山里の暮らし

山里で畑を耕し、庭づくりに励み、カメラを手に四季の移ろいを追い
ガーデン庭小屋やパーゴラ作りのガーデン木工を趣味として気ままに
山里の暮らしを愉しんでいる日々の生活日記。

庭小屋を建てる

2015_11_11-1
ガーデンハウスを建てたのは
2008年頃のことだった。
初めての挑戦だったけど
その気になったのは
ログハウスを建てた大工さんが
「余材を残しておきますから
小屋でも建ててみませんか?」
と言われたことがきっかけだった。
工法は素人がとっつきやすい
ツーバイフォー工法だった。
対する軸組み工法は
木材を継ぎ合わすホゾ組が熟練の
技を要する建て方なので素人の
私にはとてもかなう工法では
ないと思ったからである。

2015_11_11-2
小屋の建て方の解説本に学研の
「ガーデンハウスの作り方」がある。
作り方シリーズでDIY関連の本が
書店に並べられている学研出版である。
屋根の葺き方まで説明してあるので
小屋の基礎工事から屋根葺きまで
効率よく学ぶことが出来た。

2015_11_11-3
ガーデンハウスが完成すると
次はウッドデッキを作った。
これも余材を使ったので
新しく木材を買ったのは
根太くらいのものだった。
2015_11_11-4
しかし、開放型のウッドデッキは
雨が降ると床に水が溜まり、
SPFの木材ではすぐに腐ると
思ったので後にポリカ屋根を付けた。
2015_11_11-5
それから何年もの間、内装は
手つかずのまま残っていた。
大量の羽目板がまだ残っているので
それを使い切ってしまいたいと
新たに意を決して今日立ち上がった。
2015_11_11-6
内装に羽目板を貼るには下地が
必要だったので9mm厚の
合板を12枚購入しにHCへ走った。
1枚928円+税だったので
1万2千円ほどの出費だった。

2015_11_11-7
羽目板もご覧のとおり大量である。
内装を貼ってもまだ余るだろう。
2015_11_11-8
電気の配線も自分でやった。
ログハウスの照明器具は
すべて自分でネットで購入し
取り付けも自分で行った。
私は電気主任技術者なので
この分野は本職である。
明日から少しずつ進めていく。

2015_02_05-1
2012年に建てた薪小屋、
4月になると3年になる。
雨樋が無いので雨滴が跳ねて
小屋の下部は相当傷んで来た。
薪小屋の造りでないのは
庭の景観を損なわないように
敢えて風通しの悪い薪小屋にした。
薪の乾燥を考えれば風通しを
良くして壁が無い方が良い。
前面は杉板の鎧張りだが杉は
耐久性が悪い面、安価である。
だから3年経った今日は
防腐塗料を塗ることにした。

2015_02_05-6
塗装をする前に木材の汚れを
落とさなければならない。
汚れ落としの用具はタワシと
思いつくがログハウスの
メンテナンスで塗装業者が
このパッドを使っていたことを
知って以来木造の汚れ落としは
これを使うことにしている。
ちなみに商品名は
ユニサンドパットである。
これに似た商品が
他のメーカーからも出ている。
その商品名は
「こすったろう」である。
2015_02_05-9
木造構造物の塗料は
ノンロットと決めている。
キシラデコールと性能、価格も
ほぼ同じで高価な塗料であるが
これを使うと
木の耐久性が頗る向上する。
耐候性、防虫性、撥水性、防カビ性
防腐性などに抜群の効果を示す。
含浸型の塗料なのでペンキのように
塗り直しの際に古い塗料を剥がす
手間がなくそのまま上塗りできる。

2015_02_05-2
汚れを落とし塗料を塗り始めた。
こういった塗装は天気の
良い日に行うのが鉄則である。
乾燥しているので含浸型の塗料の
染み込みが良く耐久性が向上する。
塗料の消費量が多いのは止むを得ない。

2015_02_05-3
この薪小屋の骨組みである。
ご覧のとおり素人大工の
仕事丸出しである。
フェンス基礎石の穴に
柱を入れて建て、柱間は
L字型金具で結合している。
大工さんのようにホゾ組みなど
高級な技術は私には無理である。
屋根の垂木もシンプソン金具で
結合しているので難しくはない。

2015_02_05-4
まわりはコンパネを貼り、
庭小屋を作った時に透湿シートが
余ったのでそれを流用して貼った。
その上から疑似窓や疑似ドアーを
作って庭小屋のような外観にした。
透湿シートの上から杉板で鎧張りに
してみたが安価な外壁の割に
味のある造りになったと思っている。

2015_02_05-5
3年前の完成した当時の薪小屋。

2015_02_05-10
3年前の完成当時の塗装状態。
屋根材はフランス製オンデュリン。

2015_02_05-7
塗り直しの作業も半分を超えた。

2015_02_05-8
何とか前面だけ塗り終えた。
数日後にもう一回上塗りすると
塗装状態が完璧になる。
二度塗りは耐久性の点から
考えると必要なように思う。
私は薪小屋として使っているが
ガーデニング関係では
園芸用土、肥料、土壌改良剤、
植木鉢、園芸用具など収納する
小屋として使ってもいいだろう。

いつも遊びに来てくださって
ありがとうございます。
拍手の連続期間が続いています。
今後ともよろしくお願いします。
 

2014_03_01-1
ログハウスメーカーのBESSで
ログハウスを建ててもらった。
その時に沢山の余材が発生したが、
それらは
全てが施主のものだと言われた。
大工さんも
「小屋くらいなら十分作るだけの
余材ですから建ててみますか」とも、
その時は
小屋を建てる自信もなかったが
ガーデンベンチやガーデンテーブルなど
作った経験はあったので
「やってみるか」という気になった。

2014_03_01-2
そして建物基礎の遣り方や
屋根の葺き方などについても
解りやすく説明されている記事が
ネットに投稿されていることも知った。
見ると自分でも出来そうだと思った。

2014_03_01-3 
さらに庭小屋の作り方について
インターネットで調べていると
学研出版から「つくるシリーズ」として
「ガーデンハウスの作り方」という本が
出版されていることも知った。
それ以来、小屋作りは4たび経験した。
他にパーゴラを3騎作り、
宅地の周囲にフェンスを作り、
屋根付きのウッドデッキも作った。
それほど余材は大量に残っていたのだ。

2014_03_01-4
ツーバイ材を使ったカントリー木工なら
大工の経験が無くても出来る。
理由は難しいホド組もいらないし、
カンナを使うこともないのに加えて
作りの荒さ、節穴、隙間があっても
それはいい意味での味だからである。
気楽な気持ちで始めることが
成功体験の秘訣であると確信した。

2014_03_01-5
難しいと思って諦めては何も出来ない。
「為せばなる、為さねばならぬ何事も
為さぬは人の為さぬなりけり」
このことわざがもつ意味は
人という者はその気を持って臨めば
どんなことも出来るものだと教えているのだ。
私は庭小屋作りの経験を通して意味を学んだ。

2014_03_01-6
最後にこの庭小屋づくりで使った
材料を整理しておこう。
ツーバイ材と羽目板以外に購入した材料は
基礎づくり、根太材として
檜9センチ角材(3m)、12mmコンパネ、
フェンス用基礎石、セメント、左官砂、
バラス、アンカーボルト、
シンプソン金具
屋根材として
アスファルトフェルト
アスファルトシングル
アスファルトセメント、
シングル用特殊釘
水切り板、屋根頂部の傘板、
雨樋と付属部品一式
骨格づくり、壁材として
12mmコンパネ、透湿防水シート
シンプソン金具各種多数、
防腐塗料ノンロットN205
窓づくりとして
ダボ栓、あおり止め6セット
蝶番大小10枚、ドアノブ1個、内鍵6セット
資材費はツーバイ材と羽目板を除いて
合計およそ20万円ほど使った。
小屋のセットを買えば大きさにもよるが
50万円は下らないだろうと思う。
手間暇がかかるので定年退職後でなければ
出来ない仕事ではあるが遣り甲斐はある。
DIYに挑戦する方が増えることを願う。


小屋を建てるっていうことは
屋根葺きや建具なども全てを
作るということになると思います。
私がネットで小屋作りの情報を
調べた中では殆どの方が全てを
製作されていました。
例外として基礎工事だけ業者に
頼んでおられる方がありました。
コンクリートを練る作業は
その量が多いと大変なことです。
それを考えると納得出来ます。
ドアーはホームセンターに市販品が
ありますが化粧板貼りの物が多く、
価格も一万円前後しておりました。
アルミ製なら更に高くなります。
買えば簡単ですがアルミ製では
庭の趣が損なわれたり化粧板製では
耐久性に問題がありますので
自分で作ることにしたのでした。
やってみれば二日ほどで出来るものです。
作り方は多様な方法があると思います。
私は自分独自の方法で考えたのですが
以下にその作り方の報告をいたします。

2014_02_27-1
外枠にツーバイ材を使っています。
まずは溝切りをします。
溝切りは溝幅に合わせて電動丸鋸で
線状に数本の切り込みを入れます。
切り込みの深さは電動丸鋸の
ベースの位置で調整しておきます。
附属品の平行ガイドは必須です。
無い場合はホームセンターで
ひとつ買っておけば重宝します。
切り込みを入れるときに
うっかりすると歯の厚み分だけ
溝が広かったということがあります。
丸歯の厚み分を考慮しなかったための
よくある失敗例です。
なお、ツーバイ材はクランプで
しっかり固定することが
安全上とても必要なことです。

2014_02_27-2
溝の幅に見合った切り込み部を
ノミでさらえ取った状態です。
溝幅19mmの内側に丸鋸で
数本ほど線状に切り込みを入れたあと
ノミで掬えば簡単に溝が出来ます。

2014_02_27-3
ドア枠を組むための加工をします。
これも丸鋸で線状に切り込みをした後、
ノミで掬えば簡単に加工出来ます。

2014_02_27-4
ノミで削り取った状態です。
左から3番目は切り込みが浅く
左側に薄いヘラが残っています。

2014_02_27-6
枠組みが出来る形になりました。

2014_02_27-7
ばっちり組み込みが出来ました。
木工ボンドとダボ栓は入れていません。
内側の溝にそって板を入れてから
最後に枠組みを完成させ、
木工ボンドと横方向からコーススレッドを
入れたあとダボ栓でねじ頭を隠します。

2014_02_27-5
ドアー枠の形になりました。
まだボンドはついておりません。
溝にそって内側に板を入れてから
枠組みを完成させます。

2014_02_27-9
内溝にまだ板が入っておりません。

2014_02_27-8
ドアノブをつける部分は
ツーバイシックスの方が幅広で
ドアノブを埋め込むのに都合が
良かったのではないかと
後になって反省しました。
ドアノブ取り付けは木部を
彫る範囲が広いので幅広の
木材を使った方が無難です。 
 

シリーズ、「庭小屋を建てる」で
投稿をしております。
一作目の庭小屋は写真を
撮っていないことが多いので
ここでは庭小屋二作目の
写真を使って説明しています。
施工方法はどちらも同じです。
2014_02_20-1
野地板の代わりに12mmの
コンパネを貼っています。

2014_02_20-2
写真はアスファルトフェルトです。
製造メーカーにより商品名が違います。
アスファルトシングル同様に
カッターナイフで切ります。

2014_02_20-3
アスファルトシングルを屋根に
貼り付ける工具、タッカーです。
タッカーのステーブル(針)は
ホッチキスのステーブルと
同じ形状をしています。
本格的なタッカーは価格が
およそ6千円程度と高価です。
仕事で使うなら買えますが
小屋が出来上がれば
後々使うものではありません。
だから私は工芸用のミニタッカーを
1980円で購入しました。
アスファルトシングルに
特殊釘を打つのでこれで十分です。

2014_02_20-4
アスファルトシングルは
アスファルトセメントと
特殊釘を使って屋根に貼ります。
全面に塗る必要はなく、
周辺に塗って貼り付けます。
アスファルトセメントは太陽熱で
溶けて下地にしっかり貼り付きます。
そして
アスファルトフェルト専用の
特殊釘(写真で箱入り)を
一枚あたり
3本打ち込んで留めました。
釘を打つ位置は切り込みのある位置から
1センチほど下がった部分になります。
次の写真で釘が写っているのが見えます。

2014_02_20-5
下から上に順番に貼っていきます。
最下段は切り込みが上になるよう
逆さにして貼り、更にもう一枚を
切り込みが下になるようにして
重ねて貼ります。最下段だけ
2枚重ねになるわけです。

2014_02_20-6
最下段は今度は切り込みが下に
なるように重ねて貼ります。
更に上段から縦幅半分重ねて
貼っていくので特殊釘は隠れます。
アスファルトシングルを切る場合は裏面に
カッターナイフで切り目を入れたあと
折り曲げると綺麗に切断分割出来ます。

2014_02_20-7
切り込みの位置をずらしながら
幅半ずつ重ねて上に進んでいきます。
特殊釘は次の段に貼り付ける
アスファルトシングルで
隠れますので打ち込んだ場所から
雨水が滲み入ることはありません。

2014_02_20-8
頂部も半幅重ねて貼っていきました。

2014_02_20-9
こちらは頂部に傘板トタンを使いました。
軒の部分には水切り板を付けています。

2014_02_20-10
頂部の傘板を付けています。
軒周りに水切り板を付けると
見栄えが良くなります。

2014_02_18-7

傘板の余った部分は切り開いた後
折り曲げて棟木を隠すようにしました。
周囲は水切り板を付けています。
傾斜が緩いので楽に屋根葺きが出来ました。
葺き方はネットでも出ています。
私は若干自己流になったかもわかりません。

2014_02_18-7
屋根はアスファルトシングル葺き、
水切りはホームセンターに
あるもので代用している。
きちんとした水切りをつける場合は
建材店で取り寄せる必要がありそうだ。
そして壁のコンパネ貼りが終わると
透湿防水シートを張ったが
これは100m単位の巻物で
売られているのでかなり余りが出た。
物置小屋なので必要がなかっただろう。
なお、屋根葺きについては後日に投稿する。

2014_02_18-8
透湿防水シート下から上へと進めていく。
透湿防水シートを周りに貼り終えたら
次の工程は羽目板を張って外壁としたい。

2014_02_18-1
窓建具を作るのは初めてのこと、
したがって自己流の製作方法である。
窓外枠の組みたてが終わり
中の桟を組み込みは溝を彫って
そこに桟をはめ込んみ
木工ボンドで接着をした。
木工ボンドが乾くまで
クランプで圧接している。
写真は窓の外側である。

2014_02_18-3
写真ではよくわからないが
窓の内側は12mmほど
枠表面より窪みで落ち込んでいる。
2014_02_18-9
それはガラスをはめ込んだあと
桟木で抑え込むためである。
解りやすく言うと外枠の
一辺の断面がL型になっている。

2014_02_18-2
窓枠の室内側を写す。
一つ目は試作を兼ねて、
二つ目以降は要領が判り
作業も進んでいく。

2014_02_18-10
木工ボンドが乾くと白いペンキを塗る。
小屋には白い縁取りが似合う。

2014_02_18-11
まだガラスは入っていない。

2014_02_18-4
ガラスを入れ枠の窪みに
ガラス押さえの桟木を入れて
木ビスで留めている。

2014_02_18-5
塗装後にガラスを入れている。
ガラスは自分で加工せずガラス店にて
現物合わせで加工してもらった

2014_02_18-6
窓に取り付けた写真。
煽り止めをつけている。
上部に内鍵の金具が見える。

2014_02_10-5
庭小屋の骨格が出来上がると次は
コンパネを側面と屋根に貼ります。

2014_02_12-1
屋根は片側の幅が
コンパネ一枚の長さです。
そのため垂木やコンパネは加工が
少なく作業が楽に出来ました。
尾根にはトタン製カバーを
付けることになっています。

2014_02_12-2
側面のコンパネも進みました。
屋根の幅も側壁の高さも
コンパネの長さを考慮して
設計することが大切だと
あとで気が付きました。
屋根はアスファルトシングルの
幅や枚数を考慮して
屋根幅と屋根の長さを設計する
ことも大切なことだと思います。

2014_02_12-3
一人で作業するときに
クランプは役立ちました。
この状態でコーススレッドを
打ち込んで固定します。
クランプは建具を作る時にも
あると便利な工具です。

2014_02_12-4
雨が降ったときのことを考えて
トタン製のカバーを早めに
屋根の頂部に被せています。
仮つけなので風で飛ばないように
ツーバイ材で重しをしています。

2014_02_12-5
コンパネ貼りもいよいよ
妻壁部分だけになっています。

2014_02_12-6
妻壁部分を貼り終えました。
次は屋根葺きと建具の製作です。
建具が出来るまで雨除けのため
窓は厚めの紙で塞いでいます。

今日はここまでです。
次回もお楽しみください。

2014_02_10-1
上棟に先立ち妻壁構造の骨格部を
左右一対で取り付けました。
妻壁構造左右の真ん中に
ツーバイ材を一枚挟み込み、
その上に棟木を載せています。
棟木はツーバイ材(2×6)を使いました。


2014_02_10-2
妻壁構造部を一体化せず、
左右分離型で製作した理由は、
作業を一人でするには分離形の方が
小型化できて作業性が向上します。
大きな構造材は一人では
持ち上げられないと思いました。
上棟作業が終わると雨除けのために
ブルーシートを張っています。
上棟を終わると特別な感慨を感じました。
因みにこの日は三隣亡でした。
三隣亡はいけなかったのでしょうか。

2014_02_10-3
翌日は垂木を取り付けました。

2014_02_10-9
垂木はシンプソン金具を
使うと簡単に出来ます。
写真のような金具は棟木に
垂木を取り付ける金具です。

2014_02_10-8
垂木の軒部もシンプソン金具を
使用して風による煽りに対し
強度を向上させました。
写真の左の物も右の物も
どちらでも使えますが
左側は一対でLRがあり、
右側なら一枚で済みます。
商品名はハリケーンタイです。

2014_02_10-7
棟木と垂木および妻壁部の接続を
シンプソン金具で結合した写真です。

2014_02_10-4
この状態で屋根に上がると
グラグラ揺れますが
壁部や屋根にコンパネを張ると
建物が軸組構造ではなく面構造に
なるのでとてもしっかりします。
グラグラすることはありません。
ツーバイフォー工法は軸組み工法に
比べて地震に強いと言われる理由が
この経験を通して解る気がしました。

2014_02_10-5
小屋を建てるのは初めての
経験でしたがここまで出来ると
あとは勢いで出来るだろうと
完成に向けて自信になりました。
「意外にも出来るもんだ」という感じです。

2014_02_10-6
小屋が建つことによって
生活用の道具収納が出来ます。
ログハウスは収納が少ないので
余材で小屋が作れると助かります。
また、庭風景が変わって来ます。

今日はここまでです。
次回もお楽しみください。

2014_02_06-8
ツーバイ工法では
プラットホームが出来上がると
この上で作業をすると便利です。

2014_02_08-1
まず壁骨格をツーバイ材で作りました。
ここではツーバイ材を直角に
切ることが大切だと思います。
それには電動丸鋸の歯を
丸鋸のベースに対して直角に
調整しておくことが
大切だと思います。
2014_02_08-7
そして丸鋸用の自在定規が
あれば鬼に金棒です。
ツーバイ材を寸法通りに切ったら
あとはコーススレッドで
イモ継ぎをしていきます。
一面ずつ壁の構造材を作ります。

2014_02_08-2
四方の壁骨格を作り終えましたが
プラットホーム上に置くと
邪魔になるので別の場所に置きました。
なので写真には出ていません。
次は妻壁構造部を作ります。
一対は出来上がりましたが
あと一対を作らねばなりません。
屋根の傾斜角度が決まると
妻壁部骨格部品の断面の傾斜角度は私は
関数電卓を使って計算で作りましたが
プラットホーム上に原寸の形で並べながら
長さや角度を決めることも出来ます。

2014_02_08-3
四方の壁骨格が出来上がると
プラットホーム上に
一面ずつコーススレッドで
縫い付けていきます。
上部の構造材は庇部分は
壁の長さより
長くなっていることに
注目してください。
2014_02_08-4
私は一人で構造材を組み立てましたが、
壁の構造部を持ってくれる人があれば
作業はうんと楽になると思います。
一人でやる場合は支えの木材を
斜めに仮設しておきながら下部から
コーススレッドで縫い付ければ出来ます。
一面が立てば次の面は先に立てた一面と
クランプで結合しておけば
一人でも出来ました。

2014_02_08-5
プラットホームと壁の構造材の結合に
インパクトドライバーがあればいいですが
私はもっていないので電動ドリルに
コーススレッド用のドライバービットを
取り付けて作業をしました。
手回しのドライバーでは無理で
最低でも電動ドリルは必須だと思います。
2014_02_08-8
そして
壁構造材相互を結合する場合は
その前に垂直を確認しておくことが
大切だと思いますので写真のように
直角を出したら斜めに仮設の木材を
付けて直角が狂わないように固定しました

2014_02_08-6
少し離れて見るとこんな具合です。
この状態ではぐらぐらしますが
構造材にコンパネを貼ると
びっくりするほど頑丈になります。
ツーバイ工法が地震に強いと
言われるのはコンパネでの
面補強があるからだと思います。
ツーバイ工法での補強金具に
シンプソン金具がありますが
要所で使うと強度も補えますし、
施工面でも楽に作れます。
2014_02_08-9
シンプソン金具は
ホームセンターでも買えますが
インターネット通販でも使い方を
含めて見ることが出来ますので
ご覧になっておくと
参考になると思います。

今日はここまでです。
次回もお楽しみください。

「庭小屋を建てる」は今日第2回です。
ツーバイ工法では基礎工事が済むと
次はプラットホーム(床)を作ります。
今日はそのプラットホームの
出来るまでをご紹介します。
2014_02_06-4
基礎石には全てアンカーボルトを
入れてコンクリートで固めました。
アンカーボルトは根太の上面から
出ない高さに調整しています。
アンカーボルトはホームセンターでも
買えますがログハウスを建てた時に
30本ほど残っていた物を使いました。
根太は9cm角の檜材を使い、
アンカーボルトで固定しています。

2014_02_06-6
アンカーボルトには角形座金を
使っているので四角に彫っています。
コーナーはL形アングルで補強しました。

2014_02_06-5
基礎石の有る部分は全てに
9cm角の檜材を使いました。
L形金具で結合しています。

2014_02_06-7
更にツーバイ材を入れました。

2014_02_06-2
ツーバイ材と根太の結合は
根太受金具を使っています。
ウッドデッキなどではシンプソン金具の
ダブルシェアハンガーが使われますが
それを使ってもいいと思います。

2014_02_06-1
根太受け金具の部分に
注目してください。
2014_02_06-8
ツーバイ材工法ではプラットホームと
呼ばれる床を先ず作ります。
12mm合板の裏側には
含浸形防腐塗料を2度塗りしました。
塗料はキシラデコールと同等の
ノンロット205Nを使っています。
三井産資化学(株)の製品です。
表面は完成後に塗ることにしました。

今日はここまでです。
次回もお楽しみください。

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