山里の暮らし

山里で畑を耕し、庭づくりに励み、カメラを手に四季の移ろいを追い、
ガーデン庭小屋やパーゴラ作りのガーデン木工を趣味として
気ままに山里の暮らしを愉しんでいる日々の生活日記。

犬と過ごす

ブログの移植(ゲンちゃんが天国に召されて逝きました)

今日も過去に出していたブログ、
「木漏れ日のさすガーデン」からの移植です。
2012年ごろの古い内容ですが
読んでくださればうれしいです。
***************************
今日クラちゃんのお散歩仲間、ゲンちゃんが
天国に召されて逝ったことを知りました。
私にとってなんとも悲しい衝撃のニュースです。
ゲンちゃんはわが家のクラちゃんより
6ヶ月早く生まれた柴犬の男の子で、
出会いはクラちゃんが生後6ヶ月の頃でした。
クラちゃんは当時、子犬でしたが
ゲンちゃんは生後1年の成犬でした。


当時、私は職に就いていましたから、
四季を問わず、いつも午前5時を少し過ぎた頃、
クラちゃんを連れて散歩に出ていました。
散歩から帰るとクラちゃんの足を洗って、
ブラシングを済ませ、慌ただしく朝食を摂ると、
およそ1時間をかけて
職場へと車を走らせる毎日でした。

夏場の午前5時は犬連れの散歩をしている方に
出合うことは決して珍しくはありませんでした。
しかし、
冬場となると午前五時はまだ真っ暗闇、
あたりはシンと静まりかえって
集落はまだ深い眠りに就いています。
あぜ道に降りた霜が街灯に照らされ、
キラキラ光って見える光景は
厳寒の冬そのものでした。
でも大好きなクラちゃんのためを思うと
辛いと思ったことはなく、
むしろ楽しかったことばかりが思い出されます。


家を出発してアスファルト道路から農道を抜け、
川の堤防に出ると暗闇の霧の中から、
突然ゲンちゃんが目の前に現れることがありました。
心細い想いで暗闇の中を歩いているとき、
ゲンちゃんに出会うと何故か
ほっと安心出来るひとときでした。


ゲンちゃんは気性の激しい男の子、
どちらかと云うと異性も含めて
お散歩中に
他の犬たちとはコミュニケーションが
上手くとれない犬だったと思います。
クラちゃんも相性があって、
徹底して苦手な犬がありました。
しかし、
ゲンちゃんとは相性が良かったのです。


ゲンちゃんも大切に飼われていました。
そんな日々が5年ほど続きました。
そして年月が流れるとゲンちゃんにも
衰えが見え始めました。
以前ほど散歩で会わなくなったし、
車に跳ねられて、
ケガをしたことも知りました。
なんでも足を痛めたそうで、
グルコサミンなどサプリメントを
服用していることも知りました。
最近は散歩の距離もウンと短くなって、
「ゲンちゃんもすっかり老犬になってしまったなぁ」
そんな印象で見ていました。


ある日お散歩中に歩かなくなって、
奥様が抱っこをしておられるところを
女房が目撃したそうです。
そして突然痙攣を起こし、
急いでご主人と掛かり付けの動物病院へ
運ばれる途中、
車の中で天国へ召されて逝ったそうです。


奥様の話によると
「あと、5年は生きてくれるかなぁ」
そんな想いでみておられたそうです。
今は突然の哀しみを引きずったまま、
「別れるときが辛いのでもう犬は飼わない」。。。
とおっしゃっています。

ゲンちゃんが食べていたドッグフードや
犬小屋、リード、おもちゃ、食器類など、
思い出になる物一切を処分して、
この哀しみを断ち切りたいとおっしゃっていました。


そんな哀しみがどうしても
クラちゃんと私の生活にダブって見えてしまいます。
あと何年か先に同じような哀しみが訪れるとしたら。。。
ゲンちゃんが天国に召されて逝ったことが
よそ事のようには思えないのです。

クラちゃんと一緒に暮らせる幸せを、
今一度しっかり見つめ直し、
家族としてのクラちゃんを
もっともっと大切にしてあげたいと思ってしまうのです。


今日も遊びに来ていただいてありがとうございました。
花とはなんの関係もない投稿になりました。
でも犬って本当に人間が好きで、
人間に忠実な動物なんですね。
そんな犬たちが1年間におよそ30万頭ほど
殺処分されている現実があります。
人間の身勝手さなんでしょうか?
子犬の頃は可愛いけど成犬になると。。。
とおっしゃる方がおられます。
本当に可愛いのは
家族との絆が出来上がった成犬の時代が
いちばん可愛いのだと知って欲しいのです。
以前に捨てられて放浪していた犬のことを
投稿したことがあります。
合わせて読んでくださる方はこちらです。
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ありがとうございました。



愛するクラちゃんとの暮らし

2015_08_09-1
わが家のクラちゃんは
シェットランド・シープドッグ、
先祖はスコットランドの
シェットランド島で
牧羊犬として飼われていました。
生後4か月でわが家に来ました。
当時はこんな子でした。

2015_08_09-2
わが家に来てワンと啼いたのは
なんと1か月後でした。
環境が変わったのでワンと啼ける
気持ちの余裕が無かったのでしょう。
子犬の頃は活発でボール投げ、
ロープの引っ張り合いが好きな子でした。

2015_08_09-3
その頃の体重は4kgほどでしたから
トイプードルと同じくらいの体格でした。
わが家に来て1週間はガレージで
飼っていたのですが外飼いは
疎外感があるのではと思ったり、
12月の寒さは子犬に厳しいだろうと
思うと室内飼いに変わってしまいました。

2015_08_09-9
ペットショップでシャンプーと
カットをしてもらうと頭に
リボンをつけて貰っていました。
この頃、私たちはこの子のことを
犬という認識で接していました。

2015_08_09-5
でも共に生活をしていく中で
次第に家族としての絆を
感じるように変わって来ました。
犬を飼うことが初めての私たちは
犬の気持ちを理解できなかったのに
毎日のコミュニケーションの中で
少しずつ犬の動作から気持ちが
解るようになりました。
尻尾の振り方、鳴き声、耳の動き、
姿勢のとり方などで言葉ではなく
動作、声で犬は思いを伝えて来ます。
室内で一緒に暮らしていると
ペットではなく家族同然になります。
2015_08_09-6
そんなクラちゃんですが人間と同じように
老化が進んで来ますし病気にもなります。
わき腹と肉球の間に出来た腫瘍で
二度手術をしたり、原因不明の嘔吐を
繰り返して入院したこともありました。
入院は実に4度経験しました。
わき腹の毛が白く円形に変わっているのは
手術で毛が刈り取られたからです。

2015_08_09-7
若い頃は散歩道で
暴れまわっていたのですが
歳をとった10歳の頃から
歩くのがとても遅くなりました。
1日に数キロ歩いていた散歩も
今では1km未満になりました。

2015_08_09-8
行楽のシーズンにはクラちゃんも
一緒に連れて行ったのですが
子犬の頃は車酔いをしていました。
今はどんなに遠くまで行っても
車酔いをすることはありません。
遠い所では岡山県の蒜山高原にも
行って楽しい思い出になりました。

2015_08_09-4
人気のない自然公園などでは
ノーリードで自由に
遊ばせることもありました。
知らない環境では写真のように
地面をクンクン嗅ぎとる行動をします。
これは一種の警戒心の表れと思います。
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行楽の季節に

2015_04_03-1
一昨日のことである。
私たちは久しぶりに
フラワーセンターへ行った。
チューリップが見ごろだろうと
期待して行ったのだが
ご覧のように期待どおりの
満開に見える。。。しかし、
咲いているのは赤い色だけ、
殆どはツボミの状態だった。
それでも広い駐車場は
車が半分程度入り、
観光バス仕立ての団体様も
あって平日にしては
なかなかの盛況だった。

2015_04_03-2
園内の桜は
五分咲きといったところだ。
この暖かさだから⒉3日も経てば
満開になるだろう。
しかし、
金曜日から
天気が崩れる予報である。
週末からお花見の予定を
組まれている人たちにとって
気になる天気予報である。

2015_04_03-3
園内をぐるっと回ってみても
春の花がまだ揃わない状態であったが
クラちゃんにとっては嬉しい散歩である。
外を歩く時は左の足にビニル袋を被せ、
養生テープを巻きつけて歩く。
肉球の間にできた悪性腫瘍の
摘出手術を2度してもらって以来、
患部を刺激しないようにするためである。

2015_04_03-4
いつもの散歩道と違って
慣れない匂いばかりなのか?
鼻をクンクン地面に近づけて歩く。
慣れない環境では匂いを嗅ぐ行動が
クラちゃんの癖である。

2015_04_03-5
クラちゃんの散歩がてらに
園内を歩いていると木蓮の
白い花が澄んだ青空の下で
誇らしげに咲いていた。

2015_04_03-6
青い空の背景に純白の花が映える。
春らしい光景である。

2015_04_03-7
そして私の大好きな白樺、
白い樹肌が背景の青い空に似合う。
わが家でも庭にシンボルツリー
として植えたことがあった。
しかしカミキリムシの
幼虫に巣食われて
ことごとく枯れてしまった。
暖地ではカミキリムシの幼虫、
テッポウムシの被害が多く、
苗木を5本を植えていたが
すべてその年に枯れてしまった。

2015_04_03-8
園内で関心を惹いたものは
丸太の玉切りで作ったオブジェ、
これなら自作も出来そうなので
作ってみようと写真を撮っておいた。

2015_04_03-9
2か所にある花の直売所は
園内での楽しみのひとつ、
色とりどりのマーガレットが
所狭しと並んでいた。

2015_04_03-10
売店の中ではシンビジューム、
デンドロビュームなど
見事に咲いた花がいっぱいある。
エビネ展は残念ながら終わっていた。
5月下旬ごろから山野草展が
開催されるのでその時には
セッコクとヤマアジサイを買いたい。

昨日、拍手コメントから
メッセージを頂いた○○様、
ありがとうございました。
ブログを頑張っていると
感じられた時だけでいいです。
因みに今日のブログは
自分でも拙いブログに
なったと感じています。
内容が悪い日は無視してください。

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犬は人類のパートナー

2014_08_10-2
一匹の犬が私たちに飼われて
サクラと呼ばれるようになった。
時にはあとの二文字をとって
クラちゃんと呼ばれることもある。
子犬が環境になれるのは早い。
わが家に来て数日間は
新しい環境に戸惑ったのか、
しきりにあたりの匂いを嗅ぎ、
行動は狭い範囲に限られていた。
そんな犬が1週間もすると
茶目っ気たっぷりに
愛嬌を振りまくようになった。
ケージから出してやると
買ってあげたテニスボールを咥えて
追っかけごっごに誘ってくる。
ロープの付いた玩具を咥えて
引っ張りあっこにも誘ってくる。
他の動物では人間を相手に
遊びに誘うことなどないだろう。
そんなところが
「犬は人類のパートナー」
と言われる所以ではないだろうか。
犬とは不思議な動物である。
2014_08_10-5
ペットショップから
犬を連れて帰る時のこと、
従業員が言った。
環境が変わったり、ドッグフードの
銘柄が変わるだけでストレスがかかり
食餌を摂らなくなることがある。
だからドッグフードの銘柄を
変える場合は一気に替えないで
新しいものを少量ずつ増やしながら
替えるようにするのが良いと。
2014_08_10-6
だからペットショップ従業員お薦めの
ドッグフードを買って与えていた。
だが、2週間目に入る頃なぜか
ドッグフードを食べなくなった。
ケージの外に出たがらない。
犬の様子を見ていると

明らかに
元気がなくなった。
ドッグフードが変わったわけではない。
びっくりして早く獣医さんに
診せなければと思った。
動物病院を探したが、
生憎、1月2日のお正月だったので
彼方此方の動物病院に電話をしたが
対応して貰える病院がなかった。
少し遠い範囲まで探すと
わが家から40kmほど離れた姫路市の
動物病院が診てくれることになった。
真夜中に
姫路エルザ動物病院の門を叩いた。
この病院は救急対応の大きな病院だった。
肛門から体温計を挿入して熱を測り、
便の検査をして寄生虫がいないかなど
検査して貰ったが特段の異常はなかった。
獣医の先生と問診のやり取りをする中で
「冬の夜はガレージで住まわせるのは
子犬にとって厳しいので夜間だけでも
室内に入れてやってください」と言われた。
以来、
夜間だけ室内にケージを運んで住まわせたが
数日も経たないうちに妻が言った。
「家の中で飼うことにしたら?・・・」と、
その一言がきっかけでわが家のクラちゃんは
室内犬として暮らすようになった。
2014_08_10-3
以来、クラちゃんはエルザ動物病院の
お世話になることがしばしばだった。
狂犬病、フィラリア、8種混合ワクチンなど
予防注射と外科手術を3回もしてもらった。
入院歴は4回を数えた。
身体2か所と左足の肉球に腫瘍が出来たときは
もう助からないかもしれないと思った。
肉球は1度の手術では完治せず2度も手術をした。
病理検査をしてもらうと「癌ではないが
悪性です」とすっきりしない診立てだった。
2014_08_10-4
肉球においては1度目の手術で完全に
除去できなかったので数か月後に
獣医の先生を替えて手術をしてもらった。
今後は肉球を刺激しないように水で
濡らさないように、刺激も避けるようにと
言うことだったので散歩の時は
靴下を履かせたり、ナイロン袋で包んで
上から養生テープを巻いて歩かせている。
その後の経過は良くて手術から
2年以上経っているが歳は衰え、
五感も鈍くなっているが
12歳になった今も
元気でいるのが嬉しい。
2014_08_10-8
体側の手術跡は体毛が出揃ったものの
散歩では左足の靴下が手放せない。
今は真夏なので遊びに同伴出来ないが
季節が良くなると植木市や宝塚の園芸店、
フラワーセンターなど日帰りの行楽にも
一緒に行くことが楽しみである。

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犬と私の主従関係の確立

2014_08_07-3
犬は子犬の頃が最も可愛いと
多くの人は思っているだろう。
でも、
犬と生活するようになると
交流が深まるにつれて
もっと可愛いと思うようになる。
犬を可愛いと思うのは
外見ではなく人間と犬との
交流が深まってこそ本当の
可愛さがわかるものだと思う。
犬が成長するにつれ、
人間と犬の心の交流が深まる。
犬が飼い主に信頼を寄せ意思の疎通が
出来ると可愛さが増すのである。
犬を飼わなければ今もずっと子犬の方が
可愛いと思った筈である。
2014_08_07-6
私たちは犬を飼って以来、
12年間ほとんど毎日朝夕は
散歩に連れ出した。
それは一にも二にも犬のためだった。
台風や大雪などの天候異変が無い限り
私か妻のどちらかが散歩に連れて行った。
私の現役時代は
1時間以上かけての通勤だった。
定刻に間に合うためには
家を7時に出なければならなかった。
そのために
朝は6時前に散歩の出発だった。
冬は夜明け前で真っ暗だった。
2014_08_06-7
それに田舎の冬は寒さがきびしくて
枯草についた霜が凍てつく寒さの中、
反射してキラキラ光って見えた。
犬は散歩が好きだからそんな冬も
楽しそうに軽やかに歩いてくれた。
でも私はというとそんな散歩は
けっして楽しいものではなかった。
それでも毎日続けられたのは
犬に対する愛情と飼うからには
犬自身にわが家に来て良かったと
思ってほしい願いがあったからだ。
2014_08_06-8
他にもテニスボールやロープを使って
ガレージ内で犬の相手をして遊んだ。
そんなことを毎日繰り返していると
犬はボールを咥えて私を
遊びに誘うようにもなった。
そんな時は犬とは思えない自分の
子供のような感覚に陥ったものだ。
芸を覚えさせることは難しい。
相手は言葉が通じないけれど
主従関係が出来上がると犬は
一所懸命に私の命令に従おうとする。
それでも命令と行動が一致せず、
終いには犬よりも私が根尽きてしまう。
2014_08_07-1
そんな時はご褒美のおやつを使った。
犬はどうすればおやつが貰えるか、
試行錯誤の繰り返しの中で学習する。
おやつを使った訓練をオペラント法という。
この訓練方法は効果があった。
犬が最もやる気を持つおやつは
ドギーマン発売元のサイコロチーズだった。
脚側歩行の「つけ!」の合図で左足に
ぴったりつけさせる訓練にはこれを使った。
手のひらにのせて与えると「ガツっ」と
勢いよく咥えに来るので親指の付け根を
噛まれそうになることがあった。
アニマルビスケットなどと違う勢いで
食べるので大好きな食べ物だと分かった。
2014_08_07-8
オペラント法は訓練の動機づけが
効果絶大であるが犬が肥満になりやすい。
だからサイコロチーズを更に細かく割って
小出しにご褒美として与えていた。
ある日、姫路城の大手門を入ったすぐの
芝生広場で脚側歩行の訓練をしていたら
ラブラドールが連れて来られ、
歩行の訓練を延々と反復していた。
10mほど歩いては止まり、
お座りをする反復練習だったが
私には大変参考になる光景だった。

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犬が私たちに気を許しはじめた

犬を飼って2週間が過ぎても
まだ名前がつけられなかった。
犬を娘にプレゼントしたので
当然のことながら命名権は娘にある。
私たちは犬に名前が無いと
何かと不便を感じていた。
犬に「コラ」とか「オイ」と
呼ぶのもいただけない気がする。
娘に「早く名前を付けてやれよ」と
何度も命名を促してやっと
「サクラ」と名前がついたのは
年が越した1月だった。
2014_08_07-7
犬はポチとかシロなどと
二文字で呼ぶのが当たり前のように
思っていたからサクラという名前は
全く以て意外だった。
そこで私は犬に対して「サク」と
呼んでしまうことがあった。
ある日、娘が「クラちゃん!」と
後ろの二文字で読んでいるのを聞いて
「クラちゃん!」と呼ぶのは
可愛くて名前の響きがいいと思った。
以来、犬の名前を
「クラちゃん」と呼ぶようになった。
2014_08_07-2
娘は職業に就いていたから
犬の面倒すべてを見ることは
出来ないので朝夕の散歩や
食餌の世話は私と妻がほとんどを
任されることになった。
というより
犬に構いたくて仕方がなかった。
しかし
ドッグフードの銘柄、食事の量、
おやつなどは娘の専権事項だった。
ジャーキーをおやつとして与えると
厳しく叱られることがあった。
ジャーキーはクラちゃんの
体質的に合わず吐き戻しを
することがあったからである。
2014_08_07-4
クラちゃんは生後4カ月ほどでわが家に来たから
ウイルス伝染病予防のワクチン接種をあと1回
受ければ散歩してもいいと聞かされていた。
初めての散歩は私が連れて行った。
リードを付けると嫌がるだろうと思ったが
最初こそお座りをして動かなかったけれど
すぐに馴れて恐る恐る私について歩いた。
2014_08_07-5
農道を連れて歩いたが初めて歩く環境なので
何かと警戒をして私にさえ、
気を許していないらしい態度が見えていた。
そのうちに他の犬の臭いがしたのか
畦草をクンクン匂い嗅ぎしながら
前に行っては後戻りを繰り返していた。
その様子は生まれた古巣を思い出し、
匂いを嗅ぎながら必死に古巣を
探しているように私には思えるのだった。
クラちゃんは私たちを群れの一員と
認めてくれたように思っていたが、
わが家に来てまだ一か月ちょっとだから
まだまだ私たちに気を許すところまで
到達していなかったのが本当だろう。
2014_08_07-1
犬は飼い主を一旦信頼すれば
自分から飼い主を裏切ったりはしない。
多くの場合裏切りをするのは人間の側である。
興味本位に犬を飼ってみたけれど
犬の面倒を見ることが出来なくなって
殺処分に至る悲劇が全国全体で
30万頭に及ぶとの報告がある。
動物愛護法もこれでは無意味である。

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犬のしつけ教育について

わが家に犬が来たのは
平成14年12月22日だった。
田舎の冬は底冷えする寒さがあるが
犬は外で飼うものというのが
私たちが知る常識だったから
室内で飼うつもりなど毛頭なかった。
わが家には車が3台入る大きめの
ガレージがあるのでその一角に
犬のケージを置いて飼うことにした。
シャッターを閉めれば犬は外に
出ることが出来ないので
ガレージ内では
ノーリードで遊ばせることが出来た。
2014_08_06-6
1週間もすると犬は私たちに馴れて
ガレージ内では
足もとに絡んで遊ぶようになった。
時には足のかかとを
甘噛みすることがあったし、
牧羊犬として飼われた犬種なので
動くものを追いかける習性が強く、
足によくジャレつく犬だとわかった。
放牧のヒツジを誘導するときは
ヒツジの踵を噛んで群れに誘導するのが
この犬種のやり方だと知った。
だからガレージ内を歩く私たちの
踵を甘噛みする癖は
この犬種の特性だと思った。
因み
に牧羊犬ボーダーコリーの場合は
ヒツジの正面に対峙し、
頭を低くして睨み、
狼が獲物を襲う時のような
姿勢をとるそうだ。
2014_08_06-7
どの犬も子犬の頃は甘噛みをする。
子犬同士がジャレて遊んでいる時に
耳などを甘噛みして
遊ぶ光景はよく目にする。
甘噛みするのは
人間に対しても同じである。
犬のしつけの本によれば
甘噛みをしたら間髪を入れず
「だめっ」と
言ってしつけるのが良いとされる。
それは甘噛みを許すとだんだん強く
噛む傾向になるからである。
しつけに関して
基本的なことは
神経質なほどこってりと
教え込んだつもりである。2014_08_06-8
基本的なしつけとしては、
甘噛みをさせない。
(噛み癖をつけないため)
飛びつき禁止
(人に怖がられる、服が汚れる)
トイレシートでの糞尿の排泄を教える。
食餌は許可するまで待たせる。
「ハウス」の合図でケージに入らせる。
車道では脚側歩行をさせる。
(つけ!の合図で)

などであるが難易の程度はあった。
つけ!などは
比較的難しく時間がかかった。

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犬を初めて飼った当時を振り返る

2014_08_06-1
私たち一家が犬を飼ったのは
今から12年前のこと、
もともと犬好きの家族でありながら
犬は飼えないものと誰もが諦めていた。
それは糞尿、吠え癖、噛み癖など、
日常のしつけ問題や朝夕の散歩など
責任をもって出来るだろうか
と思うことが諦めの根源だったと思う。
そんな私たち家族だったが
平成14年の暮れも押し詰まったある日、
朝の起床時に妻が唐突に
「犬を飼おうか」と
言ったことが始まりだった。
私はその一言に大いに乗り気になり、
その日の朝すぐに娘に
「お母さんが犬を飼おうと言っているよ」
と相談すると娘も即座にその気になった。
こうして妻の何気ない一言が
犬を飼うきっかけとなった。
2014_08_06-2
それからというもの、早速
私たち親子は週末になると
ペットショップへ犬を見に行った。
ペットショップにはラブラドール、
ゴールデンなど大型犬から柴犬、
ミニチュアダックス、シェルティなど
中型犬や小型犬がケージに入って
飼い主が決まるのを待っていた。
しかし、その日は犬を見るだけで
いざ、飼うとなると
私も娘も飼うという決心がつかなかった。
犬を飼うことの責任の重さを感じていた。
犬を飼うこと、すなわち命を飼うことである。
吠え癖がついて近所迷惑にならないか、
飼い主に従わない
問題犬になったらどうしよう。
未経験である私たちの
心配は山ほどあった。
飼ったら家族である。
私たちの身勝手で
犬を処分することは絶対に許されない。
そう思うと
決心がつかないのは当然のことであった。
それは娘の思うことも同じだった筈である。
2014_08_06-3
そんな思いから
ペットショップに行ったけれど
決心がつかず出直すことになった。
犬種の候補はミニチュアダックス、
柴犬、コーギー、シェルティなどだった。
数日して再び、
私たち親子はペットショップへ行った。
個体価格、容姿、成犬になった時の
大きさ、犬の性格やしつけの入り易さなど
犬種を選ぶ基準に合わせると
シェルティを飼おうということになった。
その時の思い出として今も頭に残るのは
個体価格の値引きを要求したことである。
今にして思えば、命を飼うことなので
値引きの要求は非常識だったと
今でも恥ずかしく思っている。2014_08_06-4
犬を段ボール箱に入れて貰い、
ケージやスリッカー、コーム、食器、
ペットフード、サプリメントなど
一緒に買うと予想外の出費だったが
全て私の小遣いで買うことになった。
犬は連れて帰るとお座りの姿勢で
怖がってブルブル震えていた。
当分の間は環境の変化がストレスになると
聞いていたのでケージで休ませるときは
ペットショップの匂いがしみ付いた
ぬいぐるみを犬の傍に置いてやった。
「犬は三日飼うと三年は恩を覚えている」とは
子供の頃に祖母からよく聞かされた言葉だった。
全くその通りで飼い始めて三日もすると
私たちに慣れて足もとにまとわりついて来た。2014_08_06-5
でも本当に私たちに
心を許している訳ではなかった。
それは私たちも
また同じで犬を信頼しきれなかった。
犬は不用意に手を出すと
噛まれるという恐怖心があった。
だから
おやつを直接手で与えることは
暫くの期間出来なかった。

今日のブログは私が管理している別の
ブログに掲載したことがある内容です。
すでに読まれた方もあるかと思います。
多くの方は初めてだと思いますので
本日一部修正して再掲載しました。
(本日はここまで)

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クラちゃんを家族に迎えて

クラちゃんを家族に迎えると
散歩など全くしなかった私が
朝6時前に起きて3km程の
距離を毎日歩くようになった。
散歩から帰ると
朝食を慌ただしくを摂り、
およそ50分をかけて勤務先の
加古川市へ向かう日々だった。
2014_09_19-1
冬の真っ暗な散歩道は
枯れ草に付いた霜が灯に
照らされてギラギラ光り、
凍てつく寒さだった。

夏になるとクラちゃんが
暑がりだからと
山の嶺か
ら太陽が昇るまでに
散歩に出ることにしていた。
2014_09_19-6

夕餉の支度に忙しい女房は
クラちゃんのためにと
夕方の散歩を約束してくれた。
クラちゃんとの散歩が
労をいとわず出来たのは
クラちゃんの散歩を喜ぶ姿が
私たちには愛おしく
嬉しかったからだった。
2014_09_19-2
定年退職すると散歩の時刻は
太陽が昇った暖かい時間帯になった。
現役時代の散歩を振り返ってみると
とても過酷な毎日だった。
それでも毎日続けてこられたのは
クラちゃんに対する
私の深い愛情だったと思う。

クラちゃんと散歩することが
良かったと思えることがひとつある。
それは
人間ドックや定期検診で
血液検査を受けると
ハイリスクと判定される項目が
必ず3つほどあったけれど
散歩を始めると全ての項目で
正常範囲に戻ったことだ。
2014_09_19-3
クラちゃんは精神的な癒しと
健康面で私を支えてくれた。
クラちゃんも当時は若くて
私の早歩きにも負けず劣らず歩いた。
私は勤務時間に遅れてはいけないので
大股の早歩きに徹していたのが
それが適度な運動になって
中性脂肪や脂肪肝などを
減らす効果があったのだと思う。
2014_09_19-4
休日になると行楽地にも
一緒に出かけることが楽しみだった。
クラちゃんと一緒に行くと
食事などゆっくり愉しむことが
出来ないし、5月になると
車内が暑くなるので留守を
させることが出来ない。
そんな時の食事はコンビニ弁当を
買って車内で済ませることだった。
不便を感じたけれどクラちゃんが
一緒にいてくれることの方が
楽しいという思いがあった。
私たち家族にとって
クラちゃんは精神的にとても
癒される存在だったのである。
2014_09_19-5
そんなクラちゃんの12年間は
順風満帆の日々ばかりではなかった。

ある日、激しい嘔吐を繰り返して
入院生活をしたこともあった。
前足に点滴の針が刺され、
痛々しい姿で
3日間も入院をしたこともある。
仕事の帰りに面会に行くと
クラちゃんはベッドで
寝ているわけではなく、
ケージに入れられていた。
そのことがとてもショックだった

でも面会に行くと看護婦さんが
空いている診察室を貸してくださった。
クラちゃんと一室を借りた束の間、
クラちゃんは変によそよそしかった。2014_09_19-8
また、クラちゃんは加齢すると
身体に腫瘍が出来た。
脇腹の2箇所と足の肉球の腫瘍だった。
そして
3度目の入院をすることになった。
2014_09_19-9
手術は人間だと局部麻酔で済むけれど
犬の場合は全身麻酔ということだった。
全身麻酔は身体へのダメージも大きく、
2014_09_19-10
肉球の腫瘍は厄介な手術だった。
獣医の先生は
組織検査の結果、癌ではないが
多分悪性に近いでしょうと云われた。
肉球の腫瘍も取って貰ったが
その後も腫瘍が出よう出ようとして
ステロイド剤服用で抑え、
アガリスクという薬で
免疫を高める治療を今もしている。
飲み水は日田の湧き水が免疫力を
高めると聞き、水道水を止めた。
2014_09_19-7
手術で刈り取られた体毛が
生え揃うまで一年近くかかったた。
それは腫瘍手術のあともクラちゃんが
元気で過ごしている証でもある。

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犬と暮らす生活

クラちゃんは
犬を飼った経験のない家庭の
一番低い序列で過ごすことになりました。
犬はもともと群れを作って行動する
習性をもっています。
人間と一緒に暮らしても犬自身は
人間を群れの一員として見ています。
2014_09_13-2
そんな中で、
もしも犬がリーダーになってしまうと
群れを統制する権勢意欲が旺盛になって
家族の中心になろうとします。
その結果、
咬み癖や吠え癖が出たり、
飼い主の(しつけ)に従わないなどの
問題犬になる可能性があるのです。
2014_09_13-3
そんな権勢意欲を抑えて犬の序列を
最下位に位置づけることは
人間にも犬にも幸せなことなのです。
手に負えなくなったという理由で
処分される犬が多いと聞きます。
それは飼い主が(しつけ)
出来なかったからに他なりません。
2014_09_13-4
私たち家族は(しつけ)方針として
「体罰はけっして行わない」
ことで一致していました。
人間の手は食べ物をくれたり、
やさしく撫でてくれるものだと
理解させることが大切で
叩いたりする体罰は
咬み癖につながると私は思います。
それは人間の子どもも同じで
体罰での(しつけ)は大人になると
暴力的な人になりやすいと
云われているからです。
2014_09_13-5
子犬の時は悪戯(いたずら)が旺盛です。
家族の履き物をくわえて遊んだり、
飛びついて服を汚したり、
歩く足下(あしもと)を甘咬みするなど
家族がして欲しくないことが
いっぱいあります。
そんな時は間を置かず、捕まえて
仰向けに押さえつけました。
犬はお腹を見せることが弱点です。
こうして家族の方が
犬より強いことを判らせ
服従するようにし向けました。
2014_09_13-6
クラちゃんの祖先は牧羊犬です。
動くものを追っかける習性は
牧羊犬の場合、特に強いです。
習性を抑えることは難しいので
困った癖が未だに残っています。
2014_09_13-7
でも室内で家族と一緒に暮らすための
一定のルールは覚えてくれました。
それは食べ物に勝手に触らない、
室内の物をおもちゃにしない、
トイレは決まられた場所でする、
夜は決められた場所で寝る。
こんな基本的なしつけは教えれば
犬は出来る能力を持っています。
2014_09_13-8
一方、春や秋になると行楽にも
一緒に連れて行きました。
遠いところでは岡山県の蒜山(ひるぜん)高原や
滋賀県大津市まで、大阪や宝塚の
園芸店に行く時はいつも一緒でした。

犬を連れて外出すると
困ることもあります。
それは犬の立ち入りを
制限される場所が多いことです。
日本ではドッグカフェなど
イギリスに比べると雲泥の差、
とても少ないそうです。
また、6月から9月までは
車内が暑くなるので一緒に車で
遠出することが出来ないのも
残念なことのひとつです。
子犬の時は遠出になると
車酔いで吐くことがありました。
それも徐々に慣れて車酔いも
無くなることがわかりました。
2014_09_13-9
犬は人間と一緒に居ると
賢くなると云われています。
人間の2歳から3歳くらいの
知能があるそうで
単語で200種くらいは
覚える能力を持っているそうです。
命令が言葉で出来るようになると
(いとお)しさがひとしお増してきます。
写真のように夜になっても
家族といつも一緒、
私達が団欒(だんらん)しているときは
うたた寝をしていることが多いです。
2014_09_13-1
クラちゃんを飼って良かったと
思うことは何よりも私たちの
気持ちを和ませ
癒してくれることです。
まるで小さな子どもです。

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