2019_12_26-1
わが家の東側を彩るモーツアルト。
午前中だけ日が当たる場所である。
宝塚ガーデンフィールズで購入、
その施設も廃園になり今はない。
宝塚ファミリーランドが消えて
その跡を受け継いだ当の施設も
廃園になって随分久しい。
このバラが咲く五月になると
宝塚ガーデンフィールズを思い出す。

2019_12_26-2
作出年は1937年、原産国はドイツである。
花は一重咲き、房咲きで弁底は白い。
株が充実すると返り咲くようになり、
伸長はおよそ1.8mといわれるが
わが家の庭では悠に2mを越いている。

2019_12_26-3
棘はやや少なく横張り性、
柔軟性もあるのでフェンスや
壁に沿わせた育て方が適する。
剪定をするにあたっては
前年度の誘引に縛った紐を解き、
古いツルの切り戻しや細いツルの
剪定をしたあとにツルの誘引をした。
そして株周りに深さ10cm、径6cmの
穴を4穴掘って中に固形の醗酵油粕
を7~8個ほど入れて寒肥とした。
この寒肥は2月上旬になると
芽が動き出すので芽出しの勢いを
つけるために施すのが目的である。
2019_12_26-4
房咲きのバラは全体が一斉に
咲くことで豪華な感じが出る。
返り咲きの時はパラパラと
咲くので春ほどの豪華さはない。
返り咲きと言っても春から秋まで
まんべんなく咲き続けるバラである