幼少時のテレビがない頃、
私はラジオから流れる
「コロの物語」が好きだった 。
夕方になって母が夕飯の
仕度をする頃いつも弟と
イガグリ頭を並べて
ドラマに聞き入っていた。
ラジオは子供の手が
届かない台所の高い所に
あって母がラジオを
入れてくれるのだった。
そして母が見つけてくれた
番組だったが母もまた
このドラマを聞きながら
夕飯仕度をするのだった。
「コロの物語」は流浪の子犬が
辛い思いや苦しみを
野良犬の親分と一緒に
乗り越えて生きる悲しくも
励まされる物語であった。
コロとは子犬の名前である。
物語の主題歌をネットで
調べたところ三つの挿入歌の
うち主題歌だけを
YouTubeで聞くことができた。
ぜひ聞いてください。
主題歌はこちらから
主題歌:コロの物語
♬ お父さんは青い雲
♩いつもそっと見てるよきっと
お母さんはそよぐ風
いつもそっと囁くきっと
ワンコロワンワンコロコロ
ワンコロワンワンコロコロ
ワン、ワン、ワン ♪
歌は小柳徹さんが9歳の
時に歌われたものです。
挿入歌の中でこの歌も好きでした。
♪ コロ、コロ、コロと
みんなが呼ぶけれど
コロ、コロ、コロと
呼んでは行っちまう
一人ぼっちの風の中
一人ぼっちで泣いてみる
ワンワン、でもさ、でも僕
寂しかないな、だって
この風、この匂い、どこかで
花は咲いているんだ
どこにも花は咲いているんだ。♪
歌詞からドラマの内容を
想像してください。
コロの生き様が見えてきます。
冷たい冬の風の中を
野良の親分と流浪するコロ、
夜の帳がおりても空腹が
満たされず街を彷徨うコロ、
そんなコロと野良の親分を車の
クラックションが容赦なく襲う。
コロのこの先どうなるの?
弟も同じことを想い
ドラマに聞き入っていたに
違いないと思います。
その弟は6年前に癌を患い
逝ってしまいました。
早すぎる死は本人もとても
残念だと言っていました。
母も2年前に逝きました。
どんな時も母は私たちの味方に
なって助けてくれました。
私はコロの歌を口ずさむ時
なぜか涙声になって
胸が詰まってしまいます。
それは弟と母のことが否応
無しに思い出されるからです。
過ぎ去った過去は二度と
帰ってはこないのですが
せめて私の死後はあの世で
再会できるような気がします。
私の死生観では再会
できると思っているのです。
なお、弟の闘病中のブログは
二回に亘り投稿しました。
こちらからです。
コメント
コメント一覧 (27)
こんにちは、コロの物語の思い出話を
寄せてくださってありがとうございました。
長岡さんのArtをネットで拝見しましたよ。
素晴らしいArtの数々、見事な出来栄えですね。
愛媛には平山美術館がありますね。
長岡さんのアートを拝見し
平山美術間を思い出しました。
ありがとうございました
コメントありがとうございます。
あなたもコロの物語をお聴きになった世代ですね。
あんな放送劇があったら今でも聴きたいです。
NHKラジオ番組「ここはどこでしょう」
注目して私もきくことにしたいと思います。
情報を授けてくださってありがとうございました。
NHKラジオで「ここはどこでしょう」の番組を紹介するとのことです。
私には「ここはどこでしょう」と一緒に思い出す番組があります。
「コロの物語」です。
ネット検索していて見つけました。
ありがとうございました。
私は岡山市に住む昭和23年生まれの男性です。
こんばんは、
そうですね。3月24日が小柳徹さんの命日ですから
今日24日は月命日ですね。
亡くなってもう50年以上ではないでしょうか。
コロの物語の情報も少なくなりましたね。
今唯一聞けるコロの物語で出てきます。
横浜関内にある放送センターで聞くことができます。
小柳徹さんの情報は今でも新たに出てきます。
本日は月命日。43年にテレビ放送された雑居家族の写真が出されていました。
こんばんわ、昔懐かしいドラマですね。
巌窟王、私も覚えています。
そのころ、アンクルトムのドラマもありました。
ドラマの主題は覚えていません。
アメリカの奴隷社会の悲哀がテーマだったと思います。
これらの主題歌を思い出すとき、
昔はよかったな~と思ってしまいます。
コメントありがとうございました。
コロの物語の情報をいろいろ調べてくださって
ありがとうございました。
URLのアドレスをコピーして
早速、そのページを拝見しました。
乾信一郎さんのことが書いてあったので
そのページをお気に入りに指定しました。
のちほどゆっくり読ませていただきます。
ありがとうございました。
http://sakasakana.cocolog-nifty.com/f3a/cat47547674/index.html
(2) だいかいしょう(大海嘯)とは大津波のことです。
こめんとありがとうございました。
歌の歌詞でしょうか?
内容の意味が理解できませんでした。
やっぱり音楽に造詣の深い方でした。
コロちゃんよ にげおおせたか おじさんと けせんぬまだいかいしょう こころのいたむ
詩人、歌人、作曲家 幸田 学
いつもありがとうございます。
幸田さんは音楽に造詣が深いお方とお見受けしました。
私は音楽の譜面は全く読めませんが
昔懐かしい歌を聴いて当時の事を
思い出すのがだいすきです。
懐古趣味と娘に言われます。
コロの物語が再放送されると必ず聴くと思います。
当時はテレビが急速に普及する時代でしたが
わが家にはまだテレビはありませんでした。
皇太子さまがご成婚されてテレビで放映されていましたが
そのことがきっかけでテレビが一気に普及しましたね。
その頃は希望に満ちて楽しい時代でした。
懐かしい気持ちになりありがとうございました。
コロの物語のドラマを知っていらっしゃる方は
今では少数派でしょうね。
当時の思い出を大切にされていると思います。
私もそのうちの一人です。
小柳徹さんのあどけない声は今も忘れません。
思い出をありがとうございました。
https://www.youtube.com/watch?v=RwKfcfzLXyM
コメントうれしく拝見しました。
子供の頃の思い出がすすんちゃんさんの
心にも強く残っているのですね。
私も今は亡き弟と一緒に聞いていた
ラジオドラマの思い出が強く残ています。
15分ほどの短いドラマでしたが
毎日放送されていました。
小柳徹さんが声優としてコロの役を担当し
コロは人間と同じようにしゃべっていました。
野良犬の親分を頼りにして流浪の生活を
送っていたと思いますが厳しい寒さや
空腹に耐えて逞しく生きている子犬の物語でした。
漫画ではなくラジオドラマですので
ラジオから流れる放送から私の頭の中は
漫画では味わえないいろいろな光景を
想像して時には喜び時には悲しく感じていました。
ラジオドラマっていいですね。
テレビにはない良さがあります。
すすんちゃんさんにそのドラマを
旨く伝えられなくて申し訳ありません。
人生の終盤にきて、捜していた“コロ”が見つかって本当に嬉しいです。有難うございました。
コメントをありがとうございました。
コロの物語は幼い頃の思い出です。
わが家にラジオしか無くてテレビは
まだ高嶺の花の時代でしたね。
古い昔のことですがネットを通して
多くの方と思い出を共有することが
とても良いことと思っています。
主題歌を聴けるのですが他の挿入歌も
聴きたいと随分探しました。
掲示板にでかけましたよ。
モモタロウさんの投稿がたくさん出ていました ね.
そのうちに私も書き込みさせて頂きます。
小柳徹掲示板があります。お出かけください。
コロの物語の歌。挿入歌のメロディを聞くことができます。
この3月で死後50年を迎えようとしておりますが、小柳徹さんを思う方が訪問されています。私も、私なりに徹さんを調べさせていただいております。ご参考までに。
コメントありがとうございました。
昔々のラジオドラマ、コロの物語を
お聴きになっておられたのですね。
主題歌は私のブログにリンクを
貼っていますのでよかったら聞いてみてください。
昔の思い出がきっと蘇ってきますよ。
Yosinobuさんも沢山のラジオドラマを
お聴きになっていたのですね。
あなたがお聴きになっていたドラマは
記憶にありませんが他には「おてなの塔」
「紅クジャク」「巌窟王」などを聞いていました。
昔の思い出は懐かしくみんな楽しい思い出ですね。
これと同じドラマだったか分かりませんが、流浪の男と少年の物語でドラマの中の歌で「・・・飴の中からサンタさんが出たよ・・・」というのがありましたが、コロの物語と同じだったのか、又は別ドラマだったのか分かりません。これと同じ時期、大人向けラジオドラマで「花くれないに」というのがあったのを覚えています。主題歌は「茜色した夕べの空を・・・春風そよ風優しく吹いて・・・そっと君の名呼んでみる・・・」というのがありました。
こんにちわ、
コメントありがとうございました。
コロの物語の主題歌に何度も
アタックしていただきありがとうございました。
とても可愛い声で子どもの歌ですが
子供にしてはすごく上手だと思っています。
当時のドラマを知る私は
この歌に特別な思いがあるのです。
ころ美ちゃんがダブってきたのではないでしょうか
お手数をおかけして申し訳ありませんでした。
何度もお邪魔して、やっと聞けました!
可愛らしい歌声、軽やかなリズム、
思わず気持ちがホッコリしました♪
つい口ずさんでしまいますね。
私は、ワン コロミ ワンワンと言ってしまいそう(^^ゞ
記事にしていただき、ありがとうございました!
こんばんわ、お久しぶりですね。
コメントうれしく拝見しました。
こちらもとても寒い日が続いています。
今朝は初雪が1cmほど積もっていました。
今朝の外気温は0℃でしたが日によって
氷点下の日もあります。
きよさん、お体十分にお気を付けくださいね。
とても心配なこと、くれぐれも体調に気を付けて
定期的に検査をしてもらってください。
私は胆嚢摘出と甲状腺を半切していますが
癌の血統なので定期的に検診を受けています。
きよさんのこと何も知りませんでした。
遠いところからですがきよさんが
健康に過ごされますようお祈りをします。
コロの物語、きよさんもご記憶の中に
残っていたんですね、うれしいです。
三つの歌です君も僕も♪
懐かしいですね。
当時の頃に戻れるものなら戻りたいです。
そして母には出来なかった孝行を
一からやり直したいです。
その母のいない今、そんなことを思うと
やるせない気持ちになってしまいます。
歳をとると涙もろくなっていけません。
今年もあと僅かになりましたね。
今は寒風の中でバラの剪定や誘引、
植替えの作業をしています。
寒さが増してきますが体を冷やすと
免疫機能が落ちて病気の引き金になります。
どうか温かくしてお過ごしください。
来年が良いお年でありますように
きよさんへ
幸いに市内はまだ雪が降るようなことはないです
阿蘇の山々は雪の薄化粧が見れます
「コロの物語」懐かしいです。
夕飯前、調子の悪いラジオの前で聞き入ったものです
主題歌も少しは歌えます。コロコロコロと・・・
祖父が家の中にある五右衛門風呂を焚く時間とコロの物語が
始まる時間が一緒だったのか? 煙に巻かれて聞き入って
いた記憶が残っています
時々、一つ上の姉とコロの物語の話は話題になります
内容は子供なりの理解でしか覚えていませんが・・
三つの歌もこの頃でしたかね??
主題歌有難うございます
癌のお話ですが私も膵臓癌のマーカーが消えません
今の所ペット検査では癌は見えないそうですが
いつ発病するか不安でいっぱいです
母、兄、と癌で亡くなっています。癌の血統でしょう
熊本地震再建で自宅建設中で来月には引っ越し予定ですが
もうすぐ後期高齢になります。いつまで新しい家に
住むことが出来るかな?年をとり過ぎて不安が先にきます
寒さ厳しい師走です。お身体専一にお過ごし下さい
クララちゅんお大事に~~
こんばんわ、コメントありがとうございました。
今日の金沢のお天気はどうでしたでしょうか。
こちらは日中の最高気温が6℃と冷え込んで
とても仕事どころではないので
午前中は家の中にいました。
寒さが続きますが今年はどうやら厳冬のようですね。
コロの物語、興味深く読んでいただき
本当にありがとうございます。
私の犬好きは子供の頃のラジオ番組が
強く影響をしていると思います。
わが家のクラちゃんは私にとって犬ではなく、
孫のような気持になって接しています。
犬を人格化するのはよくないとも思いますが
私にとって単なる犬とは考えにくいです。
それから小柳徹さんの歌が聞けなかったそうで
残念に思いました。
ぜひ聞いてほしかったです。
小柳徹さんは20歳の頃に交通事故で
亡くなられてそのこともとても残念ですが
当時の小柳さんの歌はとても可愛らしく
ほのぼのとした気持ちにさせられます。
私は小学校の修学旅行のバスの中で
コロの物語の主題歌を歌ったのですが
クラスメイトはだれもこの歌を
知らなかったことも残念でした。
今日は愛犬家さんのコメントを楽しく
そしてうれしく拝見しました。
またコロ美ちゃんのブログを見て
コメントさせていただきます。
今日はありがとうございました。
コロの物語の記事、興味深く読ませていただきました。
10日に私のブログに頂いたburonicaさんからの
コメントを、その後注意深く読んでみたのですが、
私は勝手に絵本に出て来るクリスマスと同じ
楽しい思い出と勘違いしていたようです。
大変失礼しました。
コロの物語は、歌の歌詞等から、天涯孤独の
子犬の「コロ」が逆境にもめげず、
逞しく生きてゆく物語だったのでしょうか、、、
お母さんと弟さん、共通の思い出が今も
心の奥深くに刻み込まれている、、、
羨ましく思います。
残念ながら、ユーチューブでは私のPCの音声が出ず、
聞く事は出来ませんでしたが、
またPCのご機嫌のいい時に是非聞いてみたいと思います。
ありがとうございました。
弟さんの事、buronicaさんご自身の体調の事、
クラちゃんの事は、以前から断片的ではあるのですが、
ブログを読ませていただいて知っていました。
私達も憧れていたログハウス、
ご夫婦で力を合わせた見事なお庭、、
そんな素敵な生活の中でも、
生きていると辛い出来事や苦しい出来事は
避ける事は出来ないのですよね。
私は父とお義母さんを見送りました。
父は、母と、お義母さんは娘とで看取る事が出来ました。
当時は寂しさと悲しみで一杯でしたが、
子が親を見送る事は自然の事、順番通りと
自分を納得させ、今は穏やかな気持ちです。
弟さんの早過ぎる見送りは、
どんなにお辛かった事かと思います。
これからも弟さんの夢を引き継ぎ、丹精込めたお花、お庭、
沢山の美しい景色を弟さんのカメラで収めるのが、
何よりの供養となるのでしょうね。
そしていつか再会の折には、また二人で頭を突き合わせ、
沢山の写真を眺める楽しみもあるのではと思います。
どうか、心穏やかに過ごされますように、、、
クラちゃんはモフモフ~暖かそうです。冬支度完了ですね(^^♪
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