山里の暮らし

山里で畑を耕し、庭づくりに励み、カメラを手に四季の移ろいを追い
ガーデン庭小屋やパーゴラ作りのガーデン木工を趣味として気ままに
山里の暮らしを愉しんでいる日々の生活日記。

2019年12月

2019_12_31-1
12月はつるバラの
剪定誘引をします。
つるバラは2月に
差し掛かる頃、
芽が動き始めるので
誘引が遅れると折角の
花芽を傷めてしまいます。
だからバラの休眠に入る
この季節は剪定や誘引と
葉っぱも伐り落とし
休眠させるのです。
写真は今年5月下旬に
咲いたパレードです。
2019_12_31-2
花後に出たシュートは
四方八方に伸び放題に
なっているので通路の
確保をするために仮に束ねて
まとめておきました。
写真は剪定、誘引前です。
2019_12_31-3
付いていた葉っぱをすべて
伐り落として休眠させました。
そして株周りに深さ10cmほどの
穴を4穴 〜5穴を掘って
醗酵した固形の油粕を一穴に
対して10個ほど埋めました。
春になり芽が動き出すと
根も肥料を求めて動きます。
その時に芽出しに勢いを
つけるために寒肥を施すのです。
私は初心者ですが経験上
油粕が良いと思っています。
2019_12_31-4
この写真は裏面に回って
撮影をしたものですが
パレードは大柄な大輪花で
花付きの良い四季咲き性です。
誘引時にイメージした
形にはなりませんでした。
右は小輪咲き房咲きの
つるバラモーツアルトです。
2019_12_31-5
パレードがアンジェラの
オベリスクに向けて
張った被覆線に沿い
花を咲かせています。
被覆線はアーチ状に咲かせる
私が考えた拙い工夫です。
2019_12_31-6
DIYの木製オベリスクに
アンジェラを誘引しました。
私の剪定誘引の仕方は
その年に咲いた花の細い
ツルはすべて伐ります。
代わりの太い新しいシュートが
あれば古いシュートは伐ります。
そして前年度の誘引で縛った
紐はすべてほどいて
ツルの交差を解いたあと
ツルを誘引して紐で縛ります。
2019_12_31-7
写真は今年の春に咲いた
アンジェラです。
アンジェラは花付きが良く、
四季咲き性で私のような
初心者でも容易なバラです。

2019_12_29-1
今年も残すところ僅かになった。
今年は忙しい年だった。
それは二つの神社の清掃を
毎月末の日曜日にすることと
神社のお祭りの準備などに
気ぜわしい年だったし、
3件のお悔やみが親戚にあった。
でも私は一年を通して
健康に暮らせたのは氏神さまの
思し召しがあったからだと思う。
2019_12_29-9
クラちゃんも17歳になり歳並みに
元気な毎日を暮らしている。
2019_12_29-2
クラちゃんの朝は欠かさずに
堤防の遊歩道で
およそ30分をかけて遊ぶ。
晴れた日は朝もやが掛かかり
東の山から上る太陽が眩しい。
12月も下旬だというのに
ぽかぽかと暖かい日差しが
クラちゃんと私を包み込む。
2019_12_29-3
川を流れる水量は少なく
せせらぎの音の中で冬の
渡り鳥、鴨が泳いでいる。
年末の連休で帰省した孫と
お爺ちゃんらしい人が
長靴を履いて川辺で遊ぶ
姿も見られるいち日だった。
2019_12_29-4
散歩ではカメラに
望遠レンズをつけて
クラちゃんはモデルに。
朝の斜めの逆光で撮影する。
2019_12_29-6
逆光で写すと体毛が輝き、
写真に奥行きが出る。
クラちゃんは高齢になり
もう走ることは出来ない。
だからリード無しで遊ばせる。
でも子供たちが近くにいると
犬を怖がる子があるので
そんな時はリードをつける。
噛みついたり威嚇したり
するようなクラちゃんでは
ないがそんなことは家族の
思い込みなのでリードを
つけるのが飼い主のマナー。
2019_12_29-7
クラちゃんは高齢なので
冬は衣類をつけて過ごす。
それは今年初めてのこと、
窮屈そうであるが
高齢犬には冬の寒さが
体のストレスになる。
犬は案外寒がりである。
2019_12_29-8
左側のドッグフードはシニア犬用、
低カロリーに作られている。
最近は食欲がなく毎食、
お湯で軟らかくして
スプーンで食べさせている。
ようするに食べ口が悪い。
シニア犬フードが不味いのか?
そう思ったので若い時に
食べていたフードに戻した。
すると自分で食べるように
なったがそれも二日ほど、
やっぱり歳のせいなのだろう。
食べ口は相変わらず悪い。
カステラやバームクーヘンなら
自分でせっせと食べるのに。
ドッグフードを食べなければ
美味しいカステラをくれると
私たちの足元を見ているのかも?
ともあれクラちゃんもお正月を
越せそうなのでひと安心である。

2019_12_26-1
わが家の東側を彩るモーツアルト。
午前中だけ日が当たる場所である。
宝塚ガーデンフィールズで購入、
その施設も廃園になり今はない。
宝塚ファミリーランドが消えて
その跡を受け継いだ当の施設も
廃園になって随分久しい。
このバラが咲く五月になると
宝塚ガーデンフィールズを思い出す。

2019_12_26-2
作出年は1937年、原産国はドイツである。
花は一重咲き、房咲きで弁底は白い。
株が充実すると返り咲くようになり、
伸長はおよそ1.8mといわれるが
わが家の庭では悠に2mを越いている。

2019_12_26-3
棘はやや少なく横張り性、
柔軟性もあるのでフェンスや
壁に沿わせた育て方が適する。
剪定をするにあたっては
前年度の誘引に縛った紐を解き、
古いツルの切り戻しや細いツルの
剪定をしたあとにツルの誘引をした。
そして株周りに深さ10cm、径6cmの
穴を4穴掘って中に固形の醗酵油粕
を7~8個ほど入れて寒肥とした。
この寒肥は2月上旬になると
芽が動き出すので芽出しの勢いを
つけるために施すのが目的である。
2019_12_26-4
房咲きのバラは全体が一斉に
咲くことで豪華な感じが出る。
返り咲きの時はパラパラと
咲くので春ほどの豪華さはない。
返り咲きと言っても春から秋まで
まんべんなく咲き続けるバラである

2019_12_17-1
久しぶりに小春日和の朝だった。
クラちゃんはお年寄だから
寒かろうと今年初めて毛糸の
ベストを着せてもらった。
着せて初めの頃は肩が
凝るだろうと心配だったが
着用を嫌がることもなく
室内でもベスト着用で過ごす。
2019_12_17-2
♪雪やこんこん
アラレやこんこん
。。。犬は喜び庭駆け回り
猫は炬燵で丸くなる♪
童謡のイメージとは
かけ離れて犬も
冬は寒がりなんだとか。
2019_12_17-3
特にチワワはメキシコ原産、
日本の冬は寒くチワワには
過酷な季節なんだそうだ。
小型犬は脂肪も少ないので
プードルなどもその類である。
身体が冷えると免疫力が弱り、
病気の引き金になり易い。
柴犬などはアンダーコートと
オーバーコートの二重の被毛で
覆われているが老犬になると
寒さ対策をしなければ
冬は辛い季節になるという。
2019_12_17-4
犬の寿命はドッグフードの
おかげで飛躍的に伸びている。
長寿の要因はそれだけではない。
中型犬、大型犬などは外飼いが
普通の飼い方になっていたが
近年は室内で飼われる犬が多い。
住む環境の変化が犬の寿命を
長くしているとも考えられる。
2019_12_17-5
犬には汗腺がなく夏の暑さに弱い。
暑さや寒さのストレスが犬の
寿命を短くしている説もある。
汗腺を持つ牛や馬などに比べて
圧倒的に短命であるらしい。
2019_12_17-6
今日は小春日和の中で
クラちゃんの朝の散歩は
軽やかな足取りだった。
2019_12_17-7
朝の光を燦燦と浴びての散歩、
なかなか帰りたがらない。
対岸に見える山は紅葉の終盤、
その手前に見える河川公園、
師走も中ほどだと言うのに
穏やかなお天気の中で
クラちゃんの散歩の
お付き合いは長い時間だった。
2019_12_17-8
クラちゃんも新しい年を
元気に迎えられるよう
私たち家族は全力で
バックアップしたい。
以上、
クラちゃんの近況でした。

2019_12_13-1
私は定年退職したのでずっと
サンデー毎日の状態である。
ただ定年後、暫くは某信用金庫の
電気技術者として務めていたが
病気になり入院をしたことを
きっかけに完全退職してしまった。
そこではATMの集中管理を
しているのだけれど電気設備は
変電室があって高圧受電の
日常の点検、メンテナンスを
任されていたが仕事は暇だった。
ATMが停止してしまうと
預金の入出金が出来なくなる。
そんなことがもしもあったら
金融庁から強いお叱りを受ける。
何より銀行の顧客に迷惑をかけて
顧客離れが起きる恐れもある。
だからどんなことがあっても絶対に
停電は許されない重責があった。
そのため二系統の高圧引込線があり
ニ系統とも停電するとバッテリー
バックアップとガスタービンで
駆動する発電機が仕組まれていた。
そんなことで私は縁の下の力持ち
として社会に貢献をしていた。
余談が長くなってしまった。
私の日課はクラちゃんを散歩に
連れて行くことから始まる。
小春日和のような日は私も
クラちゃんも楽しく散歩が出来る。
17歳と3か月になったクラちゃんの
散歩は歩く距離は多い日で100m、
殆どは道端の草の匂いを嗅いで
楽しんでいるだけである。
私は傍について見守っているだけ、
それでもクラちゃんは気分転換に
なるのだろう?楽しそうである。
次に室内に取り込んだ耐寒性の弱い
鉢物をデッキに出し、1週間に
一度程度はハイポネックスを与える。
1リットルほどの小さな如雨露なので
何回も水汲みをしなければならない。
女房から任された私の日課である。
結構邪魔くさいしハイビスカスなどは
結構重たいので腰にきてしまう。
2019_12_13-2
それから暫らくは庭小屋に入り、
無線交信を愉しむ。
冬場は電離層の影響で
コンディションが悪く
近県はほとんど聞こえてこない。
九州、東北、関東がこの季節
開けていて平日の朝は
リタイヤした爺さんが多い。
その後、庭を回ってその日の
作業を決めるのだがブログの
ネタを探してこれは、と思う
光景を見れば写真を撮る。
秋に刈り込んだルドベキアは
株元から新しい芽を出して
この寒空の下でまだ咲いていた。
夏の花でありながらこの冬空の
下で咲き続けるなんて頼もしい。
2019_12_13-3
つるバラの剪定に取り掛かろうと
思って近づいてみると
まだ咲いている花が4~5輪あった。
つるバラは一季咲きが多い中で
ゴールドバニーは秋から冬まで
まったくよく咲き続けてくれる。
私は銘柄や高価なバラより
花付きが良いバラを選んで購入する。
2019_12_13-4
花付きが良いバラはパレードも
同じでつるバラでありながら
春から秋までよく咲き続ける。
2019_12_13-5
ジャンジオノという名前のバラ、
薬剤散布を怠っているので
ひどい黒点病になっている。
バラはいち年を通して丹精込めて
育てなければいけないことは
分かっているつもりだけど。。。

2019_12_10-4
師走は中旬に入り落葉樹は
冬木立に姿を変え始めた。
集落の山々は錆色に変わり
早いものは冬木立になった。
わが家の庭木もモミジに
葉っぱが残っているが
他はすべて落葉した。
冬は落葉樹の植替シーズン、
休眠期に入るので根を
さわっても枯れることもない。
庭づくりで力仕事をしても
汗をかくこともないので
絶好の庭作業期間といえる。
2019_12_10-1
今日も戸外に出て庭をひと回り、
花壇ではシクラメンが咲いていた。
冬の花として定番であるが、
夏越しに失敗してほとんど枯れた。
管理をしっかりやれば春まで
次々とツボミを立ち上げてくれる。
2019_12_10-2
こちらは女房の寄せ植えである。
ムラサキの小さな花の名前を
私は知らないがこの季節に花を
見つけるとホッと気持ちが和む。
2019_12_10-3
女房の寄せ植えは季節ごと、
絶えることはないが冬は
やっぱりパンジーが主役かな?
私は今はつるバラの剪定と誘引、
それに寒肥を施す作業が中心、
今日はバフビューティ、
コテージロース、ピエールなど
冬のバラ作業に取り組んだ。

2019_12_08-6
庭木のトウカエデは
春になると芽吹きが始まり
新緑が鮮やかになり
春の訪れを知らせる
夏は西日を遮り一服の
清涼感を与えてくれる。
2019_12_08-1
秋には鮮やかに黄葉が進み
庭を晩秋の装いに変えて
季節の移ろいを演出する。
ただ、成長力はめざましく
自然のトウカエデは高さが
30mに届くほどの大木になる。
2019_12_08-2
そんな大木になっては
困るので毎年のように
大枝を切り落とし
高さ制限を加えて来た。
木は太くなるごとに
伐る作業は困難さを増す。
先端部を見て過去の作業の
足跡を知ることが出来る。
2019_12_08-3
切り落とした大枝は
庭の焚火炉で焼却できる
長さに小さく切るので
その作業は大抵ではない。
庭木職人ではない素人の
私が費やした作業時間は
実に二日間に及んだ。
2019_12_08-4
今年は高さを更に低く
抑えるべく樹幹の先を
30cm程度切った。
随分乱暴な剪定作業に
見えるけれど経験上、
この程度の伐採は当然。
2019_12_08-5
来年になり五月の頃には
樹幹から新しい枝が芽吹き、
盛夏の頃は大枝に成長する。
冬は他の庭木も大枝を切り、
つるバラの剪定や誘引など
春に向けての忙しい季節となる。

2019_12_03-1
(画像は2017年のもの)
師走に入り何かと
忙しいこの頃である。
年内に済まさなければ
ならないことが山ほどある。
耐寒性の弱い植物に防寒を
施すことやつるバラの
剪定と誘引もあるし、
落葉樹の剪定もある。
それに落ち葉掻きは当分の
間は毎日の作業である。
2019_12_03-2
曇り空の日は身体が寒く、
庭で焚火で暖を取りながら
ガーデニング作業をする。
朽ちた木製のオベリスク、
パーゴラなどを解体し
それが焚火の燃料となる。
兵庫の内陸部は午前中は
晴れても午後は曇り空になる。
北部の山陰地方では冬は
時雨ることが多く晴天が
長続きすることはない。
そのため山陰地方を旅する時は
「弁当忘れても傘忘れるな」
そんな諺があるくらいである。
2019_12_03-3
鉢に植えたバラの植替えも
私はこの時期にする。
鉢植えの数は少なくはなく
毎日2~3鉢を片付けても
1週間ほどかかることになる。
この季節はガーデニングの
ほかにもいろいろと必須の
作業があるのでカレンダーを
見ながら年内終了を目指す。

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