2015_03_28-1
今日はクリスマスローズが
咲く風景を集めました。
3月27日に撮った写真です。
カメラはニコンD70、レンズは
80-300mm望遠ズームと
35-70mm標準ズームで
撮っています。
望遠レンズでは
遠近を縮める圧縮効果があります。
遠くの被写体と近くの被写体が
圧縮されて写るので距離感が
弱まって写ります。
写真ではフェンスと植木鉢の距離が
接近して見えていますが
実際には1m以上離れています。

2015_03_28-2
望遠系ズームを中望遠で撮ると
標準系ズームで撮った写真と
写り方は大差がありません。
標準レンズ(50mm)で撮った場合は
距離感が肉眼で見た感じになります。
この写真はその例になるでしょう。

2015_03_28-3
望遠側にして被写体を
引きつけて撮りました。
望遠(300mm)になると
カメラブレが出易くなるので
三脚を使っています。

2015_03_28-4
通路に生えたクリスマスローズと
こぼれダでデッキの下に
生えた草花です。
望遠側で撮りましたが
手持ち撮影なので
絞りを出来るだけ開いて
シャッタースピードを
早くして撮りました。
絞りを大きく開くと
被写界深度が浅くなりますが
手ブレや被写体ブレを
少なくすることが出来ます。
逆に絞りを小さくすると
被写界深度が深くなりますので
遠い所と近い所の全面に
ピントが合いやすくなります。
全面にピントが合うことを
パンフォーカスと言います。

2015_03_28-5
私はカメラオートでは撮らないで
プログラムモードで撮影をします。
そして被写界深度を深く、
パンフォーカスで撮影する時や
背景をぼかす時は
コマンドダイヤルで絞り値を決めます。
シャッター速度は絞り値に応じて
適正な速度に
オートで変わります。
写真は望遠系で撮りました。
手持ちなので絞りを大きく開き、
シャッタースピードを速くして
手ぶれを防止しています。
その分、被写界深度が浅いです。
白い花にピントを合わせています。

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被写体が風で揺れていたり、
望遠系ズームレンズで撮る時、
ブレたボケ写真になるので
そんな時はシャッター速度優先で
コマンドダイヤルを操作します。
写真は望遠系ズームで撮りました。
手前の赤い花にピントを合わせています。

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測光はスポット測光を
いつも使っています。
測光する点によって露出値が
変わりますので注意が必要です。
白い花びらにスポットすると
花びらに適正な露出が合うので
周囲の部分が暗く写ったり、
逆に葉っぱで測光すると
白い部分が明るく飛んでしまいます。
そんな時は
露出補正をする必要が生じます。
写真は標準系ズームレンズ使用です。
距離感は肉眼で見た感じになります。

2015_03_28-8
望遠系ズームで撮りました。
絞りを開放にしていますので
被写界深度が浅くなり、
背景はボケて省略されています。

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昨日は陰陽のEV値が
大きく違っていたので
小屋が暗くなっていました。
今日は日没後に撮ったので
小屋の明るさも適正になりました。
EV値が1違うと絞りを
1段階変えたことになります。

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クラちゃんがデッキに出て
私たちの動きを見ています。

2015_03_28-11
うたた寝を始めました。
肉球のまわりの毛を
バリカンで刈ってやりました。
足の裏の毛が長くなると
フロアを歩く時に滑りやすく
腰を傷めることがあります。

2015_03_28-12
5時になると散歩に出ます。
その時間が待ち遠しいようです。