苗を買って植えたわけでもない。
このサクランボは小鳥が
どこからともなく運んで来たタネが
地上部に落ちて自然に育ったのだ。
春には桜そっくりの花が咲き、
一足早くお花見の季節が来る。
そして花が散ると実が生り、
五月になると実は真っ赤に熟れる。
でも日陰をたくさん作るので
一度は株元からばっさり伐った。
なのに株元からひこばえが出て
数年で驚く速さで大きくなった。
根っこが充実しているので小さな
苗を植えるよりも格段に速い
育ち方で成木になってしまった。
樹高があるので素手では実を
採ること出来ないので高枝切り鋏みで
小枝を切って実を採るしかない。
大半はヒヨドリの餌になっている。
サクランボの実は生食でも
美味しいが傷みが早いのでジャムにした。
五月は花の季節である。
エゴノキも見事に花を咲かせた。
この木は花後に小さな実をつける。
そして実はヤマガラの好きな餌になる。
ヒマラヤンムスクも見事に
沢山の花をつけてくれた。
甘い匂いが庭に漂い蜜蜂が
芳香に誘われて集まる。
バラの芳香と蜜蜂の羽音が
庭いっぱいに拡がる季節である。
野に咲くウツギの季節でもある。
わが家には園芸種のウツギがある。
五月の午前中は長閑な空気が流れる。
四季を通して最も庭が美しい季節である。
セッコクは日本の山に
自生するラン科の植物である。
ランでありながらとても
育てやすい植物で耐寒性あり
四季を通して戸外で
育てることが出来る植物である。
素焼き鉢にミズゴケを
使って植えて置けば
水やりも必要なくて
降雨だけで十分である。
紅い花の品種もあり
園芸用に改良された
いろんな品種もある。
収集されるマニアもある。
コメント
コメント一覧 (2)
こんにちわ、コメント有難うございます。
サクランボはタネから簡単に発芽するようです。
木の下ではタネから育った幼木が何本も出来ます。
草と一緒に刈り取っています。
山栗さんは今は大阪にいらっしゃるんですね。
これから暑くなる季節は清里がいいんじゃないですか。
私は夏がとても苦手です。
軽井沢や清里に住みたいです。
バラの花も終わりに近づきました。
花がら摘みに忙しくしています。
数年前に植えたサクランボの苗木がまだほとんどそのままの大きさで止まっているのですよ。冬に、苗木を鹿に食べられるので、いつまでたっても大きくなってくれないのです。
花が満開で素晴らしいですね。我が家も、少しずつ、初夏の庭に変わりつつあります。
今は大阪ですが、そろそろ清里に戻りたくなってきました。
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