2016_12_21-1
キャンプ場で焚火をしながら
ダッチオーブンを使った料理を
な~んて楽しいものである。
そんな時に必須なのがトライポッド、
分かりやすく言うと鍋を焚火上に
吊るす三本足の脚である。
既成のものを買えば7千円ほどだが、
ロープアンカー(ロープ止め)を
3本で作れば2千円チョイ程度になる。

2016_12_21-3
作り方は何ら難しいことはない。
ロープを通す輪にシャックルという
名称の金具を通しで連結するだけだ。
鉄の鎖も200円ほどで手に入る。
ホームセンターを丹念に見ればもっと
いい方法が見つかるかも知れない。
写真は赤錆びたダッチオーブンだが
購入して一度も使ったことがない。
だから熱して表面のワックスを
焚火で飛ばさなくてはならない。
十分熱したら食用油を鍋の内側や
蓋の内外面に塗り込んでさらに焼く。
これを数回繰り返してクリーニングする。
シーズニングとも言う前処理である。

2016_12_21-2
シーズニングを数回繰り返すと
黒い鍋肌が美しくよみがえった。
こいつを使って今日は一番簡単な
サツマイモを焼くことにした。
レシピによっては砂利石を
鍋底に入れる方法もあるが
砂利石は無くてもできる。

2016_12_21-4
チョロチョロと燃える焚火に
かけて温めると蓋の隙間から
蒸気が吹き始めた。
シーズニングの時は蓋の隙間から
蒸気が出なかったのは中に水分を
含んだ芋がなかったからである。

2016_12_21-5
薪が燃え尽すころに蓋を
とってみると少し焦げてる
部分があったけれど
箸を突き刺すと芯まで
ほっこり焼けた焼き芋が完成。
女房と美味しくいただいた。
冬はこんな遊びが楽しい。