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庭に植えたカボスの木から
毎年沢山のカボスを収穫します。
鍋に入れたり味噌汁に入れて一寸、
酸味の効いた味を楽しんでいます。

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柑橘類は果実ひとつに葉が
20数枚必要だと言われますので
葉を大切に育てる必要があります。
でも寒冷地のわが地方では冬の霜で
大切な葉が傷んで黄変し春になると
葉がボロボロと落ちてしまいます。
(上の写真は昨年の冬の防寒です)

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そこで霜よけをすることを考えました。
2年前は防虫ネットを巻いた上にさらに
トンネル用のビニールを巻いていました。
直接巻くとビニールが破れるからです。
しかし、
ビニールがあると風通しが悪くなります。
場合によっては病気が出やすいかも?
でもしないよりは良い結果になりました。
(上の写真は2年前の冬です)

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昨年は防虫ネットだけにしたところ
霜の害が防げて葉は傷まなかったです。
だから今年も防虫ネットを巻くだけです。
寒さよりも霜が葉っぱに付くことを
防止したのですが結果はいいのです。

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ミカンは耐寒性は普通だと言われます。
その中でも耐寒性に優れる宮川早生です。
ミカンの霜よけをするだけで
十分冬を越せることが分かりました。
(写真は今年の11月撮影です)

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昨年は1本の木からこんなに収穫しました。
摘果しなかったので実が小さいです。
取れたてのミカンはとてもフレッシュで
ジューシーな味がします。

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ミカンの霜よけをした状態です。
保温は出来ていませんが
防虫ネットを張るだけで冬越し出来ます。
寒冷地だからと柑橘類を諦めず、
挑戦することをお勧めします。
ただし積雪のある地方では雪の重みに
耐えれないと思いますのでさらに一考を。