2015_05_27-1
昨年3月のことだった。
特価品の煉瓦を購入して
アプローチにレンガを敷いた。

2015_05_27-2
完成したのは良かったが
所詮は素人の遣ることである。
下地の転圧をしなかったので
経年変化で一部分が沈み込み、
雨水が溜まる状態になった。
下には透水管を埋めているので
すぐに排水するのだが
強い雨が続くと水溜まりが
出来るようになってしまった。

2015_05_27-3
黄色のライン内側は煉瓦表面に
砂が付いた状態が見える。
それは一部分が低いので周りから
砂が集まったからである。
だから今日は思い切って手直しを
することにしたのだった。

2015_05_27-4
草引き用の用具を使って
レンガを外す作業から始まった。
1枚外すごとにレンガについた真砂土を
用具で削り落とす地道な作業。

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下地に真砂土を継ぎ足し、
水準器と左官ごてを使って
レンガを貼り直す作業である。
レンガを均平に並べてから
目地に真砂土を埋め込んでいく。
午前11時ごろになると
陽が射しこんで来るので
暑さにギブアップして中断、
残りは午後4時以降に再開した。

2015_05_27-6
暑さが厳しい時間帯には
ホームセンターまで出かけて
蛇の忌避剤、土嚢入り真砂土などを
買って作業再開は午後4時になった。
午後6時ごろになるとレンガを並べ終わり
煉瓦の上に真砂土をバラ撒き、
コテで目地に詰める。
最後の仕上げは箒で砂を掃き落とし、
何とか完成させることが出来た。
今回使った用具はこんな用具だった。
土嚢袋は真砂土が入っていた袋である。

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レンガは特価品らしく
湾曲したレンガもあり、
多少凸凹して綺麗にならなかった。
でもそれもDIYの味である。
職人さんの仕事のように
縦横一直線に敷き詰めたとしても
自己満足でしかないのである。
レンガ積みも凸凹している方が
庭の場合はそれが
造形美の味ということなんだと思う。
私には職人さんのこだわりはない。

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丁度作業が終わった頃、
女房が今日もヤマカガシが
出没したと悲鳴を上げて
私のもとに駆け寄って来た。
カメラを持って現場へ行くと
ヤマカガシのこどもが
クリスマスローズの葉っぱの
上でとぐろを巻いていた。
このヘビは長い間、無毒だと
考えられていたがある中学生が
噛まれて死亡するという事故を
きっかけに毒蛇だと分かった。
噛まれると出血毒が血管を傷め、
内臓や脳で出血が起こる。
血清があるとかないとか
はっきりしないが毒の強さは
マムシの3倍であるらしい。
即ち 、毒液量がマムシ毒の3分の1で
死に至らしめる毒の強さということ。
マムシとヤマカガシは毒蛇なので
野外で活動の際は遭遇したら
判別できることが大切である。
当然のことながら火箸でつまんで
わが家から離れた場所に逃した。
この蛇は攻撃性は少なく毒牙は
口の奥の方にあるので
深く噛まれるとあぶない。
この歳になって殺生はしたくない。
二度とわが家には近づかないで。。。