は畑に入って除草作業に
追われる毎日である。
草取りをしていると今日は
こんな畑でも弱肉強食の
世界が展開しているのだった。
目の前でバッタがうねうねと
もがき腹わたの部分には
蟻が群がっていた。
すでに腹は食いちぎられて
絶命は時間の問題だった。
ある時は近くでグエッという
カエルの鳴き声がしたので
その方向に目をやると
ヤマカガシが10cmほど
鎌首を上げ、口にはカエルを
咥えてニョロニョロと
草陰に入ろうとしていた。
グエッという息苦しい鳴き声は
カエルが断末魔を迎える最期の
叫びのように思えたので
何とか助けなければと
炭火箸で蛇の胴体を掴んだ。
火箸で掴んだ蛇を持ち上げると
カエルは蛇の口から逃れ
大ジャンプを繰り返して
草の中に逃げていった。
こんな光景が畑のまわりでは
日常的に展開しているのである。
弱肉強食の世界では食物連鎖の
頂点まで獲物を食い食われて
生態系のバランスが保たれている。
その頂点にいるのが人間である。

2016_09_24-1
今年五月下旬頃の写真です。
植えて五年ほどになりました。
ガーデンシェッドの庇まで
伸びてツルバラらしく
咲くようになりました。
来年はもっと豪華に咲いてくれる
だろうと期待が膨らみました。

2016_09_24-2
ところが八月の初めの頃、
突然に葉っぱ全体が萎れ、
枯れ始めてしまったのです。
原因はテッポウムシに株元を
巣食われてしまったのです。
葉が潤いを失い手当てしても
復活は難しそうだったので
地上部30cm程のところで
伐採してしまいました。
でも株元から新しいシュートが
出ないかと淡い期待をしたので
殺虫剤キンチョールEを使って
内部のムシを駆除しました。
期待通り九月になると株もとに
新しい芽吹きが認められました。

2016_09_24-3
真紅のロゼット咲きが綺麗なバラでした。

2016_09_24-4
小屋の庇に掛かっていたバラは
このように完全に無くなりました。
再び芽吹いた芽が小屋の庇まで
届いて咲くことを祈っています。

2016_09_21-1
彼岸の入りが19日だった。
22日は彼岸の中日、
両親のお墓参りが控えている。
一方、台風16号はわが地方に
痕跡を残さず過ぎ去っていった。
しかし、地方によっては洪水で
収穫が近い田畑や家屋を失い、
途方に暮れる人もある。
「かつて経験したことのない豪雨」
被災者がよく言われる言葉だ。
温暖化によって想像もつかない
事態が私たちに忍び寄っている。
河川の改修など災害の無いインフラ
整備に政府は本腰を入れてほしい。
さて、写真は昨年10月14日に
撮影したアメリカフウである。
あと三週間もするとすっかり秋色になる。

2016_09_21-2
こちらは昨年の10月18日、
コスモスが咲き揃っていた。
今年は昨日現在でちらほらである。

2016_09_21-3
昨年の10月19日、
ウインターコスモスが咲いていた。
今年も挿し芽で随分と株数が増えた。
秋色の風景が楽しみである。

最近はブログを休みがちであるが、
それでも毎日見に来て下さる方が
あるので更新がおざなりになって
いることに申し訳ない気持ちがする。
秋本番になり庭に出る機会が
増えればブログも充実させたい。 

2016_09_15-1
デッキに並べた多肉植物、
春に切り戻して短くしていたのに
夏場の高温ですくすく成長し
随分間延びしてしまった。
多肉は小さな器の中に小さく
植えられている姿が似合う。
最近は若い女性の間で多肉植物を
集める趣味が流行っているそうだ。

2016_09_15-2
暑い季節の薔薇は花が小さく、
しかも形が崩れて見かけが悪い。
十月中旬の頃に咲かせたいので
今は蕾を摘むことにしているが
ちょっと油断すると咲いてしまう。
写真はアイスバーグである。

2016_09_15-3
道路に面した花壇ではコリウス、
アンゲロニア、ガイラルディア、
ケイトウなどが咲き乱れている。

2016_09_15-4
背丈の低い品種のガイラルディア。
倒伏し難いのが長所だと思う。

2016_09_15-5
春に咲き乱れていたコスミデューム。
猛暑が去り涼し気な秋の風に
誘われて再び咲き始めた。

2016_09_15-6
セイヨウニンジンボクは
初夏に咲き、猛暑の夏は一休み、
秋の涼しさが訪れると返り咲く。
そんなことを知らずに昨年の
夏の終わりに短く剪定をして
妻に悔やまれた苦い思い出がある。

れいじぃさん拍手コメントに
クラちゃんの14歳の誕生日の
メッセージを書き込みいただき
ありがとうございました。
骨折をされていたそうですが快方に
向かわれているそうで良かったです。

2016_09_13-1
ホトトギスの花
ホトトギスの胸から腹に
かけての斑点がこの花の
花弁の模様によく似ている。

2016_09_13-2
九月の夕日は低い。
沈みゆく夕日に照らされた
テラトテカ・トリロバの花

2016_09_13-3
シュウメイギク(秋明菊)
九月から十月にかけて咲く
文字どおり漢字のごとく咲く。

2016_09_13-4
ヤマボウシの色づきは早い。
中旬の頃になると落果が始まる。

2016_09_13-5
シュウカイドウ(秋海棠)
ベゴニアの仲間で寒い冬を
地下塊茎で濃し毎年咲く。

2016_09_11-1
六月から十月にかけては
夏草の成長が速くて
草取りが追い付かない。
それに暑さの中ではとても
出来ないので作業は
夕方のひと時に限られる。
何か有効な雑草対策はないのか、
そんなことを考えた過去がある。
まずは地面を平らに均して
防草シートを敷きその上に
真砂土を敷き詰める方法がある。
さらに防草シートの上に
レンガを敷いてまわりを真砂土で
覆ってしまうこともやった。
今回は1個78円+税の
ベルギーレンガを使った
小道づくりを紹介しよう。

2016_09_11-2
まずは農具である鋤簾を
使って地面を掻き均し
均平な地面にする。
掻き均した地面全面に
防草シートを敷いておく。
防草シートが二列、
三列になるときの重なりは
気にする必要は無い。
重なった部分は効果がより
大きいだけのことである。
レンガ敷きの部分にはシートの
上に予めレンガを配置しておく。

2016_09_11-3
次に真砂土をバラ撒いて
水平に掻き均す。

2016_09_11-4
真砂土を撒いたあとに
散水すれば真砂土が
レンガに馴染んで締まる。

2016_09_11-5
真砂土は何度か雨に打たれると
さらに固く引き締まる。
学校の運動場のようになる。

2016_09_11-6
翌年の夏になるとレンガの
表面に苔が生えて年季が
感じられ落ち着いて来る。
わが家の場合は畑作業の靴で
庭を歩くので畑の土が真砂土に
落ちて所々に草が生える。
でも真砂土に生えた草は
簡単に抜け、レンガの隙間に
生えた草は除草剤で処理する。
除草剤は葉から吸収して根を
枯らす農耕用除草剤がよい。
空き地やガレージに使う
除草剤は周辺の庭木が
枯れるので使ってはいけない。
防水シートは透水性があるので
雨水は地中に染み込んでしまう。

2016_09_11-7
施工後の二年目の春である。
防草シートを敷いたので
雑草はほとんど出ていない。
なお真砂土は2トンを
運んで貰って1万円+税、
ホームセンターで買うより
断然割安である。
土建屋さんに電話すれば
数日内に対応してくれる。

吉岡さん、クラちゃんの件で
拍手コメントを入れてくださって
ありがとうございました。
クラちゃんは今日も朝夕の
散歩を元気よく歩きました。
 

2016_09_10-1
スズムシ、コオロギが秋の音を
奏でるこの季節になって
今年もヤマボウシの実が
赤くなり秋色の始まりが見えた。

2016_09_10-2
熟した赤い実を拾う。
果肉は柔らかく果実酒に出来る。

2016_09_10-3
ヤマボウシの実を食べてみると
マンゴーの甘みが口の中に拡がる。

2016_09_10-4
果肉はゴツゴツとした食感があり
美味しい果実とは言えない味である。

2016_09_10-5
五月上旬になると白い花をつける。

2016_09_10-6
この白い花は花弁ではなく
総包片というのだそうだ。

2016_09_10-7
ミズキ科のアメリカハナミズキと
近縁になる樹種である。

2016_09_10-8
本州や九州の山で普通に
見られる ヤマボウシは谷筋の
水通りの良い環境に自生する。 

2016_09_08-1
016年3月のことだった。
ホームセンターにレンガの
特価品が税込み1個30円で
出ていたのでお店にある分、
全部を買ってしまった。
特価品だけあって見た目にも
安っぽく反り返りのあるレンガも
幾つか混じっていた。
そのレンガをアプローチに
敷き詰めることにしたのは
同じ年度の3月だった。

2016_09_08-2
レンガを敷き詰めるために
真砂土を2トン購入した。
敷き詰める部分の真ん中あたりに
メッシュの透水管を埋め込み、
砕石を埋めてその上に真砂土を
水平に均してレンガを敷いた。
レンガの隙間を1cmほどとり、
目地に真砂土を詰めていった。
下地に敷いた真砂土を転圧する
機械も無いので土が引き締まる頃、
いずれは陥没する部分が
現れて波打つだろうと思っていた。

2016_09_08-3
完成して二年ほど経つと
予想した通り少し波打って雨が
降り続くと凹んだ部分に雨水の
溜まりが見られるようになった。
真砂土の下にはメッシュの
透水管と砕石を埋めているので
水はけは悪くはなかった。
畑に入ったゴム長でレンガの上を
歩くのでいつの間にかレンガの
目地は畑の黒土に代わっていた。
汚れたレンガや目地をホースで
洗い流すと目地の真砂土が
流れ出てしまう不都合も生じた。
目地の隙間をとることが失敗だった。

2016_09_08-4
アプローチのレンガ敷きは
最初のうちは表面がフラットに
維持されて綺麗な状態だった。
でも2年も過ぎるとフラットな
状態が崩れ表面が波打ち、
目地も汚れてしまった。

2016_09_08-5
そこでレンガの隙間を
詰めるやり直しを決断した。
午前中の日の当たらない
時間にレンガの敷き直しの
作業をすることにしたが
10時半を過ぎる頃になると
直射日光が射し夏の暑さで
中断することを余儀なくされた。
目地の隙間をなくしレンガの
側面をピッタリ合わせて
レンガを敷き直す。
毎日五段程度をノルマにした。
一週間後には漸くアプローチ全体の
半分程度を敷き直すことが出来た。
今回のやり直しにより目地の
真砂土がないので汚れたら
水道のホースを使って汚れを
洗い流すことが出来る。
レンガを敷くときは目地を
詰める方が良いことが分かった。
なお、目地をセメントで
固めることも選択肢にあったが 
転圧していない下地では
いずれレンガが波打つだろうと
予想をして目地のセメントを
排除したのだった。 

2016_09_06-6
昨日の日曜日は大安吉日、
そしてクラちゃんの
十四歳の誕生日だった。
獣医さんによると人間の
年齢に換算すれば
八十五歳相当になるらしい。
犬は十歳を超える頃から
五感の働きや動作が緩慢になり
老けた症状が顕著になる。
元気な頃は朝夕の散歩でも
3kmほど歩いていた。
常にリードを引っ張り3kmを
歩くには30分ほどだった。
今は300mほど歩くのに
30分ほどかかってしまう。
そんなクラちゃんに悪い
病気が追い打ちをかける。
乾いた咳をし始めたのは
今年の6月ごろのことだった。
8月に入り病院に連れていくと
肺にピンポン玉ほどの癌が
あると宣告されてしまった。
原発性ではなく転移性の癌だと
言われたのもショックだった。
原発性に対して転移性の癌は
抗癌剤が効きにくいそうなのだ。
昔に左足の肉球に腫瘍が出来て
二度にわたり摘出手術を受けた。
その時に「悪性だと思ってください」
獣医さんがそうおっしゃった。
十四歳と言う高齢である。
寿命が先か癌が先かという年齢を
考えると手術や抗がん剤治療を
するより薬で紛らしながら
穏やかな最期を看取ってやりたい。
今は薬を朝夕飲ませているので
乾いた咳は収まっている。
なんとか穏やかな最期を迎えさせて
やりたいとみんなで祈っている。
そんなクラチャンのために
誕生日の夜はドッグ用の
バースディケーキとお肉を
焼いて食べさせてやった。
楽しい思い出をいっぱい届けて
くれたクラちゃんには感謝の
気持ちがいっぱい詰まっている。

2016_09_06-1
もう一月もすれば氏神様の
お祭りが訪れる。
水田には稲穂の花が咲き、
やがて黄金色のみのりを迎える。
空は高く爽やかな風が集落の
谷を渡るころお祭りが訪れる。
庭にはケイトウの花や秋の印象が
深い花たちが咲き乱れる。
写真はケイトウとテラトテカトリロバ。

2016_09_06-2
台風12号が長崎に上陸、
兵庫も雨が降り梅雨のような
蒸し暑い一日だった。
雨の降る前の午前中に
中国野菜のターサイと
ニンジンのタネを蒔いた。
畑の仕事は始まったばかり、
ホウレンソウやシュンギク、
キャベツ、ブロッコロリー
の定植と毎日の水やりがある。

2016_09_04-1
九月になると朝の冷気が素肌に
心地よくワンコとの散歩も楽しい。
でも日中はまだまだ暑く、
台風の影響だろうか風が生温く
農作業をする体に厳しい。
今日は夏の野菜であるカボチャ、
のツルを取り払い、幅3mの
ネットに這ったゴーヤを片付けた。
そして土壌改良を目的として
牛糞や鶏糞をバラ撒き、
耕運機で掻き均す作業をした。
ここには秋植えのジャガイモを作る。
ジャガイモは弱酸性の土壌を
好むので苦土石灰は撒かなかった。
収穫までおよそ90日を要する。
霜降の日までを逆算すると
植え付け期限がリミットである。

2016_09_04-2
こちらは一週間ほど前に作った畝、
白菜を植える予定である。
白菜は直蒔きすると発芽直後の
小さな芽がコオロギなどに
食べられてしまうのでポットで
ある程度の大きさまで
育ててから畝に定植をする。
白菜は根が弱いので直播きが
一番良いのだが苦肉の策である。
両側の畝は里芋とサツマイモである。

2016_09_04-3
こちらは大根の直蒔きである。
ビン底で等間隔の窪みをつけ、
そこに5粒づつ大根のタネを蒔く。
そして湿らせた種まき培土を
およそ1cmの厚さで被せる。
種まき培土は予め湿らせて
おかなければ水を吸水しにくいので
バケツの中で培養土を水練りして
種を蒔いたあと培養土を被せた。

2016_09_04-4
こちらは下仁田ねぎの定植である。
溝を掘り、ねぎを植えつける。
溝は成長に合わせて少しずつ
土を落とし込み、白ネギ
の部分を作っていくためである。
ここしばらくは夏野菜の撤去と
新しく畝を作る作業や種まき、
タネ芋の植え付け、ねぎの定植など、
猫の手も借りたいほどの忙しさ、
トマトのビニル屋根や支柱の撤去、
元肥えの施肥や畝作りは地道な
作業の繰り返しなので暑さの中
我慢、我慢でこなしていく。

2016_09_04-5
庭いじり、花壇の手入れなど
やってる暇がない。
今日はタネイモの植え付けとネギの
定植を妻に手伝ってもらった。
コクテールの赤いバラの花が
農作業の横手で咲いていた。
残暑が厳しいのに頑張るバラだ。

2016_09_04-6
鉢植えのコリウスが
大きくなりすぎて
寄せ植えの鉢を独り占め、
そんな光景にも秋の訪れを感じる。
畑の作業が終わったら
庭の手入れを少しずつ始めよう。

↑このページのトップヘ