2017_05_31-1
苗を買って植えたわけでもない。
このサクランボは小鳥が
どこからともなく運んで来たタネが
地上部に落ちて自然に育ったのだ。
春には桜そっくりの花が咲き、
一足早くお花見の季節が来る。
そして花が散ると実が生り、
五月になると実は真っ赤に熟れる。
でも日陰をたくさん作るので
一度は株元からばっさり伐った。
なのに株元からひこばえが出て
数年で驚く速さで大きくなった。
根っこが充実しているので小さな
苗を植えるよりも格段に速い
育ち方で成木になってしまった。

2017_05_31-2
樹高があるので素手では実を
採ること出来ないので高枝切り鋏みで
小枝を切って実を採るしかない。
大半はヒヨドリの餌になっている。
サクランボの実は生食でも
美味しいが傷みが早いのでジャムにした。

2017_05_31-3
五月は花の季節である。
エゴノキも見事に花を咲かせた。
この木は花後に小さな実をつける。
そして実はヤマガラの好きな餌になる。

2017_05_31-4
ヒマラヤンムスクも見事に
沢山の花をつけてくれた。
甘い匂いが庭に漂い蜜蜂が
芳香に誘われて集まる。
バラの芳香と蜜蜂の羽音が
庭いっぱいに拡がる季節である。

2017_05_31-5
野に咲くウツギの季節でもある。
わが家には園芸種のウツギがある。

2017_05_31-6
五月の午前中は長閑な空気が流れる。
四季を通して最も庭が美しい季節である。

2017_05_31-7
セッコクは日本の山に
自生するラン科の植物である。
ランでありながらとても
育てやすい植物で耐寒性あり
四季を通して戸外で
育てることが出来る植物である。

2017_05_31-8
素焼き鉢にミズゴケを
使って植えて置けば
水やりも必要なくて
降雨だけで十分である。

2017_05_31-9
紅い花の品種もあり
園芸用に改良された
いろんな品種もある。
収集されるマニアもある。