2020_02_05-1
♪♬この坂を越えたなら~
幸せが待っている
そんな言葉を信じて
越えた七坂、四十路坂~
いいの~いいのよ~
振り向かないわ~
冬の木枯らし
笑顔で超えりゃ、
春の日も差す、夫婦坂~♬
この歌は
都はるみさんの歌、
心にグッと滲み入る歌、
私の好きな歌である。
冬の寒さは堪えるけれど
この寒さが無ければ
花が咲かない植物もある。
春になれば赤く色づく
真っ赤なイチゴは
2月の寒さに会ってこそ
花芽が付くと言われている。
寒さが厳しい冬の庭に
身体をすくめながら
バラの剪定や寒肥を施し、
ツルを誘引する作業は
辛いものだけれど
やがて来る春になれば
苦労が実を結ぶ結果になる。
まるで冒頭の歌の
文句のような気がする。
2020_02_05-2
今年は全国的に暖冬と言われている。
東北のある町では例年だと
2mほど雪が積もるのに
今年はまだ積雪が無いそうな、
屋根の雪下ろしが無くて
さぞ助かっているだろうと
思っていたが逆に困る人もある。
困るのはスキー場だけではない。
道路の除雪に関わる仕事の人や
雪を観光の資源にする自治体、
例えば札幌雪まつりや
秋田のかまくらまつりなど
雪が降らなければ
観光客が来ないのである。
アマチュア無線の交信で
そんなことを知ったのだった。
暖かい冬のいたづらだろうか
わが家の椿が例年より
一か月早く咲いてしまった。
2020_02_05-3
馬酔木(あせび)の花も早い。
3月に咲くはずだったが
すでに咲き始めてしまった。
春が早く来たと喜んでいると
異常気象のしっぺ返しが
あるかも知れないのが怖い。
とんでもない強い台風が来るとか
過去にないような大雨が降るなど
異常気象に伴う自然災害の
発生が近年は顕著に現れている。
2020_02_05-4
暖冬につられてクリスマスローズが
花茎を長く伸ばして咲いている。
暖冬の影響は花にも顕著に影響する。2020_02_05-5
冬のガーデニングでは
バラの植替えや寒肥を施し、
今は落葉高木の剪定が終わりに近い。
あとは畑の草引きが残っている。
雑草は冬の間に根を地下深く伸ばし
本格的な春が来たら一気に
地上部の葉を育てて大きく伸びる。
冬の除草作業はそんな草を
育てないようにする大切な作業である。