2020_07_04-1
今日の午前中は曇り空だった。
そんな中でクラちゃんの
朝の散歩はなんとか出来た。
午後は雨が降りだして
段々と雨足が速くなった。
何もすることが無いので
クラちゃんが冬の寒さの中を
散歩するビデオを見ていた。
歩き方が一段と衰えて
僅か数か月の中でクラちゃんの
老化が進んでいることを知った。
2020_07_04-2
9月4日が来れば18歳になる。
人間の歳に換算すれば
100歳は超えているだろう。
食餌と散歩が終われば
ベッドでほとんど寝て暮らす。
いわば寝たきりと変わらない。
食餌はスプーンで食べさせて
貰うことが8か月続いている。
そうでもしなければ
きっと死んでいることだろう。
散歩中も後ろ足が崩れるように
なってへこたれてしまう。
そんな時はお腹に手を当てて
起こしてやらなければ立てない。
2020_07_04-3
人間だったらもう4次元の
世界に変わりたいと思うだろう。
そんなことを思うと薬を飲ませ、
半ば食事を強制的に
摂らせることが酷なのでは?
そんなことを思うこの頃である。
2020_07_04-4
ネットニュースで今日は
コロナ禍で失業した女性が
住むところを追われ、
所持金も使い果たして
犬と一緒に飲まず食わずの
生活を余儀なくされている
ことを知ってショックだった。
あるときは野宿もして
いるというその日暮らしで
ペットの犬も女性も何も
食べていないという。
役所に生活保護の申請に
行ったら申請の前に犬を
処分するように言われたという。
自分の家族と思って一緒に
過ごしてきた犬に対して
そんなことは出来ない。
役所の言うことは
動物愛護に反している。
犬と過ごしていると何故、
生活保護を認定されないのか?
職を失えば誰でもこんな
ことはあり得る世の中、
人ごとではない。
2020_07_04-5
そんな女性がいることを
ある女性作家が知って
取り敢えずの生活費と
ペットのドッグフードを
与えたとのことだった。
私はひどく胸を打たれた。
でも私の力では何も出来ない。
コロナ禍の中で似た事情を
抱える人は世にも
沢山いることだろう。
政治はそんな社会事情にも
目を向けて考えてほしい。
「緊張感をもって感染状況を
注視していきたい」などと
政治家はコメントしているが
具体的には何もしていない。
精神論を言っているだけで
医療従事者や専門家、知事に
丸投げの状態であるように思う。
本当に困っている人は
コロナ禍で失業をしたり、
住む家を追われたり、
お客様相手のお店関係である。
そんな人たちを救うのに
経済を立て直すことは
重要だけど脆弱な社会で
生きている人たちに
取り敢えず今日明日が
しのげるような手立てが
出来る政治であってほしい。