薪割り作業は冬の仕事である。
落葉樹が木質密度が高く、
燃焼時間が長続きするのに比べ
杉や檜など針葉樹は着火性と
火力は強いが燃焼時間が短い。
火力は強すぎるとストーブの
内側に貼ってある耐火煉瓦や
本体を形造る鋳物を傷める。
そんな点を考慮すると薪に
適しているのは広葉樹である。
落葉樹の場合は冬の季節に
伐採すると水分の吸い上げが
少なく乾燥期間が短くて済む。
薪は地元の森林組合などから
長尺4mの原木を購入して
チェンソーを使い
50cm程度に玉切りをする。
チェンソーは危険な道具として
知られキックバックという現象が
起きた時に事故が起こりやすい。
私はチェンソーの使い方を
ネットの動画で十分に調べ、
キックバックの起こりやすい条件、
事故例、危険予知能力など
事故防止のために時間を
かけて学習したつもりである。
原木を購入すると長尺の原木を
束にして括りつけたワイヤーを
そのままにした状態で50cm
長の玉切りにしながら解体する。
ワイヤーをほどくと丸太が
崩れて大変危険だからである。
次に薪割りであるがアッカーを
使う作業は時間がかかるので
油圧式薪割り機を使っている。
直径が太い丸太はアッカーでは
そう簡単に割れてくれないものだ。
割った薪は2年間乾燥の
ために寝かす必要がある。
水分が多いと燃焼時にタールの
発生が多くなりストーブ内で
不完全燃焼して煙道火災など
引き起こしかねないからである。
乾燥期間が長くなれば乾燥に
要する広い場所が必要である。
わが家は薪小屋が一つであり、
2年間乾燥するにはもう一つ
薪小屋を建てなければならない。
元気なうちに建てようと
思っているがやることがいっぱい
あって計画倒れの状態である。
4月になると花壇が賑やかに
なる反面、雑草も繁茂する。
花壇手入れやバラの消毒殺虫、
夏野菜の植え付け準備など
忙しい季節になる。暖房の薪も
来年の分は僅かになった。
3月中には薪割りを
終えなければならない。
それに今年はカーポートを
業者さんに頼んで作って
貰うことにしているが
そのために植木の移植と
伐採もしなければならない。
鉢植えの植替えなどは
女房に任せて以上のような計画に
沿って作業を予定している。
庭にはエビネやカタクリなど
落葉樹の下で花を咲かせる。
そのような植物の手入れもせず
放任状態にしているといつの間にか
絶えて消えてしまうこともある。
ガーデニングや畑作業、
木工作業、アマ無線交信や
電子工学の勉強もしたい。
しかしやることが多いのも
どうかと思うことがよくある。
グランドゴルフなど、
出来る暇がないほど忙しい。
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