山里の暮らし

山里で畑を耕し、庭づくりに励み、カメラを手に四季の移ろいを追い
ガーデン庭小屋やパーゴラ作りのガーデン木工を趣味として気ままに
山里の暮らしを愉しんでいる日々の生活日記。

山里の暮らし

三月に入ってもまだまだ寒い。
しかし陽光は強くなって庭の
植物たちに春の動きが見える。
2021_03_03-1
この時期の庭の主役は
クリスマスローズである。
2021_03_03-2
花はひと月以上にわたり
優雅な姿で庭を飾る。
2021_03_03-3
今、地上に芽吹いたチューリップは
4月になる頃に一斉に花を開かせる。
2021_03_03-4
そして桜が咲き、タンポポが
堤防の斜面や田んぼのあぜ道で
一斉に咲いて春爛漫を告げる。
勤めをしていた頃は風景が
一番美しい季節に写真を撮りに
出掛けられないのを嘆いていた。
三月は思い出の多い月である。
東北地方の大津波の前日に
仲良しだった弟が癌で逝った。
その弟が子供の頃によく歌った
ひな祭りの歌、♪明かりを
つけましょぼんぼりに♪
。。。。今日はひな祭りの日だ。
子供の頃が懐かしいな~。。。
2021_03_03-5
そして二年前の三月は迷い犬、
富蔵君がわが家の庭に現れた日。
用心深く怖がりの犬だった。
2021_03_03-6
寝ぐらを持たない富蔵君は
雨が降る日でも敷地の枯れ草の
上で寝る可哀想な犬だった。
2021_03_03-7
お腹が空いているだろうと
可哀想に思って食べ物を与えて
いるうちにわが家の庭に棲みついた。
このままでは行政に捕獲され
殺処分されてしまうと思ったので
およそひと月かかって捕獲をし、
NPO法人に頼んで保護して貰った。
今は加古川市にお住いの里親さんに
飼われて幸せに暮らしている。
三月になり今年も富蔵君を思い出した。

2021_02_24-1
2月だというのに
4月中旬の暖かさ、
サンシュユの蕾が
大きく脹らんできた。
2021_02_24-2
これくらいの状態に
蕾が膨らむのは
例年だと3月の頃だ。
2021_02_24-3
季節が少しずつ早く
なっているのは
温暖化のせいだろう。
お正月明けの寒かった
時期につるバラの
寒肥と剪定誘引を
済ませていたので少し
ゆっくり休んでいたが
暖かくなると活動の
意欲が出て来た。
2021_02_24-4
椎茸の蕾が少し大きくなった。
季節の移ろいを良く知っている。
2021_02_24-5
さてこれは何だろうか?
2021_02_24-9
一昨年の3月にわが家に
棲みついた迷い犬の
富蔵くんはその後NPO
法人のお世話になり
里親さんんを見つけて
加古川市で元気な
毎日を送っている。
2021_02_24-9
わが家では40日ほどの
短い期間だったが毎朝
私が餌を運んでくれるのを
パーゴラの下でお出迎え。
冷たい雨に打たれても
餌を貰うのを待っていた。



2021_02_24-10
そんな富蔵君のことを
思って即席の雨よけ小屋を
作っていたがこの小屋には
ほとんど入ることは無かった。
2021_02_24-6
一旦は解体状態で放置して
いたがこのまま腐らせて
しまうのは勿体ないと思い、
別な用途で使うことにした。
防腐塗料を塗り、屋根に
ソーラーパネルを設置し
中にバッテリーを置いておけば
害獣除け電柵の電源にも
なるし庭の夜間照明にも
使えるだろうと思う。

2021_02_24-7
そんなわけで耐久性を
高めるために防腐塗料を
塗り、まわりに板も貼って
違った用途に作り替えだ。

2021_02_18-1
立春を過ぎると春らしい
陽射しになる。今日は
そんな6年前の2月を
テーマに過去を振りかえる。
冬の渡り鳥は鴨や
白鳥だけではない。
ヤマガラに似た紋様の
ジョウビタキは
12月の頃から庭で
頻繁にみられる冬の
渡り鳥である。
人に対して警戒感が
薄いのだろうか、
近くに寄ってきて
チッチ、チッチと鳴く。
暖かくなるにつれて
渡りの時期が近づく。
2021_02_18-2
2月の終わりごろから
エリカの花が満開になる。
3月に南伊豆を旅した時に
エリカの大木が満開だった。
寒さの厳しい冬の戸外を
乗り越えて春を迎えた。
鉢育てで植替えを怠った
ので枯れて今はもうない。
2021_02_18-3
落ち葉の中からクロッカスが
緑を出してまもなく花が咲いた。
庭に春を告げる光景である。
2021_02_18-4
クラちゃんこの年、
12歳だった。
すでに老齢化して
活発さは無かった。
春の陽射しに誘われて
デッキでうたた寝だった。
2021_02_18-5
クラちゃんは昨年の
8月に亡くなった。
今となってはもっと
写真を撮っておけば
良かったのにと後悔。
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ポリカ屋根下のデッキも
春の陽射しが燦燦と注ぐ。
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クリスマスローズも花盛りだった。
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遊び心で作った看板をデッキに飾る。
美味しそうな洋菓子の広告を貼る。

2021_02_12-1
去年の今頃は何をしていたのか?
季節は毎年の繰り返しである。
昨年の同時期に写した写真を
調べてみたら庭の植物は正直者、
季節に合わせて動いている。
馬酔木のつぼみが膨らみ、
枝の一部ですでに咲いている。
私はつるバラの寒肥を施したり、
ツルの剪定誘引に明け暮れていた。
2021_02_12-2
今年の2月上旬外気温は
二けた台の日が続くかと思えば
一転してひと桁台の日もある。
三寒四温というと暦が早過ぎる。
そんな中でわが家の庭では
マンサク、梅に次いで咲く花は
サンシュユの花である。
今年もツボミの色が濃くなった。
2021_02_12-3
三月上旬になるとツボミが
開いて黄色い花が庭に春を告げる。
2021_02_12-4
クリスマスローズは株元に
這うように蕾を上げていたが
段々と花茎が伸びて咲き始める。
2021_02_12-5
庭仕事の切れ目に3年前に取り付けた
小鳥の巣箱に目をやると棕櫚縄で
大枝に括りつけている巣箱は
落下の危険があることに気づいた。
撤去のために上がると予想したとおり
棕櫚縄はボロボロ状態、中では
スズメハチが巣を作っていた。
働きバチは死んでいなかったが
女王蜂候補が一匹だけ冬眠をしていた。
これが5月頃に目覚めて卵を産み、
働きバチを育てるために外を飛び
餌を運んで育てるのだろう。
女王蜂が外を飛び回るのは数十匹の
働きバチが一人前になるまでだけ、
あとは巣にこもって卵を産み続ける。
女王蜂がいなければ巣は大きく
ならないし働きバチも絶えてしまう。
こんな小さな巣箱でスズメバチが営巣
するなんて全くの予想外のことだった。

2021_02_08-1
寒さが厳しい筈だけど
今年は暖かい春が早く
来そうな感じがする。
今日は庭木の伐採枝を
焚火炉で燃やしてたら
ツバキの花にメジロが
蜜を吸いに集まっていた。
2021_02_08-2
毎年この時期にだけ
集まって訪れるメジロ、
ヒヨドリがやって来ると
一目散に山の中へ
逃げ去って行く。
メジロはヒヨドリが
どうも苦手らしい。
ヒヨドリはカラスが苦手、
山里で鳥族の頂点に
君臨するのはカラス
なのかな?トンビも
カラスの夫婦に空中戦で
追われて逃げている。
ただ、時たまであるが
鷹の仲間、ミサゴが
鳩を襲って食べている
光景を見たことがある。
2021_02_08-3
2月なるとクリスマスローズも
ツボミを上げて咲き始める。
これから一雨ごとに暖かくなり
クリスマスローズの花首が伸びる。
2021_02_08-4
8月にクラちゃんが逝って
早いもので2月で6か月になる。
今もクラちゃんのことは
毎日思い出すし、お線香も
切らすことなく立てている。
昨日はコロの物語について
コメントを頂いた。コロとは
私が子供の頃のラジオ放送劇の
主人公の犬の名前である。
クラちゃんがダブってしまった。
2021_02_08-5
14歳の頃のクラちゃん。
散歩に出ることが好きだった。
本当に従順で飼いやすい犬だった。
そのあとに娘が飼っている
ミニチュアシュナウザーは
噛み癖のある気の強い性格、
遊びの途中で段々と興奮して
噛みついてくる。成犬になったら
どんな犬になるのか心配である。
2021_02_08-6
コロナ禍の中でも春は確実に
やって来る。コロナの収束も
ワクチン接種が進むと来るのかな。


2021_01_29-8
大阪駅深夜発、急行北国に乗り
直江津経由、上越新幹線に
乗り継いで上毛高原駅に
降り立ったのは朝の8時頃
だっただろうか。尾瀬は
そこから関越交通バスで
さらに4時間ほどのとても
遠いとおい山の中だった。
2021_02_02-1
♬夏が来れば思い出す(^^♪
遥かな尾瀬 遠い空♪
そんな歌が聞こえて来そうな
覗かな木道の風景の中を
行き交うハイカーの群れ、
はるか向こうに燧ケ岳
(ヒウチガタケ)振り返れば至仏山。
二峰に囲まれた尾瀬ケ原、
木道は何処までもつづく。
2021_02_02-2
休憩所で休憩をすると
山小屋でご一緒だった
人たちの顔が見える。
これからのご予定は?と
聞けば次もまた同じ
山小屋に泊まるのだとか、
山に行けば目的地は同じ。
時折、ツアーでお越しに
なったハイカーの一行が
行き交うこともある。
背後に見えるのは至仏山。
ozenotizu
鳩待峠から山ノ鼻に降り、
尾瀬ケ原からヨッピ橋
東電分岐、見晴まで歩く。
(赤の太線を歩いた)
見晴では尾瀬小屋に
泊まり、翌日は尾瀬沼の
長蔵小屋に泊まる。
2021_02_02-3
尾瀬小屋の朝の風景、
午前6時にはハイカーは
玄関に出て次の目的地に
向かって歩き始める。
山は早発ち、早着が基本。
尾瀬小屋は個室が予約できる。
2021_02_02-4
尾瀬沼の朝5時ごろである。
夜明けと同時にハイカーは
外に出て写真を撮り始める。
シャッターチャンスは
朝の早い時間帯に訪れる。2021_02_02-5
朝の五時はまだ薄暗く、三脚が
無ければ手振れ写真になりやすい。
黄色く見える花はニッコーキスゲ。

2021_01_29-1
私は外国に行った経験はない。
外国に行かなくても国内に
まだ行ったことがない風景が
いっぱいあるとの思いがある。
職場の同僚のひとりが「異国の
地に降り立ったその時から
人生観の変化を感じますよ」
と外国旅行を勧められた。
だが一貫して国内の行った事の
ない風景を見たいと思った。
写真は富士山の撮影を兼ねて
富士五湖めぐりに行ったとき、
忍野村(おしのむら)から撮った。
稲藁を保存する「つぼき」と
背景のかやぶき屋根は昭和の
初めごろの風景である。
ノスタルジックな風景に
時間が逆戻りしたような驚きを
感じたものだ。童話や逸話に
感動した幼い頃にも戻っていた。
2021_01_29-2
高山の風景に憧れたときもあった。
この年は雪が多くて白馬乗鞍岳の
登山道は深い雪の中をアイゼンも
付けずに登り大変な難行だった。
妻は元気な時に山に行けて良かったと
後に私に言ってくれた。乗り物に
乗って簡単に現地に行ける旅行より
歩く旅の方が良かったとも言った。
2021_01_29-3
八方尾根に上った時は雷さんの
ゴロゴロ轟音を聞きながら
登った。途中まではリフトで
上がりそこからの登行だった。
2021_01_29-5
白馬岳から栂池高原方面の
コースである。下方から
湧き出る雲を見ながら馬の
背のような登山道を歩いた。
白馬大雪渓から妻と登った。
2021_01_29-7
中山道を歩いてみたいと
思って妻籠宿から馬籠宿
まで歩いた旅だった。
まるで江戸時代にタイム
スリップしたような風景を
見て時代劇の銀幕の前に
立ったような錯覚だった。
写真は中山道妻籠宿である。
2021_01_29-4
白川郷のかやぶき集落の風景、
大家族制時代の風景がそのまま
残っている文化遺産である。
手前は和田家で集落の中で
一番大きな合掌造りである。
2021_01_29-8
大阪駅発11時の「急行きたぐに」、
大柄な車体が思い出にある。
新潟行きの寝台急行である。
直江津で下車して上越新幹線に
乗り換えて上毛高原下車、
そこからバスで尾瀬に向かった。
懐かしい思い出はまだまだあるが
今後も折に触れて紹介したい。

2021_01_27-1
クラちゃんと過ごした18年間、
楽しかった思い出と哀しみの
思い出が交錯します。クラちゃんの
遺影の前に立つとクラちゃんの
生前に遊んだ光景も浮かんで来ます。
2021_01_27-2
写真はクラちゃんが7か月の
頃です。女の子だからと
シャンプーのあとにお花の
アクセサリーをつけて貰い
ました。この頃は活発でした。
追っかけっこが大好きで
ガレージ内で私が追っかけ役、
クラちゃんは車のまわりを
グルグルと逃げ回っていました。
2021_01_27-3
5、6歳の頃お腹や肉球の
間に腫瘍ができて手術を
したこともありました。
手術痕の毛がなかなか
伸びなくて痛々しい
時期もありました。
2021_01_27-4
腫瘍の摘出跡は小さくても
毛が無いのが可哀想でした。

2021_01_27-5
この頃は10歳を超えていたと思います。
2021_01_27-6
身体が衰えて来ると
警戒心も薄れて性格も
穏やかになりました。
2021_01_27-7
もともと性格は従順でした。
お留守番も室内で放し飼い、
それでも粗相をするとか
いたづらをすることもなく
本当に飼いやすい犬でした。
2021_01_27-8
私たちが庭や畑で作業を
している時はデッキに出て
私たちを見ているか
居眠りをしていました。
2021_01_27-9
散歩中に出会う犬のリボ君です。
とても穏やかな犬で私もこの犬が
好きでしたので犬用のビスケットを
与えていました。クラちゃんより
ひと月ほど早く虹の橋を渡りました。
クラちゃんの死後にリボ君の飼い主と
話をしましたが最期はガレージに
寝泊まりしながら看取られたそうです。
犬は人間の最高のパートナーだと
思う気持ちは今も変わりません。

2021_01_21-1
アマチュア無線交信をすると
写真のようなQSLカード、
即ち交信を証明するカードが
送られて来る。このカードを
集めることも楽しみの一つである。
2021_01_21-2
北海道のアマチュア局と交信、
岬からオホーツク海を眺めた
写真である。私も道東巡りを
した時にハマナスの咲く浜辺の
風景を見たことがあるが
QSLカードから見覚えのある
風景に触れると当時の思い出が
懐かしくよみがえるものだ。
2021_01_21-3
私のカードも紹介しておこう。
庭写真や愛犬クラちゃんを
カードにして送っている。
自己満足の世界である。
2021_01_21-5
富士五湖めぐりと伊豆の旅から
帰りの東名高速冨士川SAから
富士山撮影した写真である。
富士山に憧れて写真の旅を
兼ねて行った思い出がある。
2021_01_21-6
鳥取の大山(だいせん)に行った。
白樺の風景を見た美しい憧れがあり、
わが家の庭にも白樺を何度も
植えたけれどテッポウムシに
ことごとくやられた思い出の写真。
テッポウムシの好む樹木らしい。

2021_01_21-7
尾瀬の花旅に憧れて2度行った。
写真は長蔵小屋である。
木造の古い建物だが趣がある。
すべて相部屋なので山好きの
人たちと山旅の話が弾む。
2021_01_21-8
乗鞍岳に行った時のお花畑の写真。
山は平地のような雑草が少なく、
まさに高山のお花畑の風景である。

2021_01_15-1
昨年一月に武漢で発生した
新型肺炎はその後コロナ肺炎と
名前を変えて次代に感染を
拡げている。その予防法や
年代別の症状の出方など
次第にわかって来ているが
ワクチンも国外で接種される
ようになり僅かに出口が
見え始めたとも思える。
しかし日本ではそのワクチンも
接種は早くて2月下旬以降
である。そんな時節、2度目の
緊急事態宣言が1都2府8県に
発令された。しかし私には
今の生活が普段と変わらない。
昨年の三月以降、外食は一切
していないし、出かけることと
言えばガソリンの給油、散髪、
持病の通院、日常生活の
必需品買い出しくらいである。
言うなればずっと我慢の
生活を続けている状態である。
そんな生活に慣れてしまった。
2021_01_15-2
写真はコロナ肺炎流行前に
お昼のバイキングに行った
ときの食べ物である。
たまには外でバイキングに
舌鼓を打ちたいなと思うが
飲食の機会が感染のリスクと
言われているので今はそんな
気持ちにはとてもなれない。
2021_01_15-3
ただ、政府のコロナ対策は
素人の私でも迷走と感じる。
今の感染拡大状況をみれば
来月2月7日にはとても
解除できるとは思えない。
国民への制限も緩く街中の
人出も減っていないし、
外国からの入国規制も迷走
しているようである。
外国人実習生に対する入国
緩和も経済界からの要請が
強く首相はその期待に応えたい
との思いがあるのだろう。
ビジネス関係者の入国緩和
とはどうやらそんなことらしい。
経済界への忖度があるのか、
そんなことでコロナ感染が
収束に向かうのかと危惧する。
忖度と言えばGOTOキャン
ペーンも二階派への忖度と
巷で噂されているようである。
この期に及んで政局をにらんで
忖度しているようではコロナ
禍に打ち勝つことは出来ない。
勝手な持論を書き込んだが
ご批判があるだろうと思う。
しかし欧米のような悲惨な
感染状況にならないように
政府、国民一丸となって
コロナ禍に立ち向かう時である。
2021_01_15-4
写真はバイキングに行った時の
帰りに園芸店に立ち寄った時のもの。
2021_01_15-5
お花売り場のディスプレイは
趣味のガーデニングの参考になる。

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