昨年3月のことだった。
特価品の煉瓦を購入して
アプローチにレンガを敷いた。
完成したのは良かったが
所詮は素人の遣ることである。
下地の転圧をしなかったので
経年変化で一部分が沈み込み、
雨水が溜まる状態になった。
下には透水管を埋めているので
すぐに排水するのだが
強い雨が続くと水溜まりが
出来るようになってしまった。
黄色のライン内側は煉瓦表面に
砂が付いた状態が見える。
それは一部分が低いので周りから
砂が集まったからである。
だから今日は思い切って手直しを
することにしたのだった。
草引き用の用具を使って
レンガを外す作業から始まった。
1枚外すごとにレンガについた真砂土を
用具で削り落とす地道な作業。
下地に真砂土を継ぎ足し、
水準器と左官ごてを使って
レンガを貼り直す作業である。
レンガを均平に並べてから
目地に真砂土を埋め込んでいく。
午前11時ごろになると
陽が射しこんで来るので
暑さにギブアップして中断、
残りは午後4時以降に再開した。
暑さが厳しい時間帯には
ホームセンターまで出かけて
蛇の忌避剤、土嚢入り真砂土などを
買って作業再開は午後4時になった。
午後6時ごろになるとレンガを並べ終わり
煉瓦の上に真砂土をバラ撒き、
コテで目地に詰める。
最後の仕上げは箒で砂を掃き落とし、
何とか完成させることが出来た。
今回使った用具はこんな用具だった。
土嚢袋は真砂土が入っていた袋である。
レンガは特価品らしく
湾曲したレンガもあり、
多少凸凹して綺麗にならなかった。
でもそれもDIYの味である。
職人さんの仕事のように
縦横一直線に敷き詰めたとしても
自己満足でしかないのである。
レンガ積みも凸凹している方が
庭の場合はそれが
造形美の味ということなんだと思う。
私には職人さんのこだわりはない。
丁度作業が終わった頃、
女房が今日もヤマカガシが
出没したと悲鳴を上げて
私のもとに駆け寄って来た。
カメラを持って現場へ行くと
ヤマカガシのこどもが
クリスマスローズの葉っぱの
上でとぐろを巻いていた。
このヘビは長い間、無毒だと
考えられていたがある中学生が
噛まれて死亡するという事故を
きっかけに毒蛇だと分かった。
噛まれると出血毒が血管を傷め、
内臓や脳で出血が起こる。
血清があるとかないとか
はっきりしないが毒の強さは
マムシの3倍であるらしい。
即ち 、毒液量がマムシ毒の3分の1で
死に至らしめる毒の強さということ。
マムシとヤマカガシは毒蛇なので
野外で活動の際は遭遇したら
判別できることが大切である。
当然のことながら火箸でつまんで
わが家から離れた場所に逃した。
この蛇は攻撃性は少なく毒牙は
口の奥の方にあるので
深く噛まれるとあぶない。
この歳になって殺生はしたくない。
二度とわが家には近づかないで。。。
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