2016_07_25-1
梅雨明けして1週間が過ぎた。
これからは猛暑の日々だと
思っていたのに
意外にも爽やかな風が吹いて
過ごしやすい日々が続いている。
吹き抜け上の天窓を開け、
リビングの引き戸をあけると
1階から天窓へ風の通路が出来て
室内に爽やかな風が渡る。
エアコンを使うことなく室内で
過ごせる涼しい夏が続いている。
季節は7月も下旬になった。
やがてお盆がやって来る。
そんな季節柄、
庭にムクゲの花が咲き始めた。
庭に蝉の声が響き渡り、
空に入道雲が湧き上がる夏である。

2016_07_25-2
道路からわが家の敷地入り口に
面する植え込みあたりには
夏草が伸びて鬱蒼としていた。
お盆も近づいているので
夏草を除草し爽やかにしようと
除草作業をすることにした。
植え込みの土はカラカラに乾き、
肥料っ気も無くパサパサである。
先週は庭の植え込みの中で
マムシを捕獲した。
鬱蒼とした草の中にマムシが
潜んでいたら怖いので
長く伸びた草を棒で掻き分け
丹念にマムシが居ないことを
調べながら除草作業を進める。
作業中にカミキリ虫を見つけ、
食害著しい庭木を手入れし、
株元に蟻の巣を見つけて
薬剤を散布する作業を並行する。
柑橘類、モミジ、バラなどは
ゴマダラカミキリの標的になる。
ゴマダラカミキリの幼虫である
テッポウムシの食害はこんな
作業中に見つけることが多いのだ。
株もとを草の無い状態に
保つのことはテッポウムシの
侵入を防ぐポイントである。
半日かけて地肌の見える庭に戻った。

2016_07_25-3
鹿の子ユリ、ブラックビューティが
まだまだ咲きつづけている。
一球の球根からこれだけの花を
咲かせるユリもめずらしい。
ユリは球根を育てる根と茎を
育てる根が別々にあるので深植えに
することが大切だと聞いている。

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ブラックビューティの手前には
背の高い向日葵が咲いている。
高さがあるので花壇に立体感が出る。
夏らしい風景である。

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コントラストを下げると
夕暮れのような風景になった。

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夏のイメージを作るガイラルディア。
奥には鉢植えの養生所。

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これだけの花が咲く裏では
花殻摘み作業が忙しいのだ。

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フェンスから外へ出るエキナセア、
朝日の方向に顔を出している。