2016_04_26-1
今日の最高気温は22℃、
最低気温は午前6時の8℃でした。
日中は良く晴れて外に出れば
じっとしていても汗ばむほどです。
すっかり初夏の候となりました。
庭に出ればいろいろな花が
次々と咲き始めています。

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日当たりの良い場所のモッコウバラは
一面を黄色に染め、モンタナが
フェンスを白く染め始めています。
2016_04_26-3
フェンスの外から庭を眺めると
スノーボールも咲き始めていました。
今は黄緑を帯びたボール状の花ですが
だんだんと真っ白い花に変わります。

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初夏になると庭も装いを変えて
花の種類が増え新緑が眩くなります。
手前の小さな白い花はドウダンツツジです。
新緑と白い花、秋は真っ赤に紅葉します。

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そんな初夏になると庭に怖い
スズメバチが頻繁に出没します。
この季節は女王バチが冬眠から
目覚め戸外を飛び回って
巣づくりを始めた時期です。
小さな巣づくりが済むとそこに
卵を産み十数匹の子バチを育てます。
子バチは成虫になると働きバチと
なって巣を一層大きくし、
戸外を飛び回っていた女王バチは
巣にこもって産卵に専念するのです。
大きな巣では1000匹程度の
大きなハチ集団となり、
私たちの脅威になるのです。
この季節に女王バチを捕獲すると
その大きなスズメバチ集団をまるごと
減らすことができるのです。

数年前にスズメバチの罠(トラップ)を
仕掛けたところ沢山の
女王バチが獲れました。
その効果は顕著で以来庭に飛来する
スズメバチは激減しました。
今日は庭に頻繁に出没するスズメバチを
見て急いでトラップを仕掛けました。
つくり方は簡単です。
ペットボトルを用意して
ペットボトルの上部3か所に
一辺2cmの正四角形を描き
カッターナイフで3辺を切ります。
斜めの肩部分を開けると雨が
侵入し誘引液の濃度が変わるので
垂直部分に穴をあけるといいです。
正四角形の上部一辺は切り取らず
外側に折り曲げれば雨水の
侵入を防ぐことが出来ます。
なお、穴が大きすぎると侵入した
ハチが逃げることもあります。
ペットボトルは炭酸飲料用が
厚みがあるのでお勧めです。

2016_04_26-5
このトラップは昨年作ったものです。
侵入口を肩の斜め部分に作ったので
雨天時に雨の侵入がありました。
女王蜂を捕獲するチャンスは
この季節から6月中旬が適期です。
直射日光の当たるところでは
誘引液の蒸発が激しいので木陰に
吊るすのが大切なポイントです。
6月ごろになると働き蜂が増え、
トラップを仕掛けると却って
働きバチを集めることになるので
撤去することをお勧めします。
誘引液の作り方はお酒300cc、
お酢100cc、みりん50cc、お砂糖100gを
溶かして誘引液とします。
お酒は燗冷ましでも良いですが
料理酒は効果が劣るようです。
なお、混合比は上記が
絶対ということではありません。
スズメバチ、トラップで検索して
他の情報も参考にしてください。