山里の暮らし

山里で畑を耕し、庭づくりに励み、カメラを手に四季の移ろいを追い
ガーデン庭小屋やパーゴラ作りのガーデン木工を趣味として気ままに
山里の暮らしを愉しんでいる日々の生活日記。

2020年01月

2020_01_31-1
一月だというのに前線が
日本の東西に横たわりまるで
梅雨のような天気図だった。
冬のそぼ降る雨は冷たいが
気温はまるで春のような
異常気象に植物は狂って
しまったのか?今年はツバキの
開花がひと月以上早くなった。
ツバキの蜜を求めてメジロが
庭に飛来する季節になった。
2020_01_31-2
例年にない暖かな今年の冬。
ナンテンやマンリョウの
赤い実を求めてヒヨドリが
来ないのは美味しい果実が
山に残っているからなのか?
寒さ厳しい冬だと畑の白菜や
キャベツまで食べに来るのに。
暖かい冬は野鳥も苦労なく
餌を見つけられるようである。
2020_01_31-3
タネから育てたビオラや
パンジーがようやく咲き始めた。
花屋さんの店頭のパンジーは
12月から咲いている温室育ち、
自然育ちの場合は3月ごろから
見ごろになるようである。
2020_01_31-4
これから4月にかけて楽しみは
クリスマスローズである。
咲き始めたが花は地面近くて
まだ見ごろにはしばらくかかる。
2020_01_31-5
緑の葉っぱに隠れてつぼみが
見えないけれど葉っぱの下では
春を待つ蕾が沢山待っている。
2020_01_31-6
日当たりの良い場所では
花首が伸びて見ごろに、
全体的にはやっぱり3月から
見ごろになるのかな?

2020_01_28-1
クラちゃんは昨年の10月に
重篤な状態になりそれから
三か月後の今も食欲が
すっかり落ちてしまった。
ドッグフードをひとりで
食べなくなったので
クラちゃんの背後にまわり
左手にお皿を右手にスプーンを
持った手で逃げないように
ガードをしながら食べさせる。
ドッグフードはお湯で
軟らかくして強制的に
スプーンでお口の中に入れる。
それでもフードをペッと
半分以上吐き出すので
完食させるために途中から
カステラかバウムクーヘンを
細かくちぎってフードに
混ぜると何とかひとりで
食べてくれるのだが
あと少しで完食という段階で
食べるのを止めてしまう。
2020_01_28-2
ドッグフード以外の餌に
カステラやバウムクーヘンを
選んでいるのは理由がある。
パンやお菓子は塩分がある。
犬の場合は塩分が腎臓病の
引き金になると獣医さんが言う。
ドッグフード以外に与えるなら
カステラやサツマイモの
茹で物にしてくださいと
言われているからである。
そんなクラちゃんであるが
生きてくれているだけで
私たち家族がほのぼのとした
癒しを感じる存在なのである。
朝夕は雨が降らない限り
堤防の遊歩道まで連れ出し
歩かせることにしている。
クラちゃんも散歩が楽しくて
朝夕は早く行こうよと
体いっぱい使って催促をする。
そんなクラちゃんが可愛いすぎる。
2020_01_28-3
17歳5か月になろうとしている
クラちゃんだから高齢なので
もう走ることは出来ない。
堤防の斜面に下りるとヨロっと
ふらついて転がることさえある。
だから最近は散歩中も
ノーリードで自由に歩く。
歩く時は私が後ろを
振り返りながら先を歩く。
私が先を歩くとついて歩くが
前を歩かせるとクンクンと
匂い嗅ぎが始まって歩かない。
後ろを見ながら歩かないと
ウンコを拾い忘れることがある。
長い距離を歩くわけでも
ないのに疲れると写真の
ようにお座りをして私が
抱っこに行くまで動かない。
こうなると散歩も終わりである。
夜は暖房を切ったリビングで
大きな犬用ベッドで寝る。
一部にペット用の温熱マットを
敷いているが夜中に様子を
伺いに起きると毛布を被って
寝ている時もあれば寒そうに
ベットの上で丸くなって
寝ていることもある。
そんな時はおしっことウンコの
ためにガレージに用意した
ペットシートまで連れ出す。
夜中に一度は排泄があるので
そこが辛いところだが
排泄を我慢することが
どんなに辛いことか私自身が
よく知っているからクラちゃん
第一主義で排泄のお手伝いをする。
ところで迷い犬の富蔵君は
今どうしているだろうと
思うことが多いこの頃である。
パソコンの画面には富蔵君の
写真を張り付けているが
とても可愛い奴だったと
振り返ることが多く私が
飼ってやれなかったことを
残念に思うこの頃である。
2020_01_28-4
お正月前に女房が作った寄せ植え、
最近は寒さのためにガーデニングから
遠ざかっているがタネから育てた
パンジーやビオラがそろそろ
定植の時期を迎えているようである。
春の息吹が感じられる頃になれば
女房もガーデニングに精を出すだろう。
2020_01_28-5
こちらも昨年の年末にお正月用にと
女房が作った寄せ植えである。
手前みそであるがなかなか
良くできているとほめてやりたい。
2020_01_28-6
バラの植え替えもほぼ終わり
エリナなどバラ以外の
植え替えにかかるこの頃でる。
北風の強い日は作業が辛い。

2020_01_27-1
ミニつるバラの名前は淡雪、
伸長は1.5mほどの
小輪一重咲きである。
2016年にバラの鉢を置いて
そこから伸びるツルを
ネットに誘引するための
DIY製のバラ置台を作った。
2020_01_27-2
一重咲きの小さな花は淡雪を
思わせるイメージがある。
2020_01_27-3
地植えではなく鉢に植えたバラ
だから毎年植替えが必要である。
植替えはツルをネットから
外し古いツルと小さな小枝を
剪定してから植替える。
2020_01_27-4
1.5m程の伸長でありながら花が
咲くと結構なボリューム感がある。
奥に写っているのはサマースノー、
株元をコウモリガの幼虫に喰われ
傷跡の手当てをしたも空しく枯れて
今は思い出の写真でしかない。
2020_01_27-5
ネットを張り付けた台は
2016年2月に作った物だ。
檜の板を使った部分は
朽ちないで使える状態だったが
今回の植替えのついでに
下部の鉢置台部分は新しく
作り替えることにした。
2020_01_27-6
この写真は2016年の
製作直後の写真である。
全体を白いペンキで塗り、
それから使用すること4年、
耐用年数はとても短かった。
2020_01_27-7
ネット部分の支柱下部は
朽ちていたので20cmほど
切り落としてパーツを継ぎ足し、
白い部分は再利用をした。
防腐塗料を塗った物は
作り替えのパーツである。
2020_01_27-8
植替えは赤玉土5、腐葉土4、
骨粉入り醗酵油粕1で混合する。
混合容器はモルタル練用の
トロ船が便利に活躍してくれる。
2020_01_27-9
再利用をして出来上がったバラの
ネット付き鉢置き台である。
いずれ白いペンキを塗るつもりだ。
2月に入って暫くすると醗酵
油粕の玉肥を埋めて寒肥をする。
6月上旬に咲く結果がどうなるか?

2020_01_24-5
トウカエデの樹幹に梯子を
持たせ掛けたミニつるバラ、
2020_01_24-6
地植えではなくて
素焼き鉢に植えている。
今年も植替えが必要、
2020_01_24-7
バラの名前は雪あかり、
真っ白のミニバラである。
伸長は2mほどあり、
ツルは細くてしなやか、
誘引もやり易いバラである。
2020_01_24-8
花も葉っぱも小さいけれど
良く咲いてくれるバラである。
2020_01_24-1
鉢植えのバラはツルを
外して古いツルは切り
落とし小枝も剪定する
2020_01_24-2
ツルを絡ませていた梯子も
汚れをたわしで落として
水性ペンキを上塗りする。
2020_01_24-3
市販のバラ専用の土は
水はけが悪いので
自己流でブレンドする。
赤玉土5、腐葉土4、
骨粉入り醗酵油粕1の
割合でよくかき混ぜる。
2020_01_24-4
植え替えが終わったら
梯子に誘引して形を整える。
2020_01_24-9
この写真は昨年の六月上旬、
2020_01_24-10
中旬頃になるとつぼみが
開いて花の数も増えて来る。
2020_01_24-11
植替え後の今年の六月も
こんな状態になるかなと
楽しみにして待っている。

2020_01_05-1
いつも感動のないブログを
出しているのに励ましの
拍手をクリックしてくださる。
感動もない、写真が上手い
わけでもない、庭づくりに
長けている訳でもない。
庭づくりのヒントの欠片もない。
そんなブログでも拍手が
あることに励みを感じて
ブログを続けているのだ。
最近は庭づくりをしていても
何も感動を感じないし、
未完成部分の造作に着手する
気持ちも湧き上がって来ない。
何よりも自分自身に感動が
ないのに人を感動させる
ブログを書けるはずがない。
それ故に辛抱強く拍手を
くださる方には申し訳ない
気持ちでいっぱいである。
2020_01_05-2
写真は2019年のポールズ・
スカーレットクライマーである。
季節は六月上旬の頃、
わが家の庭ではバラの花が
一斉に満開の状態になる。
その頃ひと足先に咲き始めた
オルラヤ・ホワイトレース
フラワーの花が散り始めて
色あせて来る時期である。
2020_01_05-3
2020年はもっと豪華に咲かせたい、
そんな思いから12月から
1月にかけて寒肥を施し、
葉をむしって休眠させる。
2月になると芽が動き出し、
地下では根が活動を始める。
根の動き始めた時に肥料が
効いたなら春に向けて成長する
バラにも勢いが付くだろうと
そのために施す寒肥である。
2020_01_05-4
寒肥を施す前に株周りの除草をする。
雑草を根っこから引き抜くには
右から2番目の赤い柄の道具を使う。
寒肥の穴は左から2番目の道具で
株周りに4か所ほどの穴をあける。
左右にグリグリと回しながら
土中に押し込んでやると深さが
10cm程度の穴が簡単に出来る。
もともとスイカなど根が横に
這う作物にぼかし肥料を効かせる
ために使う農具のようである。
これの使用によってバラの根が
多少切られてしまうけれど、
古い根を更新する効果により
バラの新陳代謝になると思っている。
2020_01_05-5
この写真は植え付けした翌春の
ポールズ・スカーレット・
クライマーである。
2016年秋に植え付けて
2017年の春に申し訳程度に
花が咲いてくれた。
2020_01_05-6
花は赤く、半八重咲きで返り咲き、
伸長は3m程度、微香性である。
原産国はイギリス。
2020_01_05-7
2018年には前年度に比べ、
少し花数が増えて高さも伸びた。
オルラヤ・ホワイトレース・
フラワーとの共演である。
2020_01_05-8
同じく2018年度の写真である。
冒頭の2019年に比べて
伸長の差が歴然としている。

2020_01_03-1
ここの庭小屋の裏には
エアコンの室外機がある。
22畳のリビングの冷房を
担当する室外機である。
リビングはロフトまで
吹き抜けになっているので
室内の空間容量が大きく
エアコンは大型である。
だから室外機から吹き出る
温風はかなり強く吹き出て
周りに植えた植物には
悪い影響を与える筈である。
小屋を建てる計画段階では
単なる風よけの看板を
建てようかと考えていた。
あれこれ思案した結果、
奥行の浅い小屋を建てて
内部は園芸用の用土や
牛糞や腐葉土の袋を格納する
物置にすればいいと決めた。
2020_01_03-2
建てて10年近く経った今は
二代目のつるバラが育っている。
つる性のアイスバーグである。
10年も経っているのに
ツルの伸びが悪いのは訳がある。
2020_01_03-3
初代のつるバラはこのバラ、
ルージュ・ピエール・ドゥ
ロンサールが植えてあった。
2020_01_03-4
植栽後、4年ほど経って
漸く小屋の庇を這うまでに
育ってきてこれからの
成長を期待していたのだった。
四季咲き性で花が繰り返し
咲くので思いの外、
気に入ったバラであった。
ある年の初冬を迎える頃、
葉に元気がなくツルの
先端部から枯れ始めたのだ。
病気かなと思い株元を丁寧に
調べていたら株がえぐられて
腐りかけた傷跡には
ダンゴ虫が繁殖していた。
2020_01_03-5
そんな訳で二代目のバラ、
アイスバーグに変わった。
今年で4年目を迎える。
12月下旬に剪定と誘引を
施したのだがまだツルは
幼くて細いので今年の
春にはボリューム感が
出るのかなと期待が膨らむ。
2020_01_03-6
昨年の六月上旬の頃、
小屋に似合う丈に育った。
バラがテッポームシや
コウモリガの幼虫に食害
されて枯れたのは多い。
注意しているけれど
枯らされてしまうのは
山の多い田舎だからか?
バラはある意味消耗品である。

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