2015_10_27-1
山あいの集落に晩秋の気配が
濃くなり深まりゆく秋の
景色が野山に広がる。
田んぼの稲は刈り取られ
農村の風景は一変した。
わが家の庭では小菊が
満開を迎え特有の芳香が
あたりに漂うこの頃である。
菊は短日性植物なので日照が
短い晩秋から咲き始める。
最近はめっきり日の入りが
早くなり校庭のスピーカーから
童謡「ふるさと」が流れる-
-五時になるとあたりが暗くなる。
この山村の子供たちが大人に
なって都会へ出て行った時に
「ふるさと」のメロディを聞けば
生まれ育ったこの故郷を
思い出してくれるだろう。
昨日はアキアカネを見た。
赤トンボとも言うこのトンボ、
見たのは久しぶりのことだった。
「夕焼けこやけの 赤とんぼ」
長閑かな昔の風景が
懐かしく思い出される。

2015_10_27-2
気温の低下とともに庭の
落葉樹が紅葉を始める。
アメリカハナノキが
赤や黄に染まり始めた。

2015_10_27-3
ウインターコスモスが開花真っ盛り、
春になると地上部に芽を出し、
それから長い間、
無用の長物扱いにされていたが
晩秋になり
花が少ないこの時期になると
貴重な存在になって来た。

2015_10_27-4
六月に切戻した穂先を挿し芽して
育てたウインターコスモスである。
もう少し短い背丈で咲かせたかったが
70cmほどに伸びてしまった。
来年は矮化剤を使って育ててみたい。

2015_10_27-5
季節が良くなると自家栽培の
椎茸が生えるようになって来た。

2015_10_27-6
畑に入って大根の株もとを見ると
なんと直径3cmほどの太さに、
今年もブリ大根の季節がやって来た。

2015_10_27-7
こちらは聖護院カブである。
直径15cmほどの玉になると
収獲して酢づけにしたい。

2015_10_27-8
中国野菜のターサイである。
株元から小さな芽が出ているのは
播き直したターサイである。
2015_10_27-9
リーフレタスが収穫の時期になった。
その日、必要な分だけちぎって収穫する。

2015_10_27-10
唐辛子はまだこんなに収穫できる。
気温が下がると生育が遅くなり
食感が固くなって来た。

2015_10_27-11
ピンクのアイスバーグ(四季咲き)
九月は畑作業が忙しくて
バラの管理作業が出来なかった。
貧弱な花はその影響とみられる。
2015_10_27-12
白のアイスバーグ、
株が古くなったので今日は
妻が新しい大苗を買って来た。
植える場所はあるのかな?