梅雨明けして1週間が過ぎた。
これからは猛暑の日々だと
思っていたのに
意外にも爽やかな風が吹いて
過ごしやすい日々が続いている。
吹き抜け上の天窓を開け、
リビングの引き戸をあけると
1階から天窓へ風の通路が出来て
室内に爽やかな風が渡る。
エアコンを使うことなく室内で
過ごせる涼しい夏が続いている。
季節は7月も下旬になった。
やがてお盆がやって来る。
そんな季節柄、
庭にムクゲの花が咲き始めた。
庭に蝉の声が響き渡り、
空に入道雲が湧き上がる夏である。
道路からわが家の敷地入り口に
面する植え込みあたりには
夏草が伸びて鬱蒼としていた。
お盆も近づいているので
夏草を除草し爽やかにしようと
除草作業をすることにした。
植え込みの土はカラカラに乾き、
肥料っ気も無くパサパサである。
先週は庭の植え込みの中で
マムシを捕獲した。
鬱蒼とした草の中にマムシが
潜んでいたら怖いので
長く伸びた草を棒で掻き分け
丹念にマムシが居ないことを
調べながら除草作業を進める。
作業中にカミキリ虫を見つけ、
食害著しい庭木を手入れし、
株元に蟻の巣を見つけて
薬剤を散布する作業を並行する。
柑橘類、モミジ、バラなどは
ゴマダラカミキリの標的になる。
ゴマダラカミキリの幼虫である
テッポウムシの食害はこんな
作業中に見つけることが多いのだ。
株もとを草の無い状態に
保つのことはテッポウムシの
侵入を防ぐポイントである。
半日かけて地肌の見える庭に戻った。
鹿の子ユリ、ブラックビューティが
まだまだ咲きつづけている。
一球の球根からこれだけの花を
咲かせるユリもめずらしい。
ユリは球根を育てる根と茎を
育てる根が別々にあるので深植えに
することが大切だと聞いている。
ブラックビューティの手前には
背の高い向日葵が咲いている。
高さがあるので花壇に立体感が出る。
夏らしい風景である。
コントラストを下げると
夕暮れのような風景になった。
夏のイメージを作るガイラルディア。
奥には鉢植えの養生所。
これだけの花が咲く裏では
花殻摘み作業が忙しいのだ。
フェンスから外へ出るエキナセア、
朝日の方向に顔を出している。
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